おはようございます!
水野です。

本編の前にお知らせを。

人の上に立ち、人を導くリーダーの方たち向けの話し方講座を
来月の8月25日と9月2日の二日間をかけて開催致します。

タイトルは、

 『リーダーのための、人を動かすスピーチ実践講座』(仮称)

です。

自分が伝えるべきメッセージがあり、人前で話す必要もあるが、
人まで話すことに苦手意識があったり、もうひとつ聞き手の
反応が思わしくない、という方や、さらに説得力・納得感が
高まるスピーチをしたい、とお考えの方は、是非このセミナーに
参加して下さい。

詳細は、サイトの準備ができ次第お知らせ致しますが、興味のある
方は、8月25日と9月2日は、予定を押させておいて下さいね。
 
 
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  ● 逃げていいものって何ですか?
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昨日のメルマガでは、佐藤伝さんが主催されている
朝カフェ&勉強会でお話しさせて頂いた事を取り上げました。

【逃げてもいいの?】
http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=3028

 ※ ちなみに、この【朝カフェ&勉強会】ですが、毎月
   最終土曜日に、定期的に開かれています。
   気軽に学べ、参加者と交流も出来る場ですので
   興味ある方は、佐藤伝さんのお話や特別講師の
   お話を聞きに、参加してみてはいかがでしょうか?

   詳細はこちらです
   → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=3029


これを読んだ読者の方の志村さん(仮名)から、
こんな質問が寄せられました。


 昨日のメルマガで、

 「逃げ切れるものもあるけれど逃げ切れないものもある」

 といわれていましたが、逃げ切れるものとそうでないものは
 どうやって判断すればいいんですか?

 私としては、逃げ切れるものであったら、さっさと逃げて、
 その分、逃げられないものに向かい合う方に力を注ぎたいので、
 見極める方法があったら教えてください」


なるほど、確かに、この点をきちんと見極められるように
なれたら、無駄なエネルギーを費やすこともないでしょうね。

ということで、今回は、この質問について考えてみたいと思います。
 
 
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  ● 逃げていいもの、逃げてはいけないもの
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私自身を振り返ったり、研修やセミナーでお会いした方たちの
話を思い返してみると、逃げられるにもかかわらず、逃げないで
しんどい思いをしているケースとして多いのは、3つあります。

ひとつは

 ■ ひとつの方法論に固執してしまう

というもの。

たとえば、営業マンが、飛び込み営業をしていて
うまくいかないと悩んでいル、というケースが
それに当たるでしょう。

営業の方法は、テレアポやDMといった、いろいろな
方法がありますよね。

にもかかわらず、【飛び込み営業】という方法論をやめるのは
逃げることになってしまうから、と固執して、ますます苦しく
なっていく人などがこれに当たるでしょう。


ふたつめは

 ■ 自分の価値観に固執してしまう

というもの。

「こうあるべき」「これはしてはならない」という、べき論を
多用して、自分の行動の幅を制限してしまい、そこから外れる
ことを行うのは逃げである、と思って、考え方ややり方を、
頑として変えない。

その結果、周りの人との軋轢が生じたりして、思い通りの
人生が送れない、という人がこれに当たります。

そして、みっつめは

■ 他人の判断や考えを変えることに固執してしまう

というもの。

「過去と他人は変えられない」と言いますとおり、他人を
自分の思い通りに変えることは、基本的には不可能なのです。

にもかかわらず、それをあきらめると言うことは逃げとなって
しまう、と人の考えを変えることにこだわり続け、結果的に
疲弊してしまう、という人がこれに当たります。


これら3つの症状に陥っていると自覚している人は、
ぜひ、いったんそこから逃げ出し、距離を置いた上で
冷静になってみてください。

そして、その上で、


 ★ そもそも、自分は何を達成したかったのか?


と、もう一度問い直してほしいんですよね。

自分の夢、自分の目標、自分のたどり着きたいゴール……

これらをもう一度考えた上で、


 ・そこにたどり着くためには、その方法論でなければだめなのか?

 ・そこにたどり着くためには、その価値観は本当に必要なのか?

 ・そこにたどり着くためには、その人を本当に変えねばならないのか?


ということを、深く自問自答してください。

きっと、今までとは違った答えが出てくることでしょう。

その答えに納得がいくのであれば、今までやってきたことからは、
胸を張って逃げていっても大丈夫。

なぜなら、それは、目の前の問題から逃げ出したわけではなく、


 ★ 不要なこだわりを手放して、自分自身が自由になったこと


になるのですから。

そうやって、不要なこだわりをどんどん手放していくことで、
さらに幸せな、理想の自分に近づいていくことになるんですよね。

私もまだまだ、逃げて手放した方がいい、不要なこだわりを
たくさん持っていますので、これを機会に、見直しを図って
見ようと思います。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

   つまらないこだわりを手放すことは、逃げるということではない

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では、逃げられないものについては、どのようなものが
あるでしょうか。

こちらは、大きく2つあると私は考えています。

ひとつは、

 ■ 自分自身が置かれている今の現実

です。

当たり前だと思われるでしょうが、昔の私を振り返って見ると、
結構、今の自分の現実から逃げ回っていることが多かったように
思います。

それが一番顕著に出ているのが、現状の批判や文句というもの。

これは、一見逃げていないように見えるかもしれません。

しかし、現状を踏まえ、今後具体的にどうしていくのかを
きちんと考え、実行することもせず、ただ批判や文句ばかりを
言っているというのは、ただの逃避行以外の何者でもありません。

こういった逃げを続けていても、受け入れたくない現実は、
ずっと自分について回ってくるでしょう。


逃げられないものの、もうひとつは、

 ■ 今現在の自分自身

です。

こちらもまた当たり前だと言われますが、自分自身と
きちんと向き合い、そして伸ばすべきところは伸ばし、
ただすべきところはただしていく、ということを行う
ためには、自分というものときちんと向かい合う必要が
あります。

そのとき、たいていの人は、直視することを避けたいと
思えるような、自分自身のおぞましさやみにくさと向かい合う
ことにもなるんですよね。

そんなとき、逃げてしまう人は、そこから目を背けてしまいます。

しかし、自分の人生が思い通りに言っていないときは、たいてい
自分自身の中にある、自分が見つめたくないような部分が、
その原因になっているんですよね。

ですから、いつまでも逃げ回り続けていると、自分の状況は
変わらないどころか、むしろ悪化していくことも少なくないのです。


ということで、今の現状と自分自身については、目を背けて
逃げ回らず、まずはいったんきちんと受け止め、その上で、


 ★ 今のここから、何を考え、どう行動するか?


ということを考えていきましょう。

ここから始めることが出来たら、きっとあなたも、自分が望む
人生を歩み始めることが出来ることでしょう。

もちろん、時々は逃げてお休みしても結構。

少し休んだら、また戻ってきて、そして、ゆっくり、じっくり
今と向かい合いながら、進んでいってくださいね。



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  ● 編集後記
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外人に対しての忍者ネタは、もう何でもありの様相を呈しております。

587 名前:名無しさん@HOME[sage]
投稿日:2012/07/29(日) 21:51:34.64 0

 忍者が好きと言うか憧れてて日本にまで来ちゃったけど
 忍者なんていないって皆に言われてしょぼん顔になってた
 アメリカ人留学生に、

 「これは内緒なんだけど…」

 って前置きして、

 「忍者はオンミツだから、日本人は全員否定することに
  なってるのよ。トップシークレットよ」

 って言ったらものすごく納得してしまい、その後も
 忍者いる? って聞いては居ないよって答えを聞いて
 ワカリマスって顔して頷いてて、」ちょっと良心の呵責。

 今夏休みで国に帰ってるけど秘密守れるかしら。