おはようございます。
水野です。

さて今日は、週末アンコール版として、2007年6月1日
発行のメールマガジンをご紹介しましょう。


では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 歌の歌詞を忘れてしまった!!
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先日、朝のテレビ番組を見ていたら 谷村新司さんが出ていました。

私は、あの人、結構好きなんです。

音楽界では結構重鎮なんじゃないかと思うんですが、
飾らないというか、自然体というか、そんなところが
いいなあ、と思っていたんですよね。


その時の番組でも、リラックスした感じで、同席者の
方と談笑していました。

対談の場もすっかり和らいだころ、対談の相手が、


「谷村さん、歌の歌詞って、忘れることありませんか?」


と聞きました。

「いやあ、実はよくあるんですよ」

と笑いながら答えた谷村さん。対談者もニヤニヤしながら

「そんなときどうするんですか?」

と聞くと、谷村さんはこう答えました。


  ■ 「その時は、●●●を●●●んです」


その時、私は、思わず膝を叩いて

「谷村さん、すげー!!」

と叫んでしまいました。

さて、谷村さんは何と答えたのでしょうか?
 
 
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  ● 良い質問とは?
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人間というものは、わからないものにぶつかると、答えを求めます。

しかし、答えの求め方が間違っているケースが非常に多いケースを
よく見受けます。

何が間違っているのかというと、


 ■ 聞く相手を間違えている


というもの。


例えば、会社を経営している場合に一番重要なもののひとつに、


 自社の商品の魅力とは?


というものがあります。

よく経営セミナーなどでは、こんな質問が出席者にぶつけられるのですが、
そこでよく見かける人は、


  ■ 自社の商品の魅力を自分で考え始めてしまう


というタイプ。

当然、言われてはじめて考えている、ということは、
自分の商品の魅力が解っていなかったということですよね。

だから考え始めるわけなんですが、しかし、そんなことって、
自分の頭をひねって考えて答えが見つかるものなんでしょうか?

だって、考えてほしいんですが、自社の商品の魅力を一番知っている人って、
その商品を愛用しているお客さんじゃないですか。

だったら、自分で考えるよりも、その商品を使っているお客さんの
ところに行って、


  「うちの商品、どこが魅力なんですか?」


って聞いた方が、答えはすぐに得られますよね。

他にも、

   ■ 自分とは一体どんな人間なんだろう

といった、いわゆる「自分探し」系の人たちなんかも、
恐らくはずっと出てこないであろう答えを求めて、
永遠に自分自身に質問をぶつけ続けているわけです。

そんな不毛なことをて続けるよりも、

「俺ってどんな人間に見える?」

って周りの人に聴きまわった方が、
ずいぶんいろんなことがわかります。



こうやって、自分の質問を外の社会にぶつけていって、その反応を
受けながら自分自身を理解する、という方法は、とても
有効な手段です。

しかし、当然のことながら、聞けば何でも求める答えが
返ってくるわけではありません。

ピント外れの答えが返ってきたり、うるさがられてしまったり。

でも、それは質問することが悪いのではなく、


  ★ 質問そのものの質


が悪いケースがほとんどです。

答えを見つけることがうまい人を観察してみると、
質問の素晴らしさが際立っていることに気付かされます。

特に感じるのが、


  ★ 相手が喜ぶ質問をする


ことに気をつけている、ということ。

なるほど、そう聞いたら相手も思わず喜んで答えたく
なるよなぁ、というような質問をするんですね。


では、、谷村新司さんが歌詞を忘れた時にどうするか、
という質問に対しての答えを発表しましょう。それは、


「その時は、マイクを会場に向けて差し出すんです」


というもの。すると、お客さんたちは喜んでその忘れてしまった
歌のフレーズを歌いだすわけです。

もともとは歌詞を覚えているわけですから、1フレーズ位お客さんに
うたってもらえれば、ああそうかと思いだし、そこから先は、
何食わぬ顔でまた歌い始めるんだとか。


もともとお客さんは谷村さんのファンの人たちがほとんど。
だから、谷村さんの歌も、大勢知っているわけです。

つまり、自分の知りたい答えを持った人たちなわけですよね。

そんな人たちに「どうぞ歌ってください」とばかりにマイクを
差し出せば、これは、お客さんも喜びで歌い始めますよね。


何ともまあ、美しいまでの「答えを導き出す質問の仕方」でしょう。


自分の中に答えがない時は、外に向けて質問をする。
その時は、自分が欲している答えが出るように、
相手が喜ぶように質問を工夫すること。

私たちも、谷村さんに見習って、質問に知恵を絞りましょう。 
 
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           今日のトーク術・まとめ

        相手が喜ぶような質問で答えを求めよう!
  
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では、相手が喜ぶような質問をするためには、いったい
どうしたらいいでしょうか?

このとき重要なことは、


 ■ 質問を作り出すために行う、自分自身に対しての質問


の言葉に注意する必要があります。

質問がへたくそな人は、人に対して行う質問を生み出すための、
自分に対して投げかける質問を持っていないんですよね。

だから、

 「これってなんだろう?」

と疑問に思うと、すぐにそれを周りの人に聞いてしまうんです。

小さな子供だったら、それもまだ許されるかもしれませんが、
いい歳こいた大人がこれをやったら、

 「あまったれるな!」

と一蹴されて終わりですよ。

だから、何か質問をしたいと思ったときは、その前にまず
自らに対して、


 ★ 有効な質問を生み出すための質問を投げかける


事をするべきです。

そのひとつが、今回お話ししたお話なんですよね。

私自身も、人に質問するとき、特に、これはきっちり答えて
欲しいなあ、という質問をするときには、


 ★ この人には、どんな質問をすると、喜んで答えてくれるだろうか?


という質問を、まず自分自身に投げかけます。

そうすると、安易に知らないことを聞く、という事ではなく、
もう一掘り深い質問が生まれてくるんですよね。


知らないことを教えてもらうのだから、せめて質問する人は、


 ★ 自分がする質問に、相手への想いを込める


ことに努めてみましょう。



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  ● 編集後記
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今日は、所用で実家に行ってきたのですが、帰りに、最寄り駅の
多摩動物公園に電車が来る前についてしまったので、その隣に
ある、子供向けの施設を覗いてみました。

そこには、プラレールで作った模型電車のスペースと、
Nゲージの線路が張り巡らされた、立派なジオラマが
ありました。

私は、鉄ヲタでもなんでもないんですが、そのプラレールと
ジオラマを見て、なぜか興奮してしまい、しばらく見入って
しまいました。

実家に帰る楽しみが、ひとつ増えました♪



さて、昨日の我が家のネコブログ。
ホントの酔っぱらいみたいだなぁ……
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