おはようございます。
水野です。

いつものメルマガの前に、お知らせを。

1分間自己アピール講座が教材になりました。
現在、発売記念価格として、9,800円のところ、
9月30日まで特別価格で販売しています。

ライブセミナーになかなか来られない方は
是非こちらで勉強して下さい。

 → http://sp.m-stn.com/seminar/speechdvd/?sid=3t

 ※ 9月30日まで特別価格6,300円で販売中


さて今日は、週末恒例のアンコール版として、2008年10月24日の
メールマガジンをご紹介しましょう。

では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ● 年収3500万円でもやりたくない仕事とは?
───────────────────────────────────

先日本屋に行って、漫画コーナーをのぞいていたら、

「年収3500万円でもやりたくない仕事とは?」

という帯文が書いてある漫画を見かけて、手に取ってみたんです。

「答はウラに」と書いてあったのでひっくり返してみてみると
「麻酔科医」とありました。


その漫画のタイトルは「麻酔科医ハナ」というもの。

最近はやりのメディカル漫画かな、と思ったんですが、
やけに帯文が消極的なことを書いていたので、いったいどんな
話が書いてあるのかと興味を持ったので、買ってみました。

このドラマの主人公は勤務2年目の麻酔科医であるハナ子の
目を通じて、麻酔科医という仕事を赤裸々に語るものでした。


慢性的な人手不足で、過酷な労働環境の中で働く華岡ハナ子。
通称ハナ。

ミス一つ許されない環境で、神経をすり減らしながら手術中の
患者の命をコントロールし続けるものの、外科からは道具のように
扱われ、無事に手術が終わっても患者とも会わず感謝もされない。


私も2年ほど前に開腹手術をやり、その時に全身麻酔を
されたのですが、思い出してみると、麻酔科医の先生と
お会いしたのは、術前の問診と、手術室で意識を失う直前しか
顔を合わせていないような気がします。

この漫画を読むまでは、すっかり麻酔医の先生にお世話になった
事など、忘れていました(汗)。

確かに、忙しいだけで、やりがいを感じにくい仕事ですよねぇ……。
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ● ライスワークとライフワーク
───────────────────────────────────

このメルマガをお読みの皆さんの中にも、この物語の主人公の
ハナのように、今自分が取り組んでいる仕事に、疑問や違和感、
やりがいのなさを感じている方もいらっしゃることでしょう。

しかし、それでもなお、その仕事を辞めずに続けているのは
いったいなぜでしょう。


多くの場合、それは「生活のため」という理由が挙がります。

いわゆる「ライスワーク」といわれる、飯を食っていくための
仕事という位置づけであります。


しかし、中には、確かにつらくて大変だけど、この仕事に
使命感を持ってやっているのだ! という気持ちで働いて
いらっしゃる方もいます。

これがいわゆる「ライフワーク」というものですね。
どんなにつらくても、大変でも、それでもこの仕事に
ひたむきに取り組む、という想いであります。


私自身も、研修やセミナーを通じて、たくさんのビジネスパーソン
とお会いしますが、ライフワークという意識を持って働いて
いらっしゃる方の方が少ないですね。

ほとんどの方は、ご自身の仕事をライスワークとして受け止めて
いらっしゃるようです。

もちろん、ライスワークという意識でも、それはそれでやりがい
を感じている、という方は、それでもいいと思います。


しかし、ライスワークという意識を持っている人たちの中には、


 ■ 私もライフワークが欲しい!


と思っていらっしゃる方も、少なくないんですよね。

で、そんな人たちは、自分が取り組んでいる仕事ではなく、
他に自分の天職があるのではないか、という気持ちで、
他の仕事に興味を向けたりしています。


私自身も、ライフワークが欲しくて、ふらふらとしていた時期
がありますから、こういった人の気持ちも分かります。


しかし、今自分がここまでやってきて、思うことは


 ■ ライフワークは仕事に宿るものではない


ということなんですよね。

だから、ライフワークを探して、天職探しばかりしていても、
いつまで経ってもライフワークなんか手に入れられる
訳がないのです。


では何がライフワークなのか、というと


 ★ 自分の仕事に自分自身で使命の意味づけを行うこと


なのだと思うんです。

目の前の仕事がどんなものであれ、そこに、自分の意志で
使命を見いだし、そこを心の真ん中において仕事に取り組む。

そうしていくことで、人はライフワークを手に入れることが
出来るのだと、私は思うのです。


ライフワークを仕事の種類に求めるのではなく、自分の仕事に
ライフワークを見いだすつもりで、今一度ご自身の仕事を
捉え直してみては如何でしょうか。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥

           今日のトーク術・まとめ

  ライフワークは、目の前の仕事に自分自身で見いだしていくもの

‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

今日ご紹介したマンガは、こちら。是非読んでみてください。

  【麻酔科医ハナ】
    → http://amzn.to/9SEQiV

この第1巻の終盤に、こんなお話がありました。

ある日、手術が一時に重なり、麻酔科医たちは忙しくて、
てんてこ舞いになりました。

ハナも手術室で、患者を手術可能な状態に持って行くために
しゃかりきに働いていました。

しかしその時、のんびりと現れた外科から

「そんな仕事、下界の僕らだって出来るんだからさぁ
 専門だったらもっとチャッチャとやれるでしょ? 麻酔の先生?」

という心ない一言。ハナは切れて先生を怒鳴ると同時に緊張の糸も
切れてしまい、外科の言いなりに働けばいいんでしょと投げやりな
気持ちになってしまいます。

そんなハナを見て、立ち会っていた、普段は柔和な麻酔科の医局長に、

「そういう麻酔されると、こっちも迷惑なんだよ!!」

と怒鳴られ、退出させられてしまいます。


呆然とした心のまま、ハナは手術室を後にします。

(朝から晩まで休みなく、たったひとりで命綱握って頑張ったって、
 誰からも感謝も賞賛もないのに、何でみんなやってるんだろう……)

そこに、麻酔医の先輩女性の浅野目と鉢合わせました。

ハナから事情を聞いた浅野目はハナにこう語ります。


 「あんた、自分が何したか分かってないでしょ?!
  私たちが麻酔をするのは、患者から感謝の言葉を引き出すためでも
  ましてや外科医にこびを売るためでもないのよ!

  医局長が怒ったのは多分、あなたがそういう麻酔科医たち精神を
  踏みにじるような麻酔をしたからじゃないの?

  どんなに完璧に麻酔しても、それが当たり前と評価され、
  失敗は一度として許されない……


  ……こんなクソ厳しい仕事……誰がやるって?


  私はやるわ……


  麻酔にはそれだけの価値があるし、
  それが出来る自分を誇りに思えるから……」


その言葉を聞いたハナは、手術室に戻り、麻酔科医としての
職務を全うするのでした。


確かに、労働事情が劣悪な状況で働いている方たちも
いらっしゃることでしょう。

そんな職場の労働環境を改善するということについては、
それはそれで必要なことだと思います。

しかし、その状況が、今後すぐには変わらない状態の中で、
働かなければいけない方たちも多いことと思います。

そんな時でも、もしその仕事に、浅野目のような気持ちで取り組む
事が出来たら、少なくとも精神的に参ってしまうことにはならない
んじゃないかと思いますが、皆さんはどう思いますか?
 
 
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。

   → http://clap.mag2.com/maedroutri?20100925


  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
┌──────────────────────────────────
● 1分間で、あなたの魅力を伝え、人脈を広げるトークを身につけよう!

      ★☆★☆  1分間自己アピール講座  ★☆★☆

  DVD教材はこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/speechdvd/?sid=3t

    ※ 9月30日までは9,800円のところ6,300円で販売中!

┌──────────────────────────────────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ

      ★☆★☆  高品質セミナー作成講座  ★☆★☆

 DVD教材はこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/?sid=3t


┌──────────────────────────────────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
  書けるようになりました。その『あること』とは・・・

   「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」

  詳しくはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
 
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ● 編集後記
───────────────────────────────────

ネットで見つけた、ちょっと切ないお話。

52 名前:本当にあった怖い名無し[]
  投稿日:2010/09/20(月) 18:03:50 ID:auWo1hWSO [1/2]

  俺けっこうモテるんだけど

なんで俺に言い寄ってくる女って手相の勉強してたり、
絵を売る仕事してたりするんだろう。



▽▲▽▲▽▲ ご案内 ▽▲▽▲▽▲

新刊「結果を出す人の勉強法」発売中。
現在、立ち読み用PDFを無料プレゼント中!

お申し込みはこちら

 → http://sp.m-stn.com/info_book/present/


「水野の足跡を知りたい」という人がいらっしゃったので、
『私の成長物語』としてまとめてみました。

 → http://www.mizunohiroshi.com/archives/935139.html


★☆ ツイッター、毎日つぶやいてます。

 → http://twitter.com/mizunohioshi/


★☆ アメブロも始めました

 → http://ameblo.jp/mizunohiroshi/


★☆ 現在、Biz.IDにて連載しています!

 → http://bizmakoto.jp/bizid/mizuno_index.html
 


★☆ 今日のかみさんのネコブログはこちら

 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/
 
 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。

新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。

そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。


     ※※ ご理解のお願いです ※※

最近、教材や商品、セミナーメルマガのご紹介依頼を頂くことが
良くありますが、基本的には全てお断りしております。

このメルマガで紹介しているのは、面識のある方で、直接
サービスを受けて良かったと思えるものだけをご紹介している
状態であります。

面識のない方からの、依頼を受けてのご紹介は、基本的に
やっておりませんので、その旨ご理解くださいませ。