おはようございます!
水野です。

本編の前にお知らせを。

来月、7月23日に、ライブセミナー

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ご興味のある方は、是非いらして下さいね。

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さて今日は、休日アンコール版として、2009年6月10日に
発行したメールマガジンをご紹介しましょう。

では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ● 「欠点を直すアドバイス術」に寄せられた意見
───────────────────────────────────

ご存じの方も多いと思いますが、現在、「誠Biz.ID」という
ビジネスパーソン向けポータルサイトで、連載記事を書いています。

「誠BIZ.ID」のサイトはこちら
  → http://bizmakoto.jp/bizid/


私の連載記事一覧はこちら
  → http://bizmakoto.jp/bizid/mizuno_index.html


さて、今週の月曜日に「欠点を直すアドバイス術」というタイトルで
記事を書きました。

  → http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0906/08/news024.html


するとある方が、この記事に対して、こんなコメントされていました。


  相手の欠点を直す必要があるのかを問いたい。

  隣人の欠点は自分で補えばいい。

  そもそも、その欠点は欠点だという思い込みであり、
  実は美徳である可能性もある。


なるほど、確かに、これはこれでおっしゃるとおりですね。

では、欠点は本当に直す必要がないモノなんでしょうか?

いや、そんな事はない。欠点は欠点なのだから、直せるものならば
直すべきモノである、なんてことを強く主張する人もでてくる
でしょうね。


さて、欠点は直すべきか、それとも直す必要がないモノなのか。


あなたは、どちらが正しいとと思いますか?

また、あなたなら、どちらの考えを採用しますか?
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ● 対立した意見をどう選択するか
───────────────────────────────────

今回の件に限らず、世の中には、たくさんの対立意見
というモノがあります。

そして、その対立意見を持ったもの同士が、熱く議論をし、
己の正しさをぶつけ合うことも良くあります。


しかし、だいたいにおいて、対立している意見というのは、
その考えを机の上に載せて考えて見ると、どちらかが100%正しく、
そしてまたどちらかが100%間違っている、というものでは
ないんですよね。


今回の、欠点論争についてもそう。


  欠点を直すべきだ、という意見にも同意すべき所はある。

  欠点を直す必要などない、という意見もなるほどと理解できる。


つまり、この言葉だけを取り上げて、どちらの考えが正しいか、
という事そのものが、あまり意味のある議論ではないんですよね。




しかし、議論の場を離れ、現実の世界に立ったときには、
この対立した考えのうち、どちらかを選ばないといけなく
なるケースが良くあります。


どちらも、それなりに正しく、納得の出来る対立した考え方。

これを、どういった基準で選べばいいのでしょうか?


私が見るところ、大きく分けてふたつの選択方法があります。



ひとつは、得たい成果を見定め、その成果を手に入れるために
ベストと思われる選択肢を取る、という事。


例えば、誠Biz.IDの記事でも書いた、パンチ力はあるが
スタミナ不足が欠点のボクサーの場合。

もし相手が、ガードが得意で、ノックアウトが狙えそうになく、
最終ラウンドまで試合がもつれ込みそうならば、迷わず
欠点を直し、スタミナをつける特訓に励むでしょう。

逆に、ガードに隙があり、そこを突けば一発で崩せる、という弱点を
見つけたのなら、スタミナ不足の欠点は脇に置いて、そのガードの
甘いところに、強烈なパンチを打ち込む練習をするでしょう。



つまり、求める成果がはっきりしていたならば、
欠点を直すべきか直す必要などないのか、
といったような2社択一の議論など全く無意味。

成果を得るために必要なことをただ粛々とやればいい、
というだけの話になるわけです。


こういった人達を見ていると、安定した成果を出し続けられる
という人が多いように思います。




ところが、そういった、自分が求める成果にフォーカスするの
ではなく、非常に感情的な理由で選択する、という人もいるん
ですよね。


自分の欠点を直すというのは、大変だしつらいから、という理由で、
欠点を直さず、長所をぐいぐい伸ばしていこうとする人。

または、欠点を直していくことは大変だけれども、それを克服できた
時の達成感を味わいたいから、欠点を直していく、という人。


先ほどのボクサーでいえば、試合の相手なんか関係なく、
ひたすらパンチ力を高めていったり、ひたすらスタミナ作りに
取り組んでいくようなもんですよね。


こういう人は、成果に対して達成できたり出来なかったりと
ムラがあるケースが多いんですが、ときどき、びっくりする
くらいすごい成果を叩き出してしまったりするのも、こういう
タイプが多かったりします。



つまり、この、対立した考えを選択する、ふたつの考え方もまた、
どちらが正しいとは、一概には言えず、置かれた立場によって
判断するしかないわけです。


確実に成果を出していかなければいけない状況に置かれているのなら、
前者の考え方で行くべきでしょうし、結果はさほどこだわらなくても
いい状況ならば、後者の考え方で、ホームランを狙うのもいいでしょう。



ひとつだけ言えることは、自分が置かれた状況を理解し、その上で、
メリットとリスクを理解した上で、自分がどちらを選択するのかを
きちんと自覚することなんでしょうね。



選択肢を見て、ついつい、どちらがいいんだろうか、と考えてしまう
癖のある人は、


 ★ まず見つめるべきは、選択肢ではなく自分の現状


であるということを、認識してみて下さいね。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥

           今日のトーク術・まとめ

 対立した考えに出会ったときは、その是非・正誤を追求するのではなく
   今自分が置かれた立場で、どちらを選択すべきなのかを考えよう

‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

しかしながら、自分の考えと対立した考えを選択するのって、
そう簡単にできませんよね。

私自身、最近実感しているのが、


 ★ 否定して切り捨てるのは、非常に簡単だけれども、
   理解して受け入れるということは、なかなか難しい

ということ。


でも、これが出来るようになると、人間がひとまわり
大きくなるような気がするんですよね。

だから、反論したくなる考えに触れたときは、反論を展開する前に


 ★ それが違うと思ったことに対して、支持・肯定できる点


を探してみる、という事にチャレンジしているところです。

こういうのって、数をこなして訓練していかないと、
なかなか身につきませんからね。


皆さんも、このメルマガをお読みになるくらいですから、
勉強熱心な方たちなのだと思います。

そういう方は、たくさんの情報や、人の考えに触れている
ことでしょう。


その中で、

  「それは違うぞ!」

という事に出会ったら、是非私が今取り組んでいるような
訓練をしてみるのも面白いかもしれません。

私も、仲間が出来ると励みになりますから(笑)。

ということで、ぜひ一緒にチャレンジしましょう!



今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。

   → http://clap.mag2.com/maedroutri?20110717

  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
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  ● 編集後記
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