おはようございます!
水野です。

本編の前にお知らせを。

11月6日に第3回となる「水野浩志メルマガ読者会」
を開催いたします。

ご興味ある方は、是非いらしてくださいね。

詳細とお申し込みは、こちらからどうぞ

 → http://goo.gl/cpCPx


さて今回は、ある会社の研修で頂いたアンケートについて
お話したいと思います。

では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ● 思わず感激したアンケート
───────────────────────────────────

先日、とある企業で研修をさせて頂きました。

その企業は、小さいながらも、非常に元気な会社でして、
担当者も、人材育成に並々ならぬ情熱を持って取り組んで
いる人たちです。

私は普段、研修生かを高める為に、事前・事後と
出来る限りで結構ですが、といいながら、色々と
お願い事をするんですよね。

事前・事後のレポートもさることながら時には上司も
巻き込んだり、研修時間そのものにも、無理を言って
延長してもらったりもしています。

もちろん、無理であればおとなしく引き下がるのですが、
今回の担当者さんは、こちらのリクエストを全て引き受け、
面倒な社内調整に飛び回ってくれたんですよね。

その後、研修が開かれましたが、この参加者の皆さんもまた
かなりモチベーションが高く、発言も議論も活発でした。

これだけ最初から雰囲気がいい企業研修というのも、
あまり経験がなかったので、私は非常に気分良く、
2日間の研修に取り組むことが出来たのです。


そして研修終了後、受講者の方たちにアンケートを書いて
頂きましたが、皆さんやはり熱心に書き込んで下さったん
ですよね。

そして、受講者の方が皆返った後、先方の研修担当者の方と
一緒に、アンケートを確認したんです。

そのアンケートを見て、私は、今までにない感激を受け、
かつ、それと同時に、今までにない暗澹たる気持ちに
なってしまったのでありました。

大きな喜びと同時に、胸が痛くなる暗い気持ちが同時に
襲ってきた、このアンケートには、一体何が書かれて
いたのでしょうか?
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ● アンケートでわかる組織文化
───────────────────────────────────

私は企業研修の他にも、公開有料セミナーを開催しており、
こちらもまた、ほとんどの場合、アンケートを頂いて
います。

有料セミナーの場合、参加者は自分自身で身銭を切って、
セミナーに参加して下さいます。

であるならば、こちらに対しての要求レベルは、
非常に高いことは容易に想像つくでしょう。

逆に企業研修の場合は、参加者が一切懐を痛めることが
ありません。

お金の支払いから、事前の段取りまで、全て会社と
担当者の方が取りはからって下さいます。


そんな状況の中、研修やセミナーが終わった後、
どのようなアンケートが返ってくるか。

ちょっと考えると、有料セミナーの方が、要求レベルが
高い為に、書く内容も、自ずとお客様として、いろいろ
と求めてくるようななものになり、逆に企業研修では、
ただで色々勉強できる分、ありがたいと思ってしかるべき
と思っても不思議ではありません。


しかしながら、実際は逆の結果になっています。

有料セミナーの場合、「ありがとうございました」という
コメントを、ほとんどの人が書いて下さるのですが、
企業研修の場合、

 ★ 研修を受けられたことに対する感謝の言葉がない

ケースがほとんどなんですよね。

もちろん、研修というものは、ほとんどの人にとって、
自分が自ら望んで受けたいというものではないでしょう。

しかしながら、終了後のアンケートを見る限りは、
ほとんどの人は、いろいろな学びや気付きが得られ、
有意義で役に立った、という認識はしているんです。

きっと、それについては、お愛想やおべっかを使って
言っている訳ではないことが伝わってきます。

にもかかわらず、有意義で役に立ったことを伝えた
講師や、こういう場をセッティングしてくれた担当者に
対して、感謝やねぎらいのメッセージが一切書かれていない。

こういうアンケートが実に多いんですよ。

特に、名前の通った社歴の長い大手企業に、
この傾向が顕著にみられるように思います。



で、先にご紹介した、元気な企業。

こちらのアンケートを見たとき、私は驚きました。

なぜなら、そのアンケートのほとんどに、

 ★ 講師と担当者に対しての感謝とねぎらいのメッセージ

が、しっかりと書かれていたからなんです。

研修講師として5年間活動してきましたが、これほどまでに
参加者の多くが、私たちに感謝とねぎらいのメッセージを
寄せてくれたアンケートはほとんど見たことがありませんでした。

だからこそ、非常に感激したのですが、それと同時に

 ■ 当たり前のように感謝とねぎらいを行う企業が皆無である

ということにも気付いてしまい、暗澹たる気持ちになって
しまったんですよね。

これが、限られた何人かだけが出来ていない、というのならば、
その人の個人的な資質によるもの、といえるでしょうが、
ほとんどの人が、感謝とねぎらいがないメッセージを書く、
というのは、


 ■ その組織に、感謝とねぎらいを行う文化がない


としか思えないんですよね。

そんな、哀しい組織文化の中にどっぷり浸かりながら、
人生の多くの時間を過ごしていくことが、果たしてどれだけ
しんどいことか。

想像するだに、身の毛のよだつような思いがするのであります。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥

           今日のトーク術・まとめ

    あなたの会社は、感謝とねぎらいに満ちた組織文化ですか?

‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

多くの企業が求めるニーズのひとつに、従業員のモチベーションを
上げたい、というものがあります。

社内の人事・給与制度や福利厚生の充実はもちろん、

「従業員のモチベーションが上がるような研修をして欲しい」

といったリクエストを研修会社に持ちかける企業も
少なくないようです。

私自身も、そういったリクエストを受けるときがあります。

もちろん、こうした施策を取る事は必要ではあるでしょう。

しかしながら、組織そのものに、感謝とねぎらいという
ものが根付いていなければ、上に上げた努力も、むなしい
結果で終わってしまう可能性が少なくありません。


だからこそ、効果の薄い施策にお金と時間をつぎ込むより、
今すぐ職場のみんなで、感謝とねぎらいのメッセージを
たくさん発信することに取り組むべきなんです。

だって考えてみて下さいよ。


 ★ 感謝とねぎらいのメッセージを発信するコストはゼロ


なんですよ。

しかも、これは気がついた人一人からでも取り組む事が
可能なものなのです。

だからこそ、もしあなたがこのメルマガを読み、今の自分の
職場には感謝とねぎらいが足りないと思ったならば、まず
あなたから、この感謝とねぎらいのメッセージを発信する
ことに取り組んでみて下さい。

情熱を傾け、熱心にこれに取り組めば、きっとあなたの周りから、
職場の雰囲気、組織の雰囲気が変わってくることでしょう。

働きやすく、やり甲斐を感じる職場を、是非作って行って下さいね。



今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。

   → http://clap.mag2.com/maedroutri?20111102


  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
┌──────────────────────────────────
● 11月6日 第3回 水野浩志メルマガ読者会 開催!

 第1部 さだまさしの「償い」から学ぶ、出来事の多面的解釈術
 第2部 参加者から頂いたお題で生トーク

 お申し込みはこちら → http://goo.gl/cpCPx

  ※ 第4回は11月23日開催予定です

┌──────────────────────────────────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ

      ★☆★☆  高品質セミナー作成講座  ★☆★☆

 DVD教材はこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/?sid=3t


┌──────────────────────────────────
● 1分間で、あなたの魅力を伝え、人脈を広げるトークを身につけよう!

      ★☆★☆  1分間自己アピール講座  ★☆★☆

 DVD教材はこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/speechdvd/?sid=3t

     先着100名の方には、9,800円→7,350円で提供中!


┌──────────────────────────────────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
  書けるようになりました。その『あること』とは・・・

   「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」

  詳しくはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ● 編集後記
───────────────────────────────────

この展開は読めなかった(笑)。

133 名前:名無しさん@涙目です。(アラバマ州)[]
 投稿日:2011/10/29(土) 23:47:34.73 ID:IX1MFECI0

 バッテリー上がったとき彼氏が
 「ジェフ呼ぶわ」って言うから

 (はあ?JAFだろ、馬鹿かこいつマジでイライラするわ)

 とか思ったら中年の外人が来てワロタ

 確かにジェフだったけどつーかJAF呼べよ


▽▲▽▲▽▲ ご案内 ▽▲▽▲▽▲

最新刊「口下手でもできる!人の心を打つトーク術」
全国書店にて発売中!

アマゾンでのご購入はこちら
 → http://goo.gl/9ojdd


「結果を出す人の勉強法」発売中。
現在、立ち読み用PDFを無料プレゼント中!

お申し込みはこちら

 → http://sp.m-stn.com/info_book/present/


「水野の足跡を知りたい」という人がいらっしゃったので、
『私の成長物語』としてまとめてみました。

 → http://www.mizunohiroshi.com/archives/935139.html

また、社会人になってから、独立するまでの私の足跡は
『私のサラリーマン物語』にまとめました。

→ http://www.mizunohiroshi.com/archives/1264594.html


★☆ ツイッター、毎日つぶやいてます。

 → http://twitter.com/mizunohioshi/


★☆ アメブロも始めました

 → http://ameblo.jp/mizunohiroshi/


★☆ 現在、Biz.IDにて連載しています!

 → http://bizmakoto.jp/bizid/mizuno_index.html
 


★☆ 今日のかみさんのネコブログはこちら

 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/
 
 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。

新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。

そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。


     ※※ ご理解のお願いです ※※

最近、教材や商品、セミナーメルマガのご紹介依頼を頂くことが
良くありますが、基本的には全てお断りしております。

このメルマガで紹介しているのは、面識のある方で、直接
サービスを受けて良かったと思えるものだけをご紹介している
状態であります。

面識のない方からの、依頼を受けてのご紹介は、基本的に
やっておりませんので、その旨ご理解くださいませ。