おはようございます。
水野です。

本編の前にお知らせを。


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さて今日は、誰もが知っている、ある国内メーカーの
お話をご紹介したいと思います。

では、早速参りましょう!
 
 
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  ● ヤマハの名前で何を思い出す?
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あなたはヤマハと聞くと何を思い出すでしょうか。


音楽好きの人なら、楽器メーカーと答えるでしょう。

でも、バイク好きの人は、バイクメーカーと、

スポーツ好きの人には、スポーツ用品メーカーと、

農家の方は、耕運機メーカーと、

パソコン好きの人は電子機器メーカーと……


といった感じでしょうね。



元々ヤマハは、輸入オルガンの修理業から始まりました。

その後すぐにオルガン製作に成功。

その後、ピアノ製造を1899年から始め、さらには
その木工技術を使って高級木製家具を製作。

その流れは、住宅用品の製造メーカーへとつながります。

さらには、軍から木製プロペラ製造を依頼され、
さらにエンジン開発なども手がけるようになります。

そしてその技術は、バイクの製作にも展開されました。

メインの楽器部門でも、早くから電子楽器の開発に
着手し、エレクトーンを製作したことから、電子技術が
発展し、その後ICの生産も手がけるようになり、
以降、電子機器メーカーとしても有名な存在になりました。


まあ、これほど多くの人に知られるような、多種多様の
商品を作っていて、それぞれがそれなりに名前を残している
メーカーって、珍しいんじゃないでしょうか。

そんなヤマハが、2008年に、もう一つの名前を残したことを
ネットの書き込みで見つけました。

それはこんなすてきなお話でした。
 
 
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  ● 名前を残すということ
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オーストリアのピアノメーカーの名門、ベーゼンドルファーが
経営苦の末に身売りすることになった際、ヤマハがその身請け先
として名乗りを上げた。

今でこそピアノ界でそれなりの地位を手に入れたヤマハだが、
かつて東洋の片隅で学校向けの足踏みオルガンを作っていた
頃から、ベーゼンは憧れの人と見上げてきた存在だった。

そんな存在が身売りをする。

身売りをするということは、たとえ同じ名前でも、違う存在に
なってしまうかもしれないことを意味する。

そのことを誰もが覚悟していた。

当のベーゼンですらも。


そんなベーゼンに、ヤマハは驚くような破格のプロポーズをした。

 「あなたがオーストリアでピアノを作り、その伝統と音を
  守り続けることに価値があるのです。

  わたしのプロポーズを受ければ、あなたは私の養子という
  立場にはなりますが、出来うる限りあなたがあなたのままで
  いられるように取り計らいます」


住む場所も名前も変えなくていい。

あなたの家族(職人たち)とも別れなくていい。

そのまま受け入れる───

その言葉に、ベーゼンはヤマハの手を取った。

2008年1月 ベーゼンドルファー社、YAMAHAの子会社となった
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

     自らの力で名を残すのも大事・人の名を残すことも大事

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ベーゼンドルファー社は、超高級ピアノの製造メーカーであり、
世界三大ピアノのひとつにも数えられています。

職人さんが1年以上の年月をかけて、全行程を手作業で
製作するため、作られている台数も非常に少なく、一説では
今まで生産した台数は、ヤマハが作ったピアノの100分の1
程度だそうです。

そんなピアノメーカーを、後発でもあり、その背中を追いかけて
きたヤマハが買収するというのは感慨深いものがあります。


もちろん、企業買収という話でありますから、このような
きれいな話だけではなく、きな臭い話も裏ではあったかも
しれません。

また、企業経営ですから、純然たる善意だけではなく、
自らが利するための思惑だってあったことでしょう。


しかしながら、それでもなお、149年にわたる伝統を
出来る限り残していこうという姿勢を、ヤマハが
ベーゼンドルファーに見せたことは間違いありません。


それは、単なる利益追求のビジネスだけではなく、


 ★ 名前とともに文化を残すビジネス


といっても良いのではないかと思います。

現在、貨幣経済のひずみが、あちこちで出てきています。

だから、今後は、こういった貨幣経済のみの利益だけでなく、
非貨幣経済的価値をも勘案して、それらの利益を高めていく
ビジネスを考えていく必要があるでしょう。

今回のこの話は、その観点から見ていろいろと考えてみる
良い題材だと、私は思っています。



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  ● 編集後記
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ネットで見つけた、ちょっとほほえましいお話。

  たけしが

  「お笑い芸人に芝居はできるけど役者にお笑いはできない」

  と言った、ときいた高倉健が

  「あいつあんな事言ってる。悔しいから一緒に漫才やろう」

  と田中邦衛を誘ったが

  「健さん、お互い無口だからやめといたほうがいいですよ」

  と断られた話は好き。

  3人が映画で競演したときのエピだけど。



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