おはようございます。
水野です。

いつものメルマガの前に、お知らせを。

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さて今日は、人の間違いを指摘したいという人に向けて
お話ししたいと思います。

では、早速参りましょう!
 
 
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  ● ルールを守らない人間は責められるべきである!
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先週末のメルマガで、電車に乗ったときに起きた
ある男性との諍いについて書きました。

 → http://www.mizunohiroshi.com/archives/1199761.html

さらに昨日、その諍いの原因となったルールについて、
思うところを書きました。

 → http://www.mizunohiroshi.com/archives/1203296.html


ちなみに、昨日のメルマガの趣旨は、


「ルールは人を責めるためのものではなく、守るためのものである」


というものでしたが、こちらの話に対して、こんなメッセージを
寄せて下さった方がいらっしゃいました。



 「ルールとは、責めるためでなく、守るためにあるもの」

 は基本ですが、守らなければ責められる場合もあります。

 法律だってルールの一つですよ。

 重要なルールは、守ってもらうために罰則が付いているわけですね。

 殺人を犯したら、責められないわけがない。

 水野さんの云う「ルール」には、法律は入っていなかったのかな?



このメッセージのそこかしこに、「納得いかん!」という
雰囲気が満ちておりますね(汗)

そして、この方と同じように、私の話に対して、釈然としない
気持ちを持った方もたくさんいらしたことでしょう。


ということで、今回はこの件について考えてみたいと思います。
 
 
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  ● ルールを守らない人間を責めても良いのか
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ルールを守らない人を見つけたときに、多くの人はその人に対して
何かしら言いたくなるようです。

その人たちが、ルールを守らない人に対してなんと言いたいか、
それを一言で表現するならば、


 「ルールを守りなさい」


という言葉に集約されるのではないでしょうか。

しかし、言葉ではこういいながらも、腹の中では、人それぞれ
いろいろな思惑があるようです。

この言葉通り、ルールを守って欲しいと純粋に願っている
人もいれば、ルールを知らないのならば教えてあげたい
という人もいることでしょう。


しかし、今回の件を通じて私が感じたのは、


 ■ 自分が正しく、相手が間違っているという事を伝えたい


という気持ちが強い人も、少なからずいる、ということでした。


しかし、冷静に考えてみればすぐに分かると思うんですが、
見ず知らずの人間が、会っていきなり


 「自分は正しい! おまえは間違っている!」


というスタンスで話を持ちかけてきたら、あなたは冷静に
その人の話を受け止められるでしょうか?


「そうか! 私が間違っていて、あなたが正しいんだ!
 どうもありがとう!」


などと受け止められるのは、よほどの大人物でしょう。


たいていは、自己防御が働いて身構えるでしょうし、
その人が行ってくることに対しても批判的な視点で
聞いてしまう人も多いのではないでしょうか。


そうなってくると、間違いを指摘した方は、正しさが自分に
あるにもかかわらず、相手が受け入れないことに怒りを持ち、


 ■ ルールを守らない人間にダメージを与えたい

 ■ ルールを守らない人間を否定し攻撃したい


という気持ちが芽生えてくる事も少なくないんですよね。
そうやって、


「自分が正当であり、相手が間違っている」


という意識を持って相手を攻撃し始めると、やがてそれは
狂気に繋がっていきます。


その例として、今回私が社内で出会った男性も、昨日の
メルマガで、電車内で携帯を使う人をとがめた女性も、


 自分の正しさを盾に、電車内で周りに迷惑をかける
 ような大声で、相手の人格を否定するような言葉を
 叫び続けた。


という状況に陥ってしまったわけですから。


それだけでなく、この行為は、責める相手の狂気おも引き出し
かねません。

やはり人間ですから、仮に、いくら相手が正しくて、
自分が間違っていたとしても、一方的に攻撃され続ければ、
しかるべき報復手段は執りたくなるもの。

事実、男性に怒鳴られた私は、結果的に行動には移さな
かったものの、脳内で凶行に及んでしまったわけですし。

もう少し若くて、分別もなく、こらえ性がなかったら、きっと
直接手を出してしまったかもしれません。



こういった状態がさらにエスカレートしていくと、互いの人生に、
大きなしこりや傷を残すことになってしまうという状態になる
事も珍しくなく、こういった例は枚挙にいとまがありません。


だから私は、ルールを盾に、人を責めない方が良いと
言っていたのです。

この理由、ご理解頂けますでしょうか?
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

     正しさを振りかざすと、自分と相手に狂気が生まれる

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確かに、ルールを守らない人間が責められずにいることに、
腹を立てる気持ちは多くの人が持つでしょう。

だから、今日のメルマガを読んでも、冒頭に紹介したメッセージを
寄せてくださった方や、メッセージに同意した方の気持ちはきっと
晴れないと思います。

だから、私としては、そういう人の考え方を否定するつもりは
無いんです。

だから、

 「もしあなたが、それでは納得がいかない、というのであれば、
  ルールを盾に、他人を責めて下さい。

  ただ、そのときは、それ相当のリスクを覚悟しておいてね」

で終わらせたかったんですが、実はそういうわけにも行かないんです。

なぜなら、残念なことに、少なくとも日本では、


 ■ ルール違反をした人間を責められるのは、私やあなたではない


ということになっているんですよね。

もし、そのルールが法律、というものならば、法を犯した
人間を責め、罰を与えるのは、裁判所の仕事であり。

また、ある環境や集団の中でルール違反を犯したならば、
その環境や集団をとりまとめる人が、しかるべき措置を
取るわけでしょう。

例えば、サッカーでルール違反をしたとしても、選手同士で
その罪を責めたり裁いたりはしません。

それをやるのは、審判の仕事であり、罰を決めるのは
サッカー協会(のようなところ)なのでしょう。


要するに、私たちは、基本的には、悶々としながらも、
ルール違反をする人に対して、直接手を下すことは
出来ないわけです。


で、なんでこんなルールが出来たかというと、やっぱり
前にあげたとおり、


 ■ 個人がルールを振り回して人を責めることは危険


だからなんだろうと思うんですよね。

ということで、マナー違反をした人間は責められるべきだが、
責めるのは自分ではない、と、私は思うようにしていきます。


私が出来ることは、少なくとも責める前に


 ★ 出来るだけ相手を否定せずにルールを伝える


事でしょうか。

マナーなどに至っては、特にそうですよね。

責めるのではなく、知らないということを前提に、
人格否定をせずに教えてあげるくらいの気持ちで
接した方が良いでしょうね。


それでもなお通じず、相手がルールやマナーを平気で破り続ける
ならば、もうそれは関わらない方が良いと判断し、せいぜい
関係諸機関に通報するくらいでしょうか。


いずれにせよ、自分が正しく相手が間違っているから責めてやろう、
という気持ちを持たないように、気をつけていきたいと思います。

何せ、ちょっとでも気持ちが高ぶると、すぐにコントロールが効かなく
なってしまう未熟者ですからね(汗)。



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  ● 編集後記
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ついに、というか、いよいよ、というか、近くのものが
さらに見えにくくなってきました。

今までは、家で本を読むときくらいだったらと言うことで、眼鏡に
脱着出来るタイプの老眼鏡をかったんですが、最近、セミナーで
使っている、自分用の縮小コピーテキストの字も見づらくなって
来てしまいました。

ということで、近所の眼鏡屋さんに、遠近両用眼鏡を
作りに行くこととしました。

いやあ、行ってびっくりしたんですが、最近の遠近両用レンズって
遠と近の境目がないんですね!

昔のレンズは、真ん中よりしたの所に、

「ここが遠視用の部分ですよ」

というのがはっきり分かるような部分があったんですよね。


そういう、一目で「老眼入ってるな」と分かるような眼鏡を
かけなければいけないと言うのが、結構憂鬱だったんですよね。

なにせ、自称ルックスは30代半ばの人間ですから。


でも、普通の眼鏡と外見では全く見分けがつかないことを知って、
喜んでおります♪


あ、でも、ここで言っちゃったら意味ないか(汗)。



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