おはようございます!
水野です。

本編の前にお知らせを。

語学、資格試験、運動、ブログやメルマガなど、自分自身の
夢や目標を叶えるために毎日継続して行きたいという新習慣を
身につけたい傾けに、

「行動改革ワークショップセミナー」

を開催致します。

よかれと思って取り組んでみても、なかなか続けられない、
という方、やりたいことや目指したいことがあるのに、
自分を成長させる一歩が踏み出せずにいる方、

このワークショップセミナーで、新たな一歩を踏み出し、
新しい自分を成長させる習慣を、ぜひ身につけて下さい。

詳しくはこちら(さらにわかりやすく内容を改訂しました)

 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1136

 ※ 1万円の割引は、2月24日まで! 定員10名!


さて今回は、一昨年に日本中を感動の渦に巻き込んだ
はやぶさプロジェクトの舞台裏をご紹介しましょう。

では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ● はやぶさ、15年間の舞台裏
───────────────────────────────────

2010年6月、幾多ものトラブルを乗り越え、
小惑星からのサンプルリターンという、人類初の
偉業を成し遂げた、探査機はやぶさ。

現在、映画も上映され、再び注目が集まって
きていますね。

先日、そのはやぶさプロジェクト設立当初から携わり、
カプセルの設計、回収を担当された、山田哲哉先生の
講演を聴く機会に恵まれました。

一般人である私たちとしては、2003年にはやぶさが
打ち上げられたところから7年間のドラマ、と見て
しまいがちですよね。

しかし、JAXAの方たちにとっては、2003年の
打ち上げよりさらに8年前の1995年、プロジェクト
がスタートしたときからドラマが始まっているわけで、
そういう意味では、15年も続いた話だったんですよね。

まあ、いわれてみれば当たり前ではあります。

が、しかし、これほどまで長い期間のプロジェクトであり、
なおかつ、あれだけ絶望的なトラブルに見舞われながらも、
皆さんは、理念やミッションを見失わず、任務を成し遂げた。

私はその点が非常に疑問に思いました。


だって、毎朝理念の唱和を行ったり、会議でミッションをきちんと
確認したりといった、

 ■ 理念やミッションを浸透させる努力

に取り組んでいる企業は少なくありませんが、そういった努力を
している企業でも、なかなか理念やミッションが浸透しないと嘆いている
経営者やリーダーが少なくありませんから。

そこで、質疑応答の時間、私は山田先生に、

「多くの企業が、理念やミッションを徹底させることが出来ず、
 経営者は四苦八苦しています。

 しかし、はやぶさプロジェクトのメンバーの皆さんは、
 15年という歳月の中でも、理念やミッションを見失わず、
 幾多の困難もくぐり抜けて、プロジェクトを成功させられた。

 一体、どうやって、あれだけのトラブルを乗り越えられるほど、
 理念やミッションをメンバーの皆さんに浸透させることが
 出来たのですか?」

と尋ねました。

さて、山田先生は、いったいどのように答えたと思いますか?
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ● はやぶさプロジェクトに見る、理念・ミッション浸透の手法
───────────────────────────────────

そもそも企業とは、理念とミッションに基づいて、
社員たちが行動し、目的を達成していく集団です。

その際、メンバーたちがどういった行動を取るかに
ついては、誰かが何らかの形で意思決定をしている
はずです。

その際、各部門やメンバー同志が、その意思決定に対して、
常に異を唱えることなく、納得して取り組む、といった
ケースは、まずあり得ないでしょう。

必ずといって良いほど、ぶつかり合いが生じます。

その際、どの意見を採用し、どの意見を退けるのか。

多くの場合、彼らの上司の権限で決める、と思われて
いますが、それは正しい表現ではありません。

正しくは、


 ★ 理念やミッションに照らし合わせ、責任者が意思決定する


ということになります。

ということはつまり、日常的にぶつかり合いがある組織ほど、
理念やミッションが浸透している、ということになるわけです。


山田先生曰く、はやぶさプロジェクトも、まさにこの状態でした。

限られた期間と予算の中で、前人未踏の任務を遂行するために、
各部署同士の意見のぶつかり合いは、日常茶飯事だったそうです。

しかし、議論を突き詰めていくに当たり、必ず、理念やビジョンを
お互いに確認し、これに沿ってどういった結論を出すべきか、という
スタンスで、ぶつかり合いを解消していったそうです。

つまり、毎朝理念やミッションを唱和したり、会議において
確認する、といったような、

 ■ それらの意味が深まらないルーチンワークの確認

をして浸透させていったのではなく、理念やミッションを

 ★ 日常の意思決定の道具として活用

していったからこそ、メンバー全員に、徹底的に
すり込まれていったのです。

普段は壁に飾っておいて、それでも誰も目もくれず、
たまに引っぱり出して口にはするものの、普段はずっと
忘れっぱなしの状態、という理念はミッションが、
残念ながら世の中にはたくさんあります。

あなたの会社の理念やミッションは、日々の意思決定に
きちんと活用されていますか?
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥

           今日のトーク術・まとめ

理念やミッションは、日々の意思決定で活用することによって浸透していく

‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

こんなことを言うと、読者の中には、

「でも、うち会社のの理念やミッションは、抽象的すぎて
 意味分からなくて、意思決定になんか使えないよ!」

と文句を言いたくなる方も結構出てくるでしょうね。

確かに、「真の顧客満足」とか「社会に貢献」といった、
具体的に何をやって良いか分からない、曖昧模糊とした
表現に留まっている企業がたくさんあります。

本来であれば、これを日常業務の意思決定に活用できる
くらい、具体的な形に落とし込むのは、トップや上層部の
仕事であります。

しかし、残念ながら、それが出来る上司がいない、という
組織で働いている人も少なくないでしょう。

そういう状況の中で、いつまでも文句を言い続けていても、
状況はまず変わりません。


であるならば、


 ★ あなたが勝手に理念やミッションを具体化してしまえ!


と私は言いたい。

そうやって、抽象的な理念やミッションを、自分で勝手に
想像しながら、日々の業務の意思決定に使えるような
具体的な形に落とし込んでしまう。

そして、何らかの意思決定をする時点で、上司と議論になった
ときには、自説を主張し、自分自身の判断理由を語るのです。

その時、もし自分の判断が認められたら、自分勝手に想像した
具体化された理念やミッションが正しいと判断できますし、
逆に認められなければ、それが間違っていたということに
なりますので、では、自社の理念やミッションをどう解釈
すればいいのかを、意見がぶつかった上司と徹底的に
話し合えばいい。

そういうプロセスを繰り返すことによって、徐々に抽象的で
使えない理念やミッションに血肉が通ってきて、活用出来る
それに変わってくるのです。

理念やミッションの浸透は、なにも上司がやるべき仕事と
決まっている訳ではありません。

それをやろう! と思い立った人が始めたって、
かまわないんですから。



今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。

   → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1137

  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
┌──────────────────────────────────
● ライブセミナーのご案内

■ 2012年 3月 3日 行動改革ワークショップセミナー in 博多
  → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1138

  ※ 1万円の早期割引は2月24日まで!

■ 2012年 4月20日 メルマガ読者勉強会 in 大阪

■ 2012年 4月21日 初めてのセミナー入門in 大阪

※ いずれも、現在告知準備中です。
  今しばらくお待ちくださいませ。


┌──────────────────────────────────
● 各種教材

■【1分間自己アピール講座 DVD教材】
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1139

■【人の心を動かす文章の作り方 メールセミナー】
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1140
 
■【高品質セミナー作成講座 DVD教材】
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1141
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ● 編集後記
───────────────────────────────────

ある意味、めちゃくちゃコミュニケーション能力が高いと思われ。

725 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage]
 投稿日:2012/02/14(火) 13:21:02.06 ID:0pktYNRi [2/2]

 【日本語会話(初級編)】

 「ヤバイ(大変です)」
 『マジ?(どうしたんですか)』
 「あのコ、ヤバイ(すごくかわいい子がいます)」
 『マジで(どれどれ)』
 「ヤバイよね(君はどう思いますか)」
 『マジだ(私もそう思います)』
 「ヤバイかも(声かけたい)」
 『マジw(どうぞどうぞ)』