おはようございます。
水野です。

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さて今日は、ちょっと前にベストセラーになった
本を読んで感じたことについて考えてみたいと思います。


では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 日本人の知らない日本語
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最近、普通の人では垣間見えない、ちょっとマイナーな
世界のことをマンガ仕立てで描いている本がブームですよね。

私は「ダーリンは外国人」が、このブームの口火を
切ったのかな、と思っていますが、この手のマンガが
今書店ではたくさん出回っています。

その中でも、ちょっと前にベストセラーになったもので
「日本人の知らない日本語」というものがあります。

 第1巻 → http://amzn.to/csffii
 第2巻 → http://amzn.to/cJtc1H


これは、日本の日本語学校に通う外国人と、そこで
教鞭を執る講師との面白おかしい日常を描きつつ、
日本語というものを考える、というもの。

単なる面白マンガとしても充分楽しめ、私なんかは
腹を抱えて笑ってしまいましたが、日本語というものの
成り立ちなどは、非常に考えさせられるものがありました。


中でも、一番印象的だった話は、第2巻で描かれていた
「ら」抜き言葉について描かれていた、日本語の可能形と
受け身・尊敬形を教える授業の下り。

可能形とは「書ける」「走れる」というものであり、
受け身・尊敬形とは「書かれる」「走られる」というもの。

ほとんどの言葉が、この両者を書き分けるのですが、
1段活用やカ行変格活用の言葉については、書き分けずに
ひとつの書き方で統一されています。

例えば、「着る」という言葉は、両方とも「着られる」ですし
「来る」という言葉は「来られる」で表記が一致しています。

「ら」抜き言葉とは、この1段活用とカ行変格活用の特殊ルールを
撤廃して、他の言葉と統一しようとした結果生まれてきたという
説があるそうです。

要するに

 「着る」の可能形:「着れる」、受け身・尊敬形:「着られる」

 「来る」の可能形:「来れる」、受け身・尊敬形:「来られる」

と考えると、文法的にもしっくり来る訳です。

ということで、日本語の先生の中でも、ら抜き言葉は認めても
良いのではないか、という人もいるそうですし、テレビでも
最近は「ら」抜き言葉に対して許容されるようになりつつある
とのこと。

さて、あなたはこの話を聞いて、どう思いましたか?
 
 
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  ● 「ら」抜き言葉に芽生える気持ちは
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たぶん、年配の方になるほど、「ら」抜き言葉を聞いたとき

「日本語の乱れだ! 嘆かわしい!」

と思っている人が多くなるんじゃないかと思います。

私自身も、「ら」抜き言葉には、とっても違和感があり、
身の回りの人が「ら」抜きで話すと、その場で訂正する
ということを、以前はしょっちゅうやっていました。

最近は、丸くなった性で余り目くじらを立てて訂正する
ことはないですが、それでも自分は「ら」抜き言葉を
気楽に使うことにはちょっと抵抗がありました。


でも、今回の話を聞くと、むしろ文法的に乱れていたのは
今までの方で、「ら」抜き言葉の方が正しい様にも思えます。


ここで、ちょっと恐ろしく感じたんですよね。というのも、
今まで自分は、「ら」抜き言葉を使う人を嘆きつつ、


 ■ 頭から信じていた正しさに疑いを持たずに人を批判する


ことをやっていたからです。

このメルマガでも常に「正しさ」というものについて
色々と考えていますが、今回のこの本を読んで、改めて


 ■ 正しいと思った瞬間、人は思考停止して馬鹿になる


と思いました。

特に、人から与えられた正しさを多く持って生きている人ほど
馬鹿に拍車がかかっているといえるかもしれません。

さらに言うなら、この馬鹿の本質は何かというと


 ■ 自分の正しさを否定すると自分が壊れてしまう基盤の脆弱さ


だと思うんですよね。

だから、他人から与えられた正しさを、ろくに考えずに鵜呑みに
してきた人ほど、その正しさから外れたものを見ると、それを
認めることは自らを否定することになってしまうから、それを
自分の正しさで一生懸命否定したくなるのだと、私は考えています。

こんなことを言うと、鵜呑みの知識や価値観で生きてきた人は、
きっとイラッと来ると思います。

だから、もしイラッときたなら、一度自分が信じてきた正しさと
いうものについて、ご自身の頭で考えてみると良いかもしれません。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

  他人から与えられた正しさを、鵜呑みにしたまま生きてはいないか?

‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

とはいえ、自分の中にある正しさをすべて棚卸しして
検証するのは実際は無理でしょう。

であるなら、せめて、日常の中で触れたことで、
「それは違う!」と感じたことについて、考えて
見ると良いでしょう。

なぜ違うと感じたか、違うと断じた元となる、
自分の中にある正しさについて、なぜそれが
正しいのかを、改めて調べ直したりしながら、
自分の頭で考えてみるんです。


若者達が「ら」抜き言葉を使った言葉を聞いたとき、
脊髄反射的に

「日本語の乱れだ! これだから若い奴は! 嘆かわしい!」

と相手を責めて溜飲を下げるだけでなく、文法を調べたり、
「ら」抜き言葉の誕生の歴史を追ってみたりしてみましょう。

そうすることによって、自分の中の考えも深まるでしょうし、
底の浅い正しさを振り回すことも自重するようになるでしょう。


もしそういうことをするのが面倒だ、ということならば、
なおのこと、ご自分の正しさを他人に押しつけることは
やめた方が良いでしょうね。

もしその正しさが、本当に正しいものであっても、自分の頭で
きちんと考え、判断できない人から言われても、たいていの人は
聞く耳を持たないでしょうから。



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  ● 編集後記
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昨日は、友人の特別な計らいにより、自衛隊の
火力総合演習を見学しに、御殿場に行ってきました。

御殿場の自衛隊演習というと、映画「野生の証明」で
ラスト、高倉健が薬師丸ひろ子の亡骸を背負い、
戦車軍団にひとりで突っ込む、というシーンを
真っ先に思い出してしまいます。

ということで、そんな思い出を胸に、演習場を見たのですが、
いやはや、実弾を使った砲撃は迫力満点どころの騒ぎじゃない。


200mくらい離れたところにいる74式戦車が撃つと、
鼓膜が破けるほどの音と、地響きと、それから吹き飛びそうに
なるほどの風圧(ちょっと大げさ)が襲ってくるんですよね。


去年、友人のザビエルさんがこの演習を見に行き
音を録ってきたものを聞かせてもらったときも、
かなり迫力ありましたが、現場で体験したものは
その比ではありません。

まさに、文字通り、体を震わせるような音でした。

いやあ、しかし、あんな凄い砲撃をする戦車の前に
ひとり立ちはだかるなんて、高倉健はなんて凄いんでしょう。

私なら、一発威嚇射撃されたら、ソッコーで白旗を揚げて
しまいますな。


ということで、もし演習の詳しい内容を知りたい人は、
ザビエルさんが、写真付きでレポートしてくれていますので、
良かったら見て下さいね。

昼の演習
 → http://blog2.studio-xavi.com/?day=20100824

夜の演習
 → http://blog2.studio-xavi.com/?day=20100825


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