おはようございます。水野です。

さて今日は、最近の映画技術を見ていて、
感じたことについてお話ししたいと思います。

では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 空飛ぶ十字剣って、知ってますか?
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ジェームスキャメロン監督の映画「アバター」の大ヒットによって、
3D映画というものも、すっかり脚光を浴びるようになってきましたね。

実は、3D映画というものは、ずいぶん以前からありまして、
その中でも何度かブームになったことがあるんですよね。


ただ、昔は、片方に赤、もう片方に緑のセロファンが貼ってある
色眼鏡をかけてみるというものであり、現在公開されている
ようなものとはずいぶん違っていました。

私が記憶にあるのは、1977年に公開された、
「空飛ぶ十字剣」と言う台湾のアクション映画。

これは、3D映画ブームの中で公開され、その後
テレビで放送された時も、映画館と同じ3Dを自宅で
見られると言うことで、例の色眼鏡が結構売れたものでした。

私は当時、セブンイレブンでアルバイトをしていたのですが、
お店には、その色眼鏡が売っており、放送日には、たくさん
の数の色眼鏡が売れていったことを覚えています。


ところで、当時の3D映画って、ものすごく3Dを強調する
様な作りになっていたんですよね。

立体的に見えると言うことを強調するため、やりとか、
剣とか、とにかく、何でもかんでも、目の前に飛んで
来るんですよ。

当然、眼鏡をしているから、目の前に迫ってくるように
見えるんです。

そんな、

「飛び出す映画!!」

的な作り方を意識した映像が、嫌と言うほど入っていたのが、
当時流行っていた、3D映画だったんですよね。


しかし、ジェームスキャメロン監督の「アバター」を初めとした、
最近の3D映画は、ひと味違うんですよね。

で、その違いという者が、人としての成長のプロセスに、
なんかにているような気がするんですよね。
 
 
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  ● 3D映画と人間の成長の共通点
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人間には、得意なものや、強みというものがありますよね。

で、自分のそれを理解している人というのは、普通は
その得意や強みを、一生懸命前に出して見せようとします。

自分はこんなに出来るんだぞ、といった感じで、自分の強みを
一生懸命見せようとするわけです。

この行動を見た時、私は、


 ■ 30年以上前の3D映画の様なあざとさ


を感じるんですよね。

「3D」と言ったら立体的。

立体的と言ったら、目の前にドカンと何かが現れる
と言ったような形で、とにかくそういうものをやたらに
見せながら、


 ■ 3D映画の強みは『飛び出すこと』


と言う強い主張をしているのと似ているように感じるんです。


まあ、確かに飛び出す3D映画というのは、見ていて凄いです。

思わず顔がのけぞってしまうような迫力や恐怖が、
飛び出してくる映像にはありました。


そして時は流れて、30年後に上映される3Dの「アバター」。

大作映画が3Dとなり、以前の3Dブームを知っている私としては、


「一体どんな風に飛び出してくるんだろう?」


という想いを持って映画館に行きました。

ところが、その期待は大きく裏切られました。

なぜなら、3D映画なのに、何かが飛び出してくるような
演出は、ほとんど無いんですよね。

目の前に迫ってくるような、迫力ある映像は、昔の3D映画に
比べたら、ほとんどありませんでした。


では、映画そのものは面白くなかったかというと、
そんなことはありません。

面白く無いどころか、以前の3D映画と比べて、何倍も
思い入れを持って、楽しんで見ることが出来たんですよね。

一体、なにがそうさせたのか。

それは、ストーリーの面白さも、もちろんありますが、
一番心を打たれたのは、3D映画のまた違った立体感、
つまり


 ★ 映像に奥行きがあった


という事だったんですよね。


過去の3D映画は、飛び出させることばかりに力を注ぎ、
それをいっぱい見せつけていました。

しかし、最近の3D映画は、飛び出すことで表現するのではなく、
映像の中で見せる奥行きの厚みを、しっかり見せていたんですよね。

そして、そういう意図を持って作られた映像は、どうだ見てみろ、
と言わんばかりだった、以前の飛び出す映像とは比べものにならない、
圧倒的なリアル感と説得力を持って、私たちの目に飛び込んできた
のです。


私はこのとき、以前の3D映画のチープさを思い出してしまい、


「3D映像が、ようやく本物となった」


と思ったのであります。

3Dという事だけで、意味もなく、立体的に見せようと
飛び出す映像の演出をしていた頃から成長し、「アバター」
のように映画の中の世界観をよりリアルに伝えていくために、
『奥行き』というものを3Dで表現するようになったこと。


今回、アバターを見て、この表現の素晴らしさに驚くと共に、
今まで、なぜ3D映画が一時的なブームで終わってしまったのか、
ひとつの理由が理解出来たような気がしたと共に、これからの
3D映画が、おそらくはきちんと生き残っていくんではないかという
そこはかとない実感が得られたのでありました。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

      得意や強みを前に出して目立たせるだけでなく、
           奥行きを表現することに使う

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得意領域を前面に出して


「自分はこれが得意です!!」


と言いつのっていく時期は、確かに必要ではあります。

しかしながら、得意なものを前に出し続けているだけでは、
やがて行き詰まってしまうのではないかと、私は思うのです。

自分の強みを前に出していきながら、それを極めていき、
そのプロセスと共に自分自身も成長し、最終的には、


 ★ 得意なことを極めた人間が持つ奥行きのある人間性


を人が見て感じられるようになることこそが、たどり着くべき
姿なんじゃないかな、と思うんですよね。


今は自分はまだまだその境地にたどり着いてはいませんが、
得意なものを前に出すだけでなく、もっと奥行きを感じて
もらえるような人間になりたいなあ。

と、3Dの「アバター」を見て感動しつつも、昔の3D映画を
思い出しながら、そんなことを考えていたのでありました。
 
 

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  ● 編集後記
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知人のブログの書き込みで知った、ちょっと感動的な動画。

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