おはようございます!
水野です。

本編の前にお知らせを。

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  ● 味方だなんて甘い考え!
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2010年5月11日のメールマガジンで「組織改革は戦いではない」
というお話を書きました。

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その中で、私は、

「会社の中には敵はいない。自分と考え方の違う味方しかいないのだ」

という一言を書きました。

自分で言うのも何ですが、俺、なかなか良いこと言ったな、
と思って、悦に入りつつ、あちこちでこの話をしていたんです。


ところがある日、この話を聞いていた人から、こんな反論を
頂きました。


「水野さん、確かにその考え方は正しそうに聞こえるよ。

 しかし現実は、いくらこちらが相手を敵と思わなくても、
 向こうがこちらを敵と認識して攻撃してくることだって
 あるんだよ。

 それでも、敵がいない、味方だけだ、と思えと言うのは
 体の良い理想論にしか聞こえないよ」


うーむ。実にリアリスティックな考え方ですよね。

確かにこの人の言っていることの方が、現実に即している
といえるかもしれません。


さて、あなたはこの人の考え方を聞いてどう思われますか?

そして、どのように行動するでしょうか? 
 
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  ● それでも戦うべきではないのか?
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その前に、そもそも、会社とはどういうものなのでしょうか。

私思うに、会社とは


 複数の人間達が、ある理念・ビジョン・ミッション、に従って
 目標達成していく組織集団


だと思っています。

まあ、理念・ビジョン・ミッションというものがない会社も
あったりはしますが、それでも、集団で何かの目的を持ち
進んで行くというのは、間違いないでしょう。

この考え方で言うならば、基本的に社内に敵は生まれないはず。

それでも、敵が現れる状態になるという場合、理由は大きく
2つに集約されると思います。


ひとつは、

 1. 会社の向かう方向を否定する人と肯定する人が混在する

という状態。


そしてもうひとつは、


 2. 社内の誰かの立場を脅かす存在が現れたとき


という状態でしょう。


もし、このような状態で、敵味方に分かれて戦った場合、
どうなるでしょうか。


まず、1番目については、トップの意志、または社員総意の力に
よって、勝敗が決するでしょう。

いくらあなたが

「それっておかしいんじゃないの?」

と思うようなことがあったとしても、トップ、または社員の
総意があなたの思いとは違う方向に向かう限り、いくらあなたが
正論を振りかざして敵と戦っても、負けてしまうでしょうね。

この場合必要なことは、敵と戦うことの前に、まず、


 ★ 仲間を作る事に全力を傾ける


事が重要な戦略だと思います。


では、2番目についてはどうでしょうか。

この場合、個対個の戦いになりますが、このときの勝敗を決めるのは


 ★ その人に属する能力と人脈力


になると思います。

この場合、相手に打ち勝とうと攻撃を仕掛けたならば、
おそらくは反撃を食らうことでしょう。

そうなるともう、力と力の戦いになります。

そして、やはり最終的に雌雄を決するのは、能力以上に
人間関係力が大きいと思うんですよね。

ということで言うと、こちらでもまた、確実に相手に
勝利するためには、


 ★ 仲間を作る事に全力を傾ける


ことが有効である、という訳です。

で、いずれの場合も、出来るだけたくさんの仲間を
作るために、


 ★ 敵勢力の中にいる人間も、自分の仲間に引き込む


事が必要となることがあります。

しかし、その際に、脅したり、力でねじ伏せて仲間にしたと
しても、長い期間有効な関係を築くことは出来ないでしょう。

だからこそ、その時に必要な考え方として、


 ★ 相手を敵ではなく、自分と考え方の違う味方と考える


という意識をベースに持って、やっていくと良いんじゃないか、
と思うわけです。

往々にして、人をすぐに敵と味方に分けて考えて、敵と見なした
相手を攻撃する人間は、味方作りがへたくそで、自分の正論だけで
突破しようとするパターンが多いように見受けます。

でも、ビジネスの世界で、ストレス無く、末永い成功をしていく
ためには、正しいものや強さを振りかざして相手に勝つよりも、


 ★ 大切な仲間を作り、それを拡げることに全エネルギーを使う


といったやり方の方が、きっとうまく行くと、私は思うんですよね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

     敵を倒す前に、まずは仲間作りに全力を傾けよう!

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私思うに、昭和の時代は、確かにビジネスの世界でも日々戦いが
繰り広げられていたように思います。

だから、古い世代のサラリーマンの方たちなどは、仲間作り
なんてこと言うと、生ぬるい! と思ってしまうかもしれません。


でも、もっともっと大元に立ち戻って考えると、会社というものは
そもそも人と人とが戦うために生まれたのではなく、


 ★ 人と社会を幸せにするために生まれてきたもの


のはずなんですよね。

もっと言うなら、政府だって、国民を幸せにするために
生まれた仕組みだと思うんですよ。


その、幸せを生み出す仕組みの中が、いつでもこんなに
ごたごた戦い続けてしまい、幸せにするはずの仕組みの中に
いる人が、皆不幸せになっていくというのは、おかしいと
思いませんか?


本来ならば、そういったおかしなひずみを、全体的に
えいやあ! と直せればいいのですが、一度流れが
そちらに向かってしまうと、よほど力のあるトップが
現れて、采配をふるわない限り、いっぺんに改革する
ことはとても難しいと思います。


では、諦めて、不幸な人を量産する仕組みに甘んじる
しかないのか。

私はそんなことはないと思います。

せめて、身近な人間達同士だけでも、戦わない関係、
仲間という意識でまとまっていく関係を作るだけでも、
ずいぶんと幸せ度合いは変わってくるんじゃないかと
思うんですよね。

身近な人を非難し、なじることをせず、仲良く、助け合う
関係作りにエネルギーを注ぐ。

戦えど戦えど、楽にならずに、大変でどうしようもないと
思うのならば、駄目で元々、と思って、ぜひ考え方を
ひっくり返してみてください。

意外と、良い結果が生まれるかもしれませんよ。



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  ● 編集後記
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私も似たタイプの人間なんで解るけれども、
本人は十分自覚しているんだよ。
でもコントロール出来ないだけ。

286 :おさかなくわえた名無しさん :sage
  :2012/08/02(木) 14:00:34.06 ID:wC/tNR0j

 先ほどのテレ朝
 福山「いや〜イギリスの応援の音凄かったですよ」
 修造「どんな感じですか?」
 福山「修造さんが2000人いる感じです」
 修造「それは暑苦しいですね」

287 :おさかなくわえた名無しさん :sage
  :2012/08/02(木) 14:15:12.23 ID:WTYJnJjd

 修造自覚してんだw