おはようございます。水野です。

さて今日は、週末アンコール晩として、2008年3月3日
発行のメールマガジンをご紹介したいと思います。

では、早速参りましょう!
 
 
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  ● かっ、体が……
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2006年8月8日。
私は生まれて初めて手術をしました。

手術は胆嚢除去手術。
胆石を患っており、時々発作でえらい苦しめられていたので、
手術でとってしまおうということとなったんです。

ただ、私の場合、胆嚢が変なくっつき方をしているせいか、
かなり大きくおなかを開かなければいけないということ。


ということで、おへその上15センチをすっぱり切り開く
手術と相成りました。

手術事態は順調だったようです。
私としては、麻酔がかかり、気を失った次の瞬間には先生に起こされ、
もう終わったの? といった感じ。

手術が終わると、体中に管が刺さった状態でベッドに横になっていました。


さて、そこからの1週間がもう大変でした。

少しでも体を動かすと、鈍い痛みが襲ってきます。

体を起こすこともままなりません。

話すことすらとてもつらい。

麻酔のせいで、尿意があってもおしっこが出ない苦しみにもおそわれ、
とにかくもう痛い・つらい・しんどいのオンパレードでした。


でも、私的には嘘でも負け惜しみでもなく、この闘病生活が
とても楽しい毎日でありました。

痛い・つらい・しんどい毎日が、なぜ楽しかったのでしょうか。
 
 
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  ● 何を見つめていくのか
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つらいこと、大変なことになってしまっても、
弱音を吐かずに明るく生きている人を見て、多くの人は


 ■ あの人は強い人なんだなぁ


という感想を漏らします。

私も以前はそう思っていました。


でも、そういう人にこの感想をストレートにぶつけてみると、
たいていは


 ■ いえいえ、私はそんなに強い人間ではないですから


と返されてしまいます。

私は、この言葉は謙遜なんだろうな、と思っていたんですが、
この時の手術の経験をへて、ああ、きっとあれは謙遜ではなく、
本音の言葉だったんだろうな、と思い直しています。


私自身、この時の手術は正直怖くてつらくて大変でありました。

なにせもう、上で書いたように、手術後にはあのような痛み・つらさ・
しんどさが、雪崩のように毎日襲ってくるわけですから。

とてもじゃないですが、自分自身のもつ強さに寄りかかって、
すべの苦痛に対処など出来ません。そんなに強い人間ではないですから。


しかし、苦しい思い、つらい思いはなるべく避けたい。

そう思った私が、必要以上につらさを味あわないようにするべく、
手術前に心に決めたことがあります。

それは、


 ★ 自分の変化を楽しもう


ということ。


手術直後は体が全く動かない。
しかし、しばらくすると、体が動くようになる。

麻酔が切れると、ものすごい鈍痛が襲ってくる。
しかし、翌日はその痛みが和らいでくる。

昨日は一歩歩くのもしんどかったのに、
今日は廊下の端まで歩くことが出来た。

おしっこがしたいのに、おしっこが出なくて苦しい。
でも次の日は、ちょろちょろとではあるけれど、
自分の意志でおしっこが出来た。

昨日は体に入った管が4本あったけど、
今日は1本減って3本になった。


こんな風に、


 ★ 以前よりプラスに変わったところを見つけ出す


ということを、毎日毎日やっていったところ、
とても楽しい毎日を過ごすことが出来たんです。


昔の私は、


 ■ つらいと感じていた一点を見つめて


大変だ、しんどい、つらい、とぼやいていました。

そして、つらいであろうことにもにこにこと取り組んでいる人を見て、


 ■ あの人はなんて強いんだろう


と思っていたのです。


だけど、今回の手術の時は、つらいと感じる一点を見るのではなく


 ★ そのつらさが、時間がたってどう変化したのか


というところばかりを注目していたわけです。


確かに苦しいくつらいことは多々あります。
それは強い人間であろうとそうでない人間であろうと、
誰でもそう感じること。

でも、意識だけは、そのつらい部分に目を向けるのではなく


 ★ ささやかながらでも成長した差の部分


を見つめることで、ずいぶんと心が軽くなり、明日もまた、
この成長の喜びを感じようという気持ちになってきます。

もし今つらくて大変な状態にあなたがいるのならば、
どんなに些細なことでもいいですから、昨日よりよくなった
ところを探し出して、そこに喜びを感じてみてくださいね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

   つらい1点に注目せず、変化・成長の差に注目してみよう!

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おかげさまで、今ではすっかり元気になり、胆石の発作も
恐れることはなくなって、好きなものも食べられるようになりました。

おなかには大きな傷跡が縦にすぱっと通っておりますが、
私的には「体の傷は男の勲章」と、結構気に入っております。


しかし、大病をすると、本当にいろいろなことを考えさせられますね。
おかげさまで、私は、今日書いたようなことを思いつきましたが、
ほかにも、死生観、なんていう普段考えないようなことまで
考えるようになりました。

そういう意味では、こういった経験をしておいて
よかったなあ、と本当に思います。

現在闘病中の方は、快復後によりよい一歩が踏み出せるよう、
是非この時間を有効に使ってくださいね。

一日も早いご回復をお祈りします。
 
 

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  ● 編集後記
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昨日、高品質セミナー企画講座が無事終了しました。

いやあ、初めてのセミナーというのは、いつやっても
緊張しますね。

ぎりぎりまで脳内リハを繰り返したり、会場に
向かう電車の中でも新たにレジュメを追加したりと
直前まであれこれやっておりました。

でも、おかげさまで改善の余地は多々あれど、
続けていっても良さそうな手応えは感じました。

参加してくださった皆さん、ありがとうございました!


さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介の表坐様のレパートリーは、どこまであるんだろう……
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