おはようございます!
水野です。

本編の前にお知らせを。

人の上に立ち、人を導くリーダーの方たち向けの話し方講座を
来月の8月25日と9月2日の二日間をかけて開催致します。

タイトルは、

 『リーダーのための、人を動かすスピーチ実践講座』(仮称)

です。

自分が伝えるべきメッセージがあり、人前で話す必要もあるが、
人まで話すことに苦手意識があったり、もうひとつ聞き手の
反応が思わしくない、という方や、さらに説得力・納得感が
高まるスピーチをしたい、とお考えの方は、是非このセミナーに
参加して下さい。

詳細は、サイトの準備ができ次第お知らせ致しますが、興味のある
方は、8月25日と9月2日は、予定を押させておいて下さいね。
 
 
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  ● いじめ問題、さらにこじれていく
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連日ニュースで取り上げられている大津市のいじめ問題。

昨年10月に、滋賀県大津市立中学校2年生の男子生徒が、
いじめを苦にして飛び降り自殺をしました。

これに対して、学校や市の教育委員会の対応に問題が
あるとして、亡くなった生徒の両親が地裁に提訴し、
それがマスコミの目にとまり、このような状態に
なったそうです。

日を追うごとに、いじめの実態が報道され、それがもはや
いじめを超えた残酷なものになっている、という話や
それを知りつつ学校は対応しなかった、といった話が、
ニュースとして報道されています。

事実を直接知らない私としては、この報道が果たして
真実かどうかはわかりませんが、もし事実であるならば、
加害者だけでなく、学校側にも、相当問題があると
言わざるを得ないでしょう。

これに対しての国民の怒りも激しいようで、加害者の
生徒や先生の個人情報がさらされたり、先生や学校に
執拗に攻撃的な電話やファクスが送られている様子。

それに対し、学校側も、週替わりで電話番号を変える
といった対応をとり、それがまた、火に油を注ぐ状況と
なっているようです。

ということで、この騒動、まだしばらくは収まりが
つきそうにありませんが、あなたはこのいじめ問題、
どのように感じ、考え、行動していますか?
 
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  ● 自分が他責思考か自責思考かを見極める方法
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お話変わって、企業研修などの現場でよく語られている
言葉として、

 「他責思考・自責思考」

というものがあります。


他責思考とは、今起きている原因が、自分以外の
他人にあると考える、ということ。

自責思考とは、今起きている原因が、自分にあると
考える、ということ。


他責思考で行動すると、何か問題があると、すぐに人のせいに
してしまい、自分には問題がないと考えてしまう。

そうすると、問題そのものが解決できず、その問題に
ずっとつきまとわれてしまう。

しかし、自責思考で問題に向かい合えば、自分に原因が
あると考えるので、その問題に対して、自分自身が、
どう対処していけばいいかと考えるようになる。

そうすると、自ずと問題の解決策も見つかり、解決
できることも少なくない。

だから、他責思考でいくよりも、自責思考でいった方が
いいですよ、と、そんな話をしているんですよね。

こう話すと、多くの人は、「他責ではなく自責でいこう」
と考えようとするのですが、この自責思考というのが、
実に難しく、そうそう簡単にできることではないんですよね。

また、ややこしいことに、自責思考が出来ていない時ほど、

 ■ 今の自分は自責思考ができていない

ものなんですよね。


そんなとき、自分が自責思考しているかどうか、他責思考に
なっていないかを判別する、一つの方法があります。

それは、何かの問題が起きたとき、


 ★ 今の自分は悪者探しをしていないだろうか


と、我が身を振り返る、ということ。

これが、自分自身に降りかかっている問題の時には、
意識して自責思考を心がける、という人はいるのですが、

 ■ 自分とは縁遠い問題になると他責思考になる

という人は、結構いるんじゃないかと思うんですよ。

たとえば、今回の大津市のいじめ問題の件。

この問題についてのニュースを見たとき、

「学校側が悪い」

「市教委にも問題がある」

といったことを考え、そこで思考がストップして
しまっていたとしたら、これはただの質の悪い
他責思考。

問題も解決しないどころか、下手をすれば、さらに
問題をこじれさせてしまいかねません。

加害者の個人情報を、自分自身で裏もとらずに、
安易にネットにあげたり拡散する人や、学校や
市教委に、クレームの電話やファクスを送りつける
人たちが、まさにこれに当たるでしょう。

彼らは、正義の行動を起こしていると思っているかも
しれませんが、結果的には、単に問題をこじれさせて
いるだけでしかありません。

そこまで具体的に行動しなかったとしても、悪者と
断じてその人を責めたり、知り合いとその話題に
なったとき、学校や市教委などを悪者扱いする
ことで溜飲を下げているだけであれば、なんの
解決にもなっていない、ただの与太話です。


自責思考が身についている人は、こういう状態の時に、

 ★ この問題が起きないようにするために、自分は何をすべきか?

と考えます。

誰が悪いか、何が悪いか、という視点も、もちろんありますが、
それ以上に、「自分がなすべきことは何か?」ということを
真っ先に考えようとする。

それが自責思考が身についている人の特徴なんですよね。

こういう人たちは、悪者を攻撃するような言動はとりません。

あくまでも、それは司法、または当事者の方たちにゆだね、

 ★ 自分自身が、自分の活動できる範囲で何をすべきか

ということを考え、実行していくんですよね。


私自身も、他責思考ではなく、自責思考でいこう、
と提唱している身として、今回のいじめ問題に対して、
講師として、メッセージ発信者として出来ることを
考えながら、行動していきたいと思います。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

 自責思考の人は、悪者探しをせず、自分に何が出来るかを、常に考える

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今回のいじめ問題について、私自身も先週のメルマガで
取り上げました。

【一介の平凡で小心な公務員が犯した歴史的大罪】

 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2929

私自身、このメルマガでも書いたとおり、いじめは絶対に
なくならないと思っています。

弱いものをいじめるという行為。

これは、人間に限らず、生き物すべての遺伝子に
組み込まれている、本能的な機能なんでしょうね。

だからこそ、他人に非があると考えて、悪者探しを
することは、無意味だと思うのです。

もちろん、悪いことをした人、自ら与えられた責任を
果たさずに、被害を出してしまった人たちは、何らかの
罰を受ける必要はあるでしょう。

しかしそれは、司法や被害を受けた当事者間において
行うべきことであり、第三者の人間が、とやかく言うこと
ではありません。

私たちが行うことは、こういった問題を自分事として
受け止めた上で、決して無くすことが出来ないことを前提に、
具体的にいじめを起こしにくくすること、また、いじめが
起きたときに、取り返しがつかないことが起きないように
是正することを考えることです。

この点について、いじめが起きたときの対処については、
こちらのメルマガに書きました。

【いじめ問題に対しての対処法】

 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2930


では、いじめが起きないようにするにはどうしたらいいか。

いじめの悪を説き、やってはいけない、と教え聞かす、
というのも、確かにひとつの方法でしょう。

しかし、私が思うに、一番効果があるのは、


 ★ 子供たちがあこがれるヒーロー像を示す


ことだと思うんですよね。

子供たちがあこがれるような、かっこいいヒーローの
ような姿を見せ、

「あんな人になりたい!」

と思われるようになること。

これを、子供たちの身近にいる人たちが、きちんと
示すことが出来ていれば、子供たちは安易にいじめに
走ることはないでしょう。

逆に、子供たちが自分たちの周りの人を見て、

「あんな人にはなりたくないな」

と思ってしまうような人に囲まれていたら、彼らだって
自分の理想のあり方も持てず、自信がなくなり、結果として
自分より弱いものをいじめて、ストレス発散や自己承認の
欲求を満たしていくことになってしまうのも、仕方のない
ことかもしれません。

このメルマガをお読みの方は、おそらく大人の方たちが
多いと思います。

ですから、是非皆さんご自身が、ご自分のお子さんに、
または、身近にいる子供たちに対して、

「あんな人のようになりたい!」

という生き方を、是非示してあげてください。

そうすれば、きっとあなたの周りでは、いじめ問題は
なくなっていくことでしょう。

逆に、もしいじめ問題が身近にあるとしたならば、
学校や市教委に文句や批判を言うだけでなく、
自らが子供たちからあこがれるような大人と
なっているか、自問自答してみてください。

そこから一歩を踏み出すことが、本質的な問題解決を
行う、重要な行動だと、私は思うのです。



今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。

   → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2931

  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
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  ● 研修講師の方へ、通る企画書を作る秘訣、お教えします
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このメルマガの読者の方の中には、私と同じように、
企業研修の仕事をされている方もいらっしゃいます。

その方たちに、おすすめの情報をご紹介します。

内容はずばり、

 ★ コンペに勝てる研修提案書の作り方

というものです。

企業から直接依頼されるにせよ、研修会社を介して依頼を
受けるにせよ、研修を受注する場合、必ず作らなければ
いけないのが、企画書です。

しかし、この企画書を書くというのが、非常に難しい。


講師業をやられている方は、依頼を受けて企画書を
書いたものの、通らずに撃沈してしまった、という
経験は多々あるのではないでしょうか。

この企画作りについて、非常に高いレベルで成果を
出しているのが、今回、講師を務める大島佳子さん。

私の友人でありますが、一見普通のおばちゃんのように
見えつつも、実はかなりの頭がきれる優秀な方であります。

彼女は、2006年から研修講師を始めましたが、
リピート率98%という、すばらしい実績の
持ち主。

しかし、彼女のすばらしいところは、質の高い
研修を行うこと以上に、


 ★ 企業の担当者が「是非この先生にお願いしたい」と思う企画書


を作るところにあります。

その組織の課題をきちんと見極め、それに対して、研修を
通じて、具体的な解決の方法を、企画書という形に作り
上げるのです。

だから、企画の採用率が高くなるのはもちろん、上記のように
その企画によって作り上げた研修カリキュラムも、すばらしい
ものであり、結果としてリピートしてしまう、というわけですね。

ある研修会社では、

「登録講師120名のうち、ベスト3に入る講師だ」

といわれているそうですが、その理由は、研修内容もさることながら

 ★ そのまま提出すれば通ってしまうほど、完成度の高い企画書が作れる

という点が、高く評価されているからなのだとか。

私自身も、大島さんとお話しするときに、よく話を聞くのですが、
聞けば聞くほど、

「そりゃあ確かに選ばれるよな」

と思えるほど、すばらしい企画書の作り方のノウハウを
もっていらっしゃるんですよね。

ですから、もしあなたが研修講師であり、自分自身で
プレゼンやコンペに通る企画書を作りたい、という
方でしたら、是非この情報を見てください。

私自身も、早速見せていただきましたが、無料情報
だけでも、非常にすばらしいもので、ものすごく
勉強させていただきました。

ちなみにこの無料情報、8月4日までの限定公開だそうですので、
興味のある方はお急ぎくださいね。

詳細はこちらをご覧ください

 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2932
 
 
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● ライブセミナーのご案内

■ 2012年 8月25日、9月2日(2日間セミナー)
   【リーダーのための、人を動かすスピーチ実践講座】(仮称)

   ※ 詳細はご案内の準備ができ次第お知らせします

■ 2012年 9月17日 10:00-18:30
   【10年がんばる技術 〜自分を大きく成長させる考え方〜】

   ※ 詳細はご案内の準備ができ次第お知らせします

■ 2012年10月 7日 10:00-18:30
  選ばれ、リピートされる研修カリキュラム構築セミナー
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2933

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● 各種教材

■【1分間自己アピール講座 DVD教材】
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2934

■【人の心を動かす文章の作り方 メールセミナー】
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2935
 
■【高品質セミナー作成講座 DVD教材】
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2936
 
 
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  ● 編集後記
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確かにおっしゃるとおり。

68 名前:774RR[sage]
 投稿日:2012/07/07(土) 09:39:39.32 ID:3F9YS6lE

 電話番号やら名前を刻印したドッグタグ
 
 一度鍵を無くして顔面蒼白になった時に拾った人が
 電話してきてくれて神に感謝した


72 名前:774RR[sage]
投稿日:2012/07/08(日) 22:54:19.06 ID:QZDN+331

 >>68
 その人に感謝しろよ