おはようございます。水野です。

さて今日は、たった今、都心からの帰りの電車の中で
起きたことについて、お話ししたいと思います。

では、早速参りましょう!
 
 
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  ● うるさいなあ、もう!!
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ちょうど今、北野さんと一緒にやっているワークショップセミナーが
終わって、帰りの電車の中でこのパソコンを開いたところです。

さて、八王子に着くまでに、メルマガを書こうかと思いつつ、
何を書こうかと考えていたところ、隣の方から、いきなり騒がしい
音が聞こえてきました。

なにやら、イヤホンをしている女の子が、音楽を聴こうとしている
模様。

しかし、その音楽が、イヤホン越しから漏れ聞こえているのではなく、
携帯プレーヤーから直接流れ出て来ているようなんです。


おいおい、疲れて帰っているのに、勘弁してくれよ。


正直言って、かなりイライラしたんですよね。

しかし、この苛立ちを単に相手にぶつけるだけでは
面白くない。

ではどうしようか。

そして、実際にどうしたかと言いますと……
 
 
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  ● 苛立ちを押さえる方法
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人の失敗によってイライラさせられる事って、結構ありますよね。

その時に、どういうリアクションを取るのかは、本人の意志に
任されると思うんですが、その時に芽生えた感情のままに行動
してしまうと、往々にしてまずい状況に陥るケースがよくあります。


だから、そういうときの気持をコントロールする必要が
あると思うのですが、その時に私がよくやる方法のひとつが、


 ★ 自分が過去にやった失敗と重ね合わせる


というものがあります。

  ・その人がやった失敗と、似たようなことを
   自分はやったことはなかったか。

  ・その時に、どんな気持になったのか。

  ・その時に、周りの人にどうして欲しかったのか


そんなことを思い出してみると、人の失敗に対して
イライラする気持が、比較的薄れるようなんですよね。

そして、その失敗を戒めるときも、居丈高に攻めるような
言い方には、なかなかならないんですよね。

今回の件も、私は短気ゆえに、すぐにイラッとして
「全くもう!」的なため息をついてしまいました。

しかし、そんなことをストレートに伝えては、
単にこじれるだけです。

だから、まずは自分がそういうことを過去にやったことは無いか、
頭の中に探し始めたんですよね。

そうしたら、すぐに、このメルマガの編集後記を
思い出したんです。

【人への感謝を忘れたときは】
 → http://www.mizunohiroshi.com/archives/892056.html


そうそう、俺も同じ事やったんだよなあ、と思うと
苦笑いしながら、苛立ちが収まっていきました。

そして、ニコニコと笑顔を浮かべながら、その隣の人の肩を
とんとんと叩き、イヤホンを外すようなしぐさをしました。

いぶかしげに見る彼女がイヤホンを外すと、すぐに自分が
やってしまっていたことに気が付いたらしく、慌てて
ボリュームを下げようと、あたふたとしていました。

その彼女に対して、


「大丈夫、こう言うのって、よくやっちゃうんだよね。
 私も、この間これで、周りの人に一曲聴かせちゃったよ」

と話しかけ、彼女は申し訳ないという動揺の中にも、
笑顔を見せ、そして無事に、イヤホンジャックを所定の
位置に差し込むことが出来、曲が社内に流れ出すという
状況を改善することが出来たのでありました。

私は、一瞬苛立ちはしたものの、その後は終始にこやかな
気持で、社内でこのメルマガを書けたのでありました。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

         他人の行動に苛立ちを感じたときは、
     自分も同じ事をしたことはないか振り返ってみよう

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まあ、今日の話は、実に他愛のない出来事ではありますが、それでも
なぜ、このタイミングでこの話を取り上げたかと言いますと、


 ■ 新入社員を向かい入れる人たちに、この話を聞いて欲しかった


からなんですよね。


おそらくは、皆さんの元に配属される新入社員は、経験が浅く、
若すぎるゆえ、たくさんの失敗をして、あなたに迷惑をかける
事でしょう。

そのことに対して、苛立ちが押さえられない! と憤る人も
おそらくいることでしょう。

そんな人は、ぜひ


 ★ 自分が若い頃にやってしまった失敗の数々


を、思い出して欲しいんですよ。

そうすれば、程度の差こそあるものの、たいてい、
イライラさせられている新人の子たちがやっている
失敗を、自分もやっているはずなんですよね。


だとしたら、その失敗をしたときに、どういう気持に
なったのか、そして、どんな気持で克服したのかを、
しっかり思い出しておき、それを新人が失敗した時に
伝えられるといいと思うんです。

おそらく、失敗したときの彼らは、身も縮こまるような
状態でしょう。

そんなときに、何やっているんだ、と怒鳴りつけたり、
こうやるんだとやり方を教えても、学びの体制が取れて
いないため、きちんとあなたの指導を受け入れられることが
出来ないかも知れません。

だからこそ、彼らの失敗を受け止めてやり、そして彼らの
気持もきちんと受け止めてやるというプロセスが、指導の
前に必要になると思うのです。

その為に一番有効なのは、


 ★ 自分が同じ時期に犯した失敗を共有する


という事なんですよね。

それを知ることで、新人達は、安心し、なおかつ余計な
気遣いや緊張も解けることで、あなたの学びをしっかりと
受け入れることでしょう。

新人が失敗したときは、そのことを攻めたり指導することを
いの一番にやるのではなく、まずは


 ★ 自分の過去の失敗体験を共有することで、
   相手が学びを受け入れる体制を、まず始めに作る


という事が、効果的な教育の順番なのだと、
私は思うのです。



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  ● 編集後記
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という事で、昨日は3ヶ月間にわたる、北野さんとのジョイント
ワークショップセミナーの最終日でありました。

皆さんそれぞれ、紆余曲折がありながらも、そのプロセスから
色々と学びながら、前に進んでいってくれたようです。

今まで一度もセミナーをやったことがないという人も、
最終的には、自主セミナーの開催までたどり着き、
既にセミナーをやられている人も、セミナー後に
高額のコンサルティングを獲得するビジネスモデルを
作るなど、素晴らしい成果を出している人もいらっしゃい
ました。

最後は懇親会で表彰式。

優秀な成績を収めた人を4名選び、盾をプレゼント。

涙、涙の中、暖かい拍手に包まれながら、今までの努力を
たたえ合いました。


その後、一部の人と2次会へ。

4ヶ月間のワークショップに関してのフィードバックも
たくさん頂き、また、率直なご意見などもたくさん頂き、
第2回開催の改善点なども洗い出すことが出来、私に
とって最高の1日となりました。


次回開催の7月に向けて、更にブラッシュアップに
いそしみたいと思います。

とにもかくにも、第1回ワークショップ参加者の皆さん。
お疲れ様でした!

またこれからも、同じ講師仲間として、
共に歩んでいきましょう!


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