おはようございます。
水野です。

いつものメルマガの前に、お知らせを。

6月分は早々に満席となりました、1分間自己アピール講座。

7月開催が27日に決定しました。

自分のことをきちんと伝えたいと考えている人は、
この機会に是非いらして下さいね。

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さて今日は、週末恒例のアンコール版として、2008年8月4日の
メールマガジンをご紹介しましょう。


では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 20世紀最高と評された日本のゲーム
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アメリカの有名な経済誌「フォーチュン」に、


 ■ 20世紀最高のシナリオ


と評された、日本発のゲームがあります。


それは「メタルギアソリッド」という戦争をモチーフとしたゲーム。

ゲーム好きの方なら、その名前はあまりにも有名でしょうが、
私、この名前を知ったのはつい最近なんですよね。

自宅にあるプレイステーション3でプロモーション映像が
配信されていたのを見て初めて知ったんです。


ということで、フォーチュンが最高というゲームが、いったい
どんなものなのか、早速私もやってみたんです。

そうしたら、確かにものすごい重厚な世界観とストーリー。

ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどのような
架空のファンタジー的な話ではなく、現代の軍事事情が
圧倒的なリアル感を持って盛り込まれていました。

さらに、戦争の闇の部分、戦争経済の話、少年兵の話なども、
取り上げられ、ストーリーにしっかり盛り込まれていて。

最新作のメタルギア4には、一連の作品の裏側を追った
ドキュメンタリー映像があったんですが、これを見て納得。


とにかく、徹底的に取材をしているんですね。

軍関係についても、顧問を入れてきちんと検証してもらうのは
もちろん、実際に軍隊に取材に行き、銃器を見せてもらったり、
実際に制作スタッフ全員が軍の訓練に参加したり。

ディレクターは小島秀夫さんという方で、ほぼ私と同い歳の
方ですが、この人のこだわりぶりには、本当に頭が下がりました。

で、「いったい、どこまで完璧主義やねん!」と思いながら、
このドキュメンタリーを見ていたんですね。

私と全く同じことを、この番組を作った人も考えていたのでしょう。

番組中に小島さんにインタビューしているところがあり、まさに
私が思ったことと同じ質問をインタビュアーがぶつけていたんです。

しかし、その時に小島さんが答えた言葉は、意外にも


「私は完璧主義ではないんですよ」


という言葉でした。

そして、その理由を聞いたとき、


「なるほど! そういう考え方はとても大事だよなぁ」


と思ったのでした。

さて、小島さんはいったい、どんな話をしたのでしょうか?
 
 
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  ● 完璧主義者が陥る落とし穴とは
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私はセミナー業をやっておりまして、カリキュラムは、
あてがいものではなく、全部自分で一から作っています。

で、私も以前は完璧主義の指向を持っていまして、
一生懸命カリキュラムを作り込もうとしていたんですね。

一分の隙も漏らさず、きちんとした流れに沿って、
寸分の狂いもなく最後まで流れていくセミナー。

そんなものを作りたいと思っていた時期があったんです。

しかし、しばらくして、その考えを捨てたんです。

それはなぜかというと、


 ■ 自分だけでは完璧なセミナーは作れないから


という理由。

事前に、いくら一分の隙もないように一生懸命考えても、
実際に本番になれば、どんな参加者が来るかも解らない。

そんな求められるものが解りきれない状態で、事前に
参加者全員を満足させる様なセミナーを完璧に作り込む
ことが果たして出来るだろうか。

そんなことを考えて、完璧主義を捨てたんですね。

それから、セミナーや研修の雰囲気が良い方向に変わって
来たように感じました。


その理由が、自分の中では今ひとつ言葉にならなかったんですが、
今回の小島さんのインタビューを聞いて

 「ああ、このことなんだなぁ」

と、理解できたんですよね。


小島さんは、完璧主義者なのでは、と問うインタビュアーに対して
それを否定した上で、こういいました。


「ゲームはそもそも、作り込む段階で完璧になんかできないんですよね。
 ゲームは、お客さんが遊んで、初めて完成するんですから」


これをきいて、わたしは、なるほど!! と膝を叩いた訳です。


完璧主義に囚われている人をよく観察していると、
その人のこだわりがあまりに強すぎるあまり、


 ■ 他者が不在になってしまう


という状況によく陥っています。


以前の、完璧主義を指向していた自分も、今冷静に
分析してみると、口では参加者のためと良いながら、実際は


 ■ 完璧を目指していく過程で、参加者への意識が希薄

になっていたと思います。


こんな状態では、決して良いもの、参加者が喜ぶようなものを
作ることは出来ませんよね。


真面目にもの作りに取り組む人は、是非このことに
気をつけた方が良いでしょうね。


もちろん、完璧主義をやめるということは、手を抜くということ
ではありません。


自分が物作りのあるところにこだわり始めた時、それが
誰のためのこだわりなのか、作り手の自己満足になって
いないかを、ちゃんと理解できること。

そういう意味で、完璧主義をやめようと捉えています。

もしあなたが完璧主義者であったとしたら、その考えが
本当に自分以外の人を満足させているかどうか、もう一度
じっくり考えてみた方が良いかもしれませんね。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥

           今日のトーク術・まとめ

  完璧主義にこだわるあまり、周りの人を忘れていないか確認しよう!

‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

ということで、私は完璧主義をやめて実際の参加者たちと
ぶつかり合ってセミナーを完成させていく方向に切り替えたんですね。

もちろん、カリキュラム作成に手を抜くと言うことはしませんでしたが、
それ以上に、参加者の意向を汲み取ることに力を入れる様にしたんです。


この点はいまだに試行錯誤を続けており、常にパーフェクトな
セミナーや研修になっているかと言われたら、そんなことは
無いのではありますが。

しかし、完璧主義を目指していたときよりは、明らかに
受講者の人たちの満足度が変わったんでですよね。


こんな体験をしたうえで、改めて「完璧主義」という言葉を
眺めてみると、なんかこう


 ■ 周りが目に入っていないような感覚


を感じてしまうんですよね。

確かに、かっこうよさを感じる言葉ではあるんですが、
でもそれは、当人にのみつきまとうもので、それが周りを
喜ばせたり、幸せにしたりする雰囲気が、あんまり感じられない。

まあ、これは、私個人の勝手な感覚なのでありますが(笑)。


でも、自分の考えを言葉にした場合、この、


 ★ 言葉が伝える感覚


って、結構大事だと思うんですよね。

なぜなら、その感覚に、自分が支配されてしまうから。


だから、私は、自分だけで周りを喜ばせる雰囲気でない
「完璧主義」という言葉を外したわけです。

あなたも、自分の生き方や考え方を言葉にしていると思いますが、
その言葉の持つ感覚を、是非じっくり味わってみて下さい。

そして、その感覚が、自分の求める生き方考え方とズレが起きて
いないかを、改めて考え直してみるのも良いかもしれませんよ。



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   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
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  ● コンサルタント-コーチの方へ
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以前このメールマガジンでもご紹介させて頂きましたが、

パレードM&Cの北野さんと
キャリッジウェイの今井さんとの

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「コンサルタント・ラボラトリー」
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の正式な参加申し込みがスタートします。


「コンサルタント・ラボラトリー」

は、コーチやコンサルタント、
セミナー講師、セラピストetc・・・の方々
のため「成功支援コミュニティ」です。

集客やマーケティングに役立つ、
様々なサービスを用意しているそうです。

私も、サービス内容について、
北野さんから話を聞きましたが、

−大成功しているコーチ、コンサルタントの
具体的なビジネスモデルを極限まで学べる

−モチベーションに関係なく参加しているだけで勝手に
行動してしまい、成功してしまうコミュニティーにする

−年に数回、実際に参加メンバー全員で顔を合わせる機会を
つくりコラボレーションの相手を見つけられるようにする

−コミュニティー内で告知をすれば、セミナーがいつも
満員になるような『集客力』をもったコミュニティーにする

−これから人を支援するビジネスを行う人が90日以内にビジネス
をスタートできるようになる独立支援のコミュニティーにする

−アイデアに困ったり、何か悩んだことがあったときに
すぐに建設的な意見をもらえる相互アドバイスの場にする

−成功事例やビジネスモデルを共有して日本一成功者を輩出する
コミュニティーにする

−日本でコーチ、コンサルの地位や市場を広げる役割を担う

etc…


など、非常に充実したコミュニティとなっています。

それに加えて、

今回の参加者に限り、

「20万円相当のCD&DVD特典」

も用意されています。

(ちなみにその特典の中には、私の70分ほどのセミナーも
 含まれています)

北野さん、今井さん共に、今も私と一緒にビジネスを
している方ですから、サービスの内容と人柄については、
折り紙付きであります。


なお、お申し込みの受付期間が、本日のお昼12時が
締め切りとなっていますので、興味がある方は是非、
チェックしておいてくださいね。

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  書けるようになりました。その『あること』とは・・・

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  ● 編集後記
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ネットで見つけた、笑ってしまった昔話


  昔、「ゴジラ」のスタッフが、ビルの屋上から下を見下ろしながら

  「ここいらからあそこら辺を火の海にして……」

  と話し合ってたら、警察呼ばれたそうな(笑)



さて、昨日の我が家の猫ブログ。
なんで猫ってああいったところに潜り込みたくなるんでしょうね。
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20100625.html


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