おはようございます!
水野です。

本編の前にお知らせを。

6月30日に

「人の心を動かす文章の作り方 メルマガ事例編」

を開催いたします。

ご興味ある方はこちらからどうぞ

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さて今回は、アンコール版として、2010年4月6日に
発行したメールマガジンをご紹介しましょう
 
 
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  ● ゆとり教育の間違いとは何か
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最近、テレビで、小学生の教科書が変わったという話が
頻繁に取り上げられています。

2002年の学習指導要領で、学習内容を今までの
3割減らしたという、いわゆる「ゆとり教育」。

当時は、詰め込み教育を反省し、受業を減らすことで
ゆとりを生み出して、家族とのふれあいや人間形成などの
時間に当てよう、といった触れ込みでした。

しかし、実際には、期待した効果はなく、さらには、
学力の低下を招いてしまい、見直しが叫ばれていました。


そして、2011年度より「教育のゆとり路線からの脱却」
という事で、学習内容を大幅に見直し、ゆとり時代に
無くしたものを復活させたり、新たに追加したりといった
事を行うようです。

これによって、教育の現場は混乱の様相を見せている
様ですが、世間の評価は、おおむね好評のようです。


という事で、先日も、脱ゆとり教育をテーマにしたテレビを
やっていたんですが、その中で、宮大工の小川三夫さんが
昨今のゆとり教育に対し、こんな素晴らしいコメントを
していたんですよね。

そのコメントはというと……
 
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  ● 真のゆとり教育を実践するには
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Wikipediaによると、ゆとり教育というものが
生まれたきっかけは、詰め込み教育により生まれた、
校内暴力、いじめ、登校拒否、落ちこぼれ、と行った
学校の問題を解決すべく、カリキュラム削減と授業時間
短縮によって、生徒達にゆとりを持たせよう、という
事がもくろみだったという事だそうです。

しかし、ゆとりとは、一体何なのでしょうか。

時間があれば、ゆとりが出来るのでしょうか。


この件について、明確にしておかなかったせいなのか、
単に学習レベルが低い人たちを量産してしまった、
といったふうにも見られてしまっています。

先にご紹介した、宮大工の小川さんも、まさにこの点について
言及していました。


 「ゆとり教育と言うけれど、ゆとりとは量とか時間の
  問題じゃないんだ」

と。そして、続けて、


 「ゆとりとは、心の持ちようで決まるのだ」


と言い切っていました。

けだし、名言と言えましょう。

私は、思わずそれを、Twitterに書き込みました。

すると、ある方から、

 「なんで宮大工の人は、心に響く話が出来るのか」

という問いかけのメッセージが届いたんですよ。

これはとっても良い質問だなあ、と思って、
考えた結果、出てきた答えは、


 ★ 宮大工は千年以上残る仕事をしている自覚があるから


というのが思い浮かんだんですよね。

一点の仕事、目の前の仕事にばかり気を取られることなく、
自分の仕事が、千年という時を越えて残り続けるという
意識で取り組んでいれば、自ずと質の高い意識で、日々
仕事に取り組むことでしょう。

そんな積み重ねをしている人なのだから、当然ながら、
目先のことにあたふたしている人たちにとっては、
滋味深い言葉も出てくることと思います。

そんな、大所高所からの視点を持って、千年単位の
仕事をしていたら、


 ★ 質の高いゆとりの気持ちも持てる


様になるのでしょうね。

是非見習いたいものです。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

  ゆとりとは量や時間で得られるものではなく、心の持ちようで決まる

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では、子供達に対して、真のゆとり教育を行うには
どうしたら良いでしょうか。

私が思うに、教育の大原則は、


 ★ 師が身をもって示す


事だと思っていますので、もし、真のゆとり教育を行いたいならば、
生徒に時間を与え、学習ボリュームを減らすという事ではなく、


 ★ 先生がゆとりを持って生徒達に接する


事が、一番の教育なんですよね。

ところが、今は先生自身が忙しすぎて、ゆとりのない状況に
いるのが現状。

でも、せめて宮大工の方たちに見習って、気持ちだけは
高所対処の視点で、生徒達の将来を見渡してやりましょう。

それは、

  今自分のいる学校を卒業するところよりもっと先。

  社会に出て働くところよりもっと先。

  結婚して子供が生まれるよりもっと先。

  その子供が大きくなって結婚するよりもっと先。

  最後に、子供や孫に看取られながら、この世を去ったとき、
  子供たちの人生に、素晴らしい影響を残していけるような……


せめて、生徒の一生である数十年分くらいのイメージを持って、
教育という仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。

まあ、それでもまだ、宮大工の方たちが見渡す時間の、
わずか10分の1以下ですからね。


でも、せっかく人を育てるというやり甲斐のある仕事に
就いているのですから、それくらいの気持ちと想いを胸に、
教師という仕事に、ゆとりを持って取り組んで行ってみては
いかがでしょうか。



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  ● 編集後記
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あいつはそんなに電気代がかかるのか!

941+1 :おさかなくわえた名無しさん [↓]
   :2012/06/16(土) 23:46:26.55 ID:GAisiO2P
 私が実家に1ヶ月滞在していたら、普段1万円の電気代が
 4万円超えた。謎だ。

942 :おさかなくわえた名無しさん [↓]
  :2012/06/17(日) 00:00:17.23 ID:mFbFlt+b

 >>941
 お前ASIMOだろ