おはようございます。
水野です。

いつものメルマガの前に、お知らせを。


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さて今日は、週末恒例のアンコール版として、2008年9月1日の
メールマガジンをご紹介しましょう。

では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 実力派俳優の下積み生活
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壮大なスケールの漫画を、豪華な出演陣で実写映画化したことで
今話題になっている「20世紀少年」。


先週末より公開されたとのことで、今、主演の唐沢寿明さんが
色々な番組で、宣伝もかねて出演しているようです。


唐沢さんは非常にいい男で、かつ、俳優への取り組みも、
非常に真剣との印象がありますが、トーク番組では、
実にざっくばらんな性格で、話が面白いんですよね。


特に、昔の下積み時代のお話しなどは、彼の役者としての
キャラクターとは不釣り合いなほどの話で。

デビュー前はキャバレーの客引きやショーパブに出演したりも
していたそうですし、デビュー後もしばらくは、ヒーローものの
脇役や、スーツアクター(いわゆる、顔が出ない格好で出るという
もの)をしていたそうです。


バラエティでは、そんな話もあけすけに話してしまい、
周りの共演者が気を遣うことも、以前はしばしばあったとか。


昨日も、おしゃれイズムで、下積み時代にショーパブで
やっていたヒーローもののおもしろエピソードを話してましたし。


しかし、ここまで役者として成功しているのならば、
あえて今、昔の下積み時代の話などをしなくてもいいのに、
と思う方もいるかもしれません。

実際、「20世紀少年」は、制作費・キャスティング共に邦画史上
最大規模ともいわれる映画であり、その主役を張るということは、
唐沢さんは、名実ともにトップクラスの俳優となるわけです。

共演者が気を遣う、ということは、そういう意味もあるでしょうからね。


でも、そんな唐沢さんは、全く別の考え方を持って、あえてその
下積み時代の話をしているのだそうです。

その理由を知って、私はとても素敵だなあ、と思ったのであります。
 
 
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  ● 自分の過去をどう扱うか
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ある程度成果や実績を出した人の中には、
自分自身の過去を隠そうとする人がいます。

まあ、それはそれで、その人の考えですので、
私がとやかく言うつもりはありません。


しかし、隠そうという意識がなくとも、あまり自身の
昔話を語ろうとしない人は、比較的多いように思います。

そういった人たちの中には


 ■ 自分の過去に価値を見いだしていない


という理由で、語れないと考えている人が、
意外と多いのではないでしょうか。


例えば、自己表現をテーマにしたセミナーや研修などで、

「あなたにも、人に語るに足る体験、経験があるんですよ」

といっても、多くの受講生は、

「私は人に語るほど有意義な体験を持っていない」

とか、

「私の経験なんてたいしたものありませんよ」

といって、視線を落としてしまいます。


しかし、自分自身が些細なことでしかない、と思っている
経験も、受け止め方によっては、人に対して語るに足るだけの
素晴らしい素材になることは、充分にあるのです。

そう、まさに重要なことは


 ★ 自分の過去の体験をどんな想いで扱うか


ということが、とても重要なのではないかと思うんですよね。


唐沢さんは、過去にキャバレーの客引きやスーツアクターを
やっていたことを積極的に話していますが、その理由は



 ★ 今の自分があるのは過去のおかげ



という感謝の気持ちがあるから、積極的に語っているんだそうです。


このことを聞いて、とても素敵な考えだなぁ、と思ったんです。


そして、私自身も、過去の自分を語りますが、その語っている
ときの自分の気持ちを振り返ると、唐沢さんと同じように、


 ★ 今の自分を作ってくれた体験としての感謝


の気持ちがベースにあることに気がついたんです。


どんなすごい体験をしているか、ということで、語れる過去が
あるかどうかを計るのではなく、どんな些細な体験でも、それが
今の自分の何かを作ってくれたと感謝する気持ちがあれば、
あなたにも、きっと人を惹きつけるような、自分の話が
出来るようになるのかもしれませんね。
 

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           今日のトーク術・まとめ

 過去の体験を、今の自分を育ててくれたものと感謝して受け止めよう!

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ところで、皆さんの中には、過去の自分の体験を語ることが


 ■ 昔の苦労話を自慢げに語る醜さ


として受け止められてしまうのではないか、と不安に感じている
人も、ひょっとしたらいらっしゃるかもしれません。

確かに、昔の苦労を得意げに話す人の話は、聞いていて
気持ちのいいものではありませんよね。

そうならないためにはどうしたらいいか。

実は、これを回避するのは、実に簡単なことなんです。

それは何かと言えば、話し始める前に


 ★ 「これは本当に感謝していることなんですが」


と、一言、言い添えるんです。


自慢話というのは、シンプルに言えば「俺ってすごいだろ」
という話になるわけですよね。

その話で表現したいことのベクトルは、自分に向いてしまって
いるわけです。

それは、体験に感謝している状態ではありませんよね。


今回の話は、自分の体験に感謝しろ、と言っているわけです。

感謝とは、その体験をさせてくれた自分以外の誰か、または何かに
対してベクトルが向いている、ということになるわけですよね。

その感謝の対象者に気持ちを向けつつ話すことが出来たら、
絶対に人は、あなたの鼻持ちならない自慢話とは受け止めない
はずです。


だから、自慢話にならないようにするためには、話し始める前に、
まず自分で「この話は自分が感謝していることである」と宣言
してしまえばいいのです。

そういったことを繰り返していくうちに、次第に聞く人に対して、
気持ちよく、そして役に立つように、自分の過去の体験を語れる
ようになることでしょう。

あなたらしさを表現するのは、あなたの体験を語ることでしか
出来ません。

是非、過去の自分の体験に感謝しつつ、自分をきちんと
語れるようになりましょう。
 

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  ● 編集後記
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昨日は、仕事がちょっと一段落したので、合間を縫って、かみさんと
一緒に「トイ・ストーリー3」を観に行ってきました。

いやあ、泣かされました。はい。

1,2,3と全部見ていますが、どれも甲乙つけがたく、
特に今回の話は、予想を見事に裏切った終わり方で、
とても切ないハッピーエンドでありました。


しかし、ピクサーの人たちは、なんでいつもこんなに私の心を
わしづかみにする物語が作れるのでしょうか。

是非是非、ご覧アレ。


ということで、昨日のかみさんの猫ブログ。
なんか、色といい柄といい、ビクター犬みたいだな。
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20100724.html



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