おはようございます!
水野です。

本編の前にお知らせを。

今月1月の20日と22日に、札幌でセミナーを開催します。

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   〜やり甲斐を感じる仕事の取り組み方を学ぼう!〜
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  ※ 残席9名!

札幌近郊の方は、是非いらしてくださいね。


さて今回は、アンコール版として、2009年12月07日に
発行したメールマガジンをご紹介しましょう。
 
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 航空管制官、堀井不二夫
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先日、録画の溜め取りをしていたものの、なかなか見ることが
出来なかった「プロフェッショナル」を見ました。

その時見たのは、


「空を守る、不動の男」


というタイトルで、航空管制官の堀井不二夫さんが
取り上げられていました。

堀井さんは、羽田空港で航空管制官という、飛行機の
離着陸の指示を出すお仕事をされています。

羽田空港は、世界でも、ベスト5に入るほど、
空港木の離着陸が多いそうです。

なんでも、2分に1機、飛行機が到着しているのだとか。

そのたくさんの飛行機たちを、安全に、かつ素早く
着陸させるというために、2分に1機訪れる飛行機の
パイロットたちを、次々に誘導していくという、
素人から見たら、とてもじゃないけど信じられないような、
そんな仕事だそうです。


堀井さんは、その中でも、トップクラスの管制官で、
パイロットたちからの信望も非常に厚いそうです。

その堀井さんの信条は、

「共に、空を飛ぶ」

というもの。

若い頃の堀井さん、有能な管制官を目指し、勉強と努力を重ね、
その結果、空港内でも一番の管制官となったそうです。

しかし、その時に考えていたことは、


「次々と到着する飛行機を、いかに捌くか」


といった事しか考えていなかったそうです。

しかし、あるパイロットと出会ったことにより、
この考え方が根底からひっくり返ったのでありました。
 
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  ● 相手の立場に立つということ
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それは、沖縄の那覇空港で勤務していた時のこと。

榎本浩也さんという若手パイロットと会いました。


やる気のある榎本さんは、航空管制官の仕事について
徹底的に質問をしつつ、堀井さんに対して、

「もし良かったら、コックピットに同乗しませんか」

と誘いをうけました。

パイロットがどんな仕事をしているかよく知らなかった
堀井さんは、自分自身の勉強にもなるということで、
快くその申し出をうけました。

しかし、旅客機に乗った堀井さんは、愕然とします。


  また、乗客の命を背負っての操縦に、これほどの
  プレッシャーを感じていたとは。

  そのプレッシャーの中で、着陸時に、これほどの
  複雑な作業をしていたとは。


そんな事情をまったく知らなかった堀井さんは、彼らに対して


「いかに捌くか」


という意識で指示を出していたことを大きく反省します。

そして、その時から、


「共に、空を飛ぶ」

と自らに言い聞かせ、上空のパイロットの気持ちに
寄り添いながら指示を出していくことを心がける
ようになったそうです。

その時から、パイロットたちからの信頼もさらに厚く
なったそうです。


私たちの多くは、管制官という仕事をしていませんが、
堀井さんのように、「共に、空を飛ぶ」という意識を
持って働くという事は、とても大切だと思いました。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

      「共に、空を飛ぶ」という意識を持って働こう

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上の言葉は、一般的な世界では、

「相手の立場に立って考える」

と表現されています。

そして、私たちは、よくこの言葉を耳にします。

ひょっとすると、部下や後輩がいる方は、彼らに対して、
この言葉をかけたことがあるかも知れません。


しかし、この「相手の立場に立って考える」ということが
出来ている人は、少ないのではないでしょうか。

なぜなら、本当に、相手の立場に立って考えられたか、
それを確認することが難しいからです。


今回登場した堀井さんの

「共に、空を飛ぶ」

という言葉も、大変素晴らしいのですが、実際に
それが実践できていたのでしょうか。


実際に、堀井さんがパイロットに指示を出しているシーンが
映し出されていましたが、パイロットたちが最後に


「丁寧な指示、ありがとう」


と、堀井さんにお礼を言っていたんですよね。

これは、「共に、空を飛ぶ」という事が、実践できている
ひとつの大きな証なのだと思います。


そう。

「相手の立場に立って考える」ということが、本当に
実践できていたとしたら、相手から、感謝の言葉が
帰ってくるはずなんですよね。


だから、もし「相手の立場に立って考える」という
ことを実践しようとするならば、お礼の言葉が返って
くるまで、徹底的に相手のことを考え、最大限に
良いと思われることをやるべきなのだと思うのです。

こういうことを研修などで言うと、

「でも、ビジネスの世界では、なかなかお礼を言われることは少ない」

といった反論をもらうことがあるのですが、だとしたら、
それは、「相手の立場に立って考える」ことが、十分に
実践できていないだけなのでしょう。

実際に、堀井さんは、たくさんのパイロットから感謝の
言葉をもらっています。

その姿を見ながら、上のような反論を聞くと、
何とも言えない気持ちになります。

相手がお礼を言ってくれないと思うのではなく、
自分がお礼を言われるほどの仕事をしていない。

もしあなたが、本当に「相手の立場に立って仕事をしよう」
と思うのならば、このように考え、相手からお礼の言葉を
もらえるようになるまで、徹底的に仕事に取り組んでみて下さい。

相手からお礼がもらえた時、きっと


「ああ、相手の立場に立って考えるって、ここまでやると
 いう事なんだなぁ」


と思えることでしょう。



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  ● 編集後記
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今日は画像ネタを。

薬を飲むのに、こんなヘタな人見たことない。

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