おはようございます!
水野です。

いつものメルマガの前に、お知らせを。

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さて今日は、先日のメルマガに寄せられた質問について
考えてみたいと思います。


では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 本当にそこまで考えてやっていたんですかね?
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先日、毎週火曜日に書いている『私のサラリーマン物語』
で「助けてくれるって言ったじゃないか!」というタイトル
で、昔の上司のお話を書きました。

 → http://goo.gl/TNfIy

事業部を立ち上げ、資金繰りから何から、みんな自分で
面倒見ると言いつつも、上司だった所長から

「いざとなったら助けてあげるよ」

という言葉に対して、甘えた態度を取ってしまい、厳しく
指導されたというお話でありました。

このメルマガは、結構反響があり、とくに経営者や
リーダー層の方たちからは、

「感動した!」

という声を頂きました。

確かに、私自身も感動的な話だと思っており、メルマガにも
あるとおり、私自身、この文章を書いたあと、所長に対して
感謝の涙を流したので、こう言ってもらえると非常にうれしい。

しかし、もう一方で、

「それって、いい話なのかなぁ」

と思う人も、少なからずいらっしゃるはず、とも思っていました。

そして、案の定、

「それは本当に上司が考え抜いた上での愛の鞭なんでしょうか?」

と疑問を呈する、何人かの方たちから、メッセージを
頂いたんですよね。

さて、もしあなたが部下の立場だったとしたら、
このときのメルマガを読んで、どう感じましたか?
 
 
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  ● 所長は良い上司だったのか
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私を鍛えてくれた所長が、良い上司であるかどうかを考える前に、
部下である自分たちとは、いったいどういう存在なのか、という
ことについて、まずは考えてみましょう。

組織で働く人たちは、社会に対して貢献し、その結果利益を
得ることが求められます。

そのために、必要な能力を身につけ、そして行動することが
求められるわけですよね。

こういった能力は、学校教育と違って、実践の現場で
身につけていくもの。

そして、実際には、上司が手取り足取り教える形だけでは、
身につけることは出来ないんですよね。

だから、あえて厳しい場を部下に与え、そこで自分自身で
その困難を乗り切る、というステージも、必ず必要に
なるんですよね。

だから、良い上司は、部下の成長を願いながら、あえて
厳しい場を与え、手を出さないようにしているのです。


しかし、部下の立場として、この状況に置かれてしまうと、
やはり厳しくつらい状況であるわけですから、上司に対して
恨みの気持ちを感じてしまうんですよね。

私自身も、あのときの所長に対して、正直暴力をふるいたく
なるほどの怒りを感じましたからね。

しかし、結果として、あそこで突き放されたからこそ、
今の自分があるわけです。


確かに、当時の所長がそこまで考えて私を突き放したか
どうかは分かりません。

でも、今、自分の立場も上がり、責任も生まれ、なおかつ
人を育てる、ということを生業にし始めて感じるのは、

 ★ あのとき所長が私を突き放した判断は、勇気が要ること

だと思うんですよね。

所長は、雇われている管理職と違い、オーナーでもあり、
組織のトップでもあるわけです。

その立場の人が、問題が起きたときに考えもせずに突き放して、
その後トラブルになったら、最後は結局自分自身が尻ぬぐいを
しなければいけないわけです。

だから、安易に部下を突き放すなんてことはしないはずなんですよ。

昔と違い、今の私は、そのことが痛いほど分かるので、
あのときの判断は、考えた上での対応だと思うんですよね。

だから、改めて今思うのは、所長はよい上司だったと、
心から思うのであります。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

  リスクを冒してまで部下を突き放して育てようとするのはよい上司

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しかし、こうして考えると、部下を育てる良い上司とは、

 ■ そのときの部下から見たら良い上司には見えない

ことも多いと思うんですよね。

さっきもお話ししたとおり、私自身も、そのときは
所長に対して本気で腹を立てていましたから。

だいたい、本当に自分を育ててくれた上司というものは、
そのときではなく、後になって感じるものだと思うんです。

だから、もしあなたが、厳しい環境に置かれており、
上司が自分を助けてくれない、と思って嘆いているなら、
きっとその上司は、自分を育ててくれようとしているのだ、
と思い、自分を成長させるつもりで、目の前の困難な状況に
取り組んでいきましょう。

頑張ってくださいね!

今日のメルマガは役に立ちましたか?
良かったらクリックしてください。
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  ※コメントも書けるようです。
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
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  ● 編集後記
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今回は、あくまでも、部下の立場からこう考えた方がいい、
という形でお話ししましたが、翻って、上司の方たちは、
どのように部下を過酷な環境に置くのか、ということについては
細心の注意とフォローが必要になるでしょう。

私の場合は、打たれ強かったからこそ、あのような突き放され方を
しても、育つことが出来ましたが、その後セミナーや研修などで
お会いする方たちを見ると、同じことをやったらつぶれる人のほうが
多いように思います。

ということで、部下を育てるための仕事の与え方、任せ方は、
こちらの本がお勧めですので、是非読んでみてください。

「任せる技術」

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ちょうど昨日、著者である小倉さんの講演会に参加し、
色々と学びや刺激を受けました。

それについては、また後日のメルマガでお話しさせて
頂きますね。

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「水野の足跡を知りたい」という人がいらっしゃったので、
『私の成長物語』としてまとめてみました。

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