おはようございます。
水野です。

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さて今日は、一時はやった、あの名言について
考えてみたいと思います。

では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 蓮舫議員の暴言か?!
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今や、事業仕分け人の顔ともなった蓮舫さん。

きれいな顔立ちでばっさばっさと切り捨てる
姿は、テレビでよく取り上げられていましたね。

そんな蓮舫さんが発した一言で、一躍有名になったのは、
次世代スーパーコンピュータ開発の事業仕分けの際

「世界一になる理由は何があるんでしょうか?
 2位じゃダメなんでしょうか?」

という質問。

これがマスコミに取り上げられ、各方面から
批判を受けました。


確かに、この言葉だけを切り取って聞いてしまえば、
多くの皆さんの批判は納得がいくでしょう。

私自身も、この話を聞いて、一瞬腹を立てかけたのですが
蓮舫さんが言ったということを聞いて、冷静に考えてみると、
なんか大きな違和感を感じたんですよね。

それは何かと言いますと……
 
 
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  ● 「2位じゃいけないんですか?」の本当の意味
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46歳の私にとって、蓮舫さんは政治家というよりも
水着を着たキャンペーンガールの時の印象が強いんですよね。

また、ビートたけしさん司会の「スーパージョッキー」を、
熱湯風呂狙いで毎週見ていた私にとっては、蓮舫さんの
自ら生意気トークでアピールとしていた姿が、とっても
印象的でした。


そんな蓮舫さんが本格的に芸能界デビューしたのは、
1988年のこと。

大学在学中にクラリオンガールに応募し、グランプリを受賞した
ことで、キャンペーンガールとして芸能界デビューしました。


実は、このときのクラリオンガール応募の理由というのが、
今回の「2位じゃいけないんですか?」発言にも関わってくる
と思われるような非常に興味深いものなんです。

というのも、当時蓮舫さんは日産フェアレディZが欲しかった
そうなんですよ。

で、親におねだりしたけれど、買ってくれなかったそうで。

だったらどうしよう、と思ったときに、クラリオンガールの
話を見つけたそうなんですが、そのグランプリの賞金が
欲しかったフェアレディZの価格と同額だったとか。

だからクラリオンガールに応募したんだそうです。

そして、見事優勝をして、賞金を受け取り、そして晴れて
フェアレディZを手に入れたそうです。

(以上、ウィキペディアからの情報)


さて、このときの蓮舫さんに対して、誰かが


  「1位になる理由は何があるんでしょうか?
   2位じゃダメなんでしょうか?」


と質問したらどうなるでしょうか。


おそらく、


 「1位になれば賞金で欲しかったフェアレディZを購入できます
  2位の賞金では、購入は金額が足りないのでダメなのです!」


と、これでもかと言わんばかりに明確な回答が返ってくる
ことでしょう。


本気で1位をねらっている人の返答というのは、これほど明確で
揺らぎがないものなんですよ。


この過去の経験から察するに、あの時の質問は


「1位じゃなくても、別に2位でも良いんじゃないの?」


という意味ではなく、


「本気で1位をとる気があるなら、それをきちんと説明せよ!」


という意味なんですよね。

決して科学やスポーツの世界で一番をとらなくても良い、
なんてこと言ってる訳じゃないんですよね。


明確な目的と理由を持ってグランプリを取り、その後
生存競争厳しい芸能界で活躍してきた蓮舫さんが、

「別に2位でも良いんじゃない?」

などと、本気で言うはずがないんですよね。


このときの仕分け、結果的に次世代スーパーコンピュータ開発
については、予算削減が決定しましたが、これもまた、

「2位でもべつに良いんだから予算減らすよ」

という意味ではなく、

「本気で1位を目指していないヤツに渡す予算はない!」

という意味が強かったのでしょう。

払う側の人間に立って考えてみれば、本気でもない人間に、
限られた予算を渡す訳にはいかないでしょうから。


まあ、これはすべて憶測ではありますが、でも、
蓮舫さんの今までの生き方から見ても、たぶん
この考え方は間違っていないと思うんですよね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

2位ではいけないのか? の質問は、1位を目指す意志の本気度を問うていた

‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

人間の言葉というのは、突発的・断片的に生まれるのではなく、
そのときの流れによって生まれてくるものです。

そして、その流れによって、意味することが180度
変わってしまう事もよくあります。

特に、マスコミの報道というものは、断片情報ばかりが
流れてきますので、注意が必要です。

今回の件も、マスコミに流れる断片情報が招いた誤解で
あると私は思っています。


これは、今回のことに限ったことではありません。

マスコミに限らず、すべての断片情報に対して、
短絡的に感情的にならないようにしましょう。


特に、人を責めたり避難したくなったときほど、
その感情を湧き起こした断片情報の前後に、
何かあるかもしれない、という疑いを持ちましょう。

そして、その断片情報の前後に、どんなことがあったのかを
知ろうとするなり、想像するなりしてみた上で、しかるべき
判断をしましょう。


もしあなたが理性を持った人間の大人である自覚があるなら、
是非、他人から与えられる半端な情報に振り回されて、
誰かの都合の良いようにコントロールされないで下さいね。



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  ● 編集後記
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啓介が、さかんに右腕の付け根を舐めているので、
見てみると、炎症を起こして丸く毛が抜けていました。

それをかみさんが見つけ、昨日は病院へ。

私は立ち会えなかったんですが、どうやら
原因不明の炎症を起こしてしまったとのこと。

ということで、しばらくエリザベスカラーを巻いて
薬を飲ませなければいけなくなりました。

かわいそうだけど、しばらく我慢してね。



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