おはようございます!

水野です。

本編の前にお知らせを。

本日より、12月恒例の年末特別セールを行います。

昨年までは、販売している教材を一斉に12月末まで
販売していましたが、今年から、週替わりで教材を
セレクトして特別価格にて販売します。

まず第1週目は、「1分間自己アピール講座」です。

自己アピールというのは、奥ゆかしい日本人にとって
苦手意識を持つ人も多いようです。

そんなメンタリティを持った人でも、心のハードルを
下げて、自信を持って自己アピールできる方法をお伝え
しています。

セミナーや勉強会に頻繁に参加して、自己紹介を
しなければいけないことがある人や、独立自営で
ビジネスをされている方は、是非この教材で勉強
して下さいね。






さて今日は、アンコール版として、2010年8月24日の
メールマガジンをご紹介しましょう。

では、まいりましょう! 
 
 
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  ● 日本人の知らない日本語
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最近、普通の人では垣間見えない、ちょっとマイナーな
世界のことをマンガ仕立てで描いている本がブームですよね。

私は「ダーリンは外国人」が、このブームの口火を
切ったのかな、と思っていますが、この手のマンガが
今書店ではたくさん出回っています。

その中でも、ちょっと前にベストセラーになったもので
「日本人の知らない日本語」というものがあります。

 第1巻 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=mag_biz&c=5198&u=1882
 第2巻 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=mag_biz&c=5199&u=1882


これは、日本の日本語学校に通う外国人と、そこで
教鞭を執る講師との面白おかしい日常を描きつつ、
日本語というものを考える、というもの。

単なる面白マンガとしても充分楽しめ、私なんかは
腹を抱えて笑ってしまいましたが、日本語というものの
成り立ちなどは、非常に考えさせられるものがありました。


中でも、一番印象的だった話は、第2巻で描かれていた
「ら」抜き言葉について描かれていた、日本語の可能形と
受け身・尊敬形を教える授業の下り。

可能形とは「書ける」「走れる」というものであり、
受け身・尊敬形とは「書かれる」「走られる」というもの。

ほとんどの言葉が、この両者を書き分けるのですが、
1段活用やカ行変格活用の言葉については、書き分けずに
ひとつの書き方で統一されています。

例えば、「着る」という言葉は、両方とも「着られる」ですし
「来る」という言葉は「来られる」で表記が一致しています。

「ら」抜き言葉とは、この1段活用とカ行変格活用の特殊ルールを
撤廃して、他の言葉と統一しようとした結果生まれてきたという
説があるそうです。

要するに

 「着る」の可能形:「着れる」、受け身・尊敬形:「着られる」

 「来る」の可能形:「来れる」、受け身・尊敬形:「来られる」

と考えると、文法的にもしっくり来る訳です。

ということで、日本語の先生の中でも、ら抜き言葉は認めても
良いのではないか、という人もいるそうですし、テレビでも
最近は「ら」抜き言葉に対して許容されるようになりつつある
とのこと。

さて、あなたはこの話を聞いて、どう思いましたか?
 
 
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  ● 「ら」抜き言葉に芽生える気持ちは
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たぶん、年配の方になるほど、「ら」抜き言葉を聞いたとき

「日本語の乱れだ! 嘆かわしい!」

と思っている人が多くなるんじゃないかと思います。

私自身も、「ら」抜き言葉には、とっても違和感があり、
身の回りの人が「ら」抜きで話すと、その場で訂正する
ということを、以前はしょっちゅうやっていました。

最近は、丸くなった性で余り目くじらを立てて訂正する
ことはないですが、それでも自分は「ら」抜き言葉を
気楽に使うことにはちょっと抵抗がありました。


でも、今回の話を聞くと、むしろ文法的に乱れていたのは
今までの方で、「ら」抜き言葉の方が正しい様にも思えます。


ここで、ちょっと恐ろしく感じたんですよね。というのも、
今まで自分は、「ら」抜き言葉を使う人を嘆きつつ、


 ■ 頭から信じていた正しさに疑いを持たずに人を批判する


ことをやっていたからです。

このメルマガでも常に「正しさ」というものについて
色々と考えていますが、今回のこの本を読んで、改めて


 ■ 正しいと思った瞬間、人は思考停止して馬鹿になる


と思いました。

特に、人から与えられた正しさを多く持って生きている人ほど
馬鹿に拍車がかかっているといえるかもしれません。

さらに言うなら、この馬鹿の本質は何かというと


 ■ 自分の正しさを否定すると自分が壊れてしまう基盤の脆弱さ


だと思うんですよね。

だから、他人から与えられた正しさを、ろくに考えずに鵜呑みに
してきた人ほど、その正しさから外れたものを見ると、それを
認めることは自らを否定することになってしまうから、それを
自分の正しさで一生懸命否定したくなるのだと、私は考えています。

こんなことを言うと、鵜呑みの知識や価値観で生きてきた人は、
きっとイラッと来ると思います。

だから、もしイラッときたなら、一度自分が信じてきた正しさと
いうものについて、ご自身の頭で考えてみると良いかもしれません。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥

           今日のトーク術・まとめ

  他人から与えられた正しさを、鵜呑みにしたまま生きてはいないか?

‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

とはいえ、自分の中にある正しさをすべて棚卸しして
検証するのは実際は無理でしょう。

であるなら、せめて、日常の中で触れたことで、
「それは違う!」と感じたことについて、考えて
見ると良いでしょう。

なぜ違うと感じたか、違うと断じた元となる、
自分の中にある正しさについて、なぜそれが
正しいのかを、改めて調べ直したりしながら、
自分の頭で考えてみるんです。


若者達が「ら」抜き言葉を使った言葉を聞いたとき、
脊髄反射的に

「日本語の乱れだ! これだから若い奴は! 嘆かわしい!」

と相手を責めて溜飲を下げるだけでなく、文法を調べたり、
「ら」抜き言葉の誕生の歴史を追ってみたりしてみましょう。

そうすることによって、自分の中の考えも深まるでしょうし、
底の浅い正しさを振り回すことも自重するようになるでしょう。


もしそういうことをするのが面倒だ、ということならば、
なおのこと、ご自分の正しさを他人に押しつけることは
やめた方が良いでしょうね。

もしその正しさが、本当に正しいものであっても、自分の頭で
きちんと考え、判断できない人から言われても、たいていの人は
聞く耳を持たないでしょうから。



今回のメルマガはいかがでしたか?
面白かった! という方はクリックしてください。

   → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=mag_biz&c=5200&u=1882


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  ● 人を知り、コミュニケーション能力を高めたい人へ
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以前もご紹介しました、私の友人でもあり、ビジネスパートナー
でもある早川健治さんが、12月16日にワークショップセミナーを
開催します。

テーマは、

「人の違いを知り、コミュニケーションストレスをなくす」

というもの。

「人それぞれ」ということはよく言われますが、どのように
人それぞれなのかがわからないと、コミュニケーションを取る際に
役に立ちません。

このワークショップセミナーでは、ユングのタイプ論というものを
元にして、それぞれの人が、どのような考え方や行動を取るのか、
そして、そういう人達に、どう接していけばいいかということを
理解出来ます。


私自身も、参加させていただいたことがあるのですが、
事前に検査をした上で、ワークショップで実際に自分が
どういう考えや行動を取るのかを確認し合うことで、
単にタイプわけのレッテルを貼られるだけではなく、
他人と自分との違いを頭と心で理解出来る、とても面白い
ものでした。

特に、組織で働く人にとっては、仕事上の人間関係のストレスを
軽減させ、他者を、自分が納得できる形で理解する考え方として
非常に有効な学びになることでしょう。


ということで、以下早川さんからのメッセージです。

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普段企業研修で、受講者本人からの評判が高い、
ユングのタイプ論を基にしたメソッド、MBTI。
今回一般向けのワークショップとして開催します。

他者とコミュニケーション上のストレスがある方、
人の違いを理解すると、仕事であれ、プライベートであれ、
お互いのコミュニケーションのストレスが減り、お互いの
強みが活かしやすくなります。

そしてラクになりますね。

人の行動がどのようなメカニズムで現われるのか
共通の軸を使って理解していきます。
そうすると相手のあたり前と自分のあたり前が無意識に
違うことに気づきます。

また、仕事やキャリア上の悩みのヒントや
自分がイキイキと貢献できる場面を知ることもできます。
zenn
皆さんでワークをワイワイと楽しみながら、
その中で人の違いを実感して頂くようになっている
ワークショップです。

開催日程
 12月16日(日)10:30〜18:00
 お申込みはこちらです

 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=mag_biz&c=5201&u=1882

 ※ 水野さんのメルマガ読者は、3,000円引きの特別価格
   9,800円でご招待します。
   (もちろん、事前受検料、マニュアルテキスト全て込みです)
   お申し込みの際、「お問い合せやメッセージ等あればどうぞ」
   の欄に「水野さんの紹介」とお書き下さい。
 
 
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  ● 編集後記
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ゴルゴ13とかこち亀とかワンピースでこれをやられたら、
弟は死ぬかもしれない(笑)。

424 名前:名無しさん@そうだドライブへ行こう[sage]
 投稿日:2012/11/18(日) 20:40:43.76 ID:vOxH4Es20

 全巻そろえたい漫画の1巻だけを買って
 弟の部屋にうっかり置き忘れていくと
 一ヵ月後には全巻揃っているという
 素晴らしいシステムを発見したので
 活用して出費を抑えてる、あと弟が最近痩せた