こんにちは!
水野です。

さて、今回はアンコール版として、2010年11月26日の
メルマガをご紹介しましょう。

では、まいりましょう!
 
 
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  ● アニメが文学へ逆襲を仕掛けたとき
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1981年、大阪で第20回日本SF大会が行われました。

これは、日本のSFファンと作家が交流をするイベントとして、
当時有名であり、東京をメインに、大阪他全国各地で毎年
行われていたそうです。

当時は、まだSF界でも、アニメは市民権を得ていず、
SF文学より、数段低く見られていました。

しかし、当時大阪にいた学生達は、スターウォーズの
世界的ヒットなどもあり、また、宇宙戦艦ヤマトや
機動戦士ガンダムなどのアニメも生まれて好評を博して
いたため、

「これからのSFは映像の時代だ!」

という思いを強くし、文学が上と考える年長者達に
一矢報いたいと考えていました。


そこで、そのSF大会の開会式において、皆が驚くような
SFアニメを上映してやろうということになったのです。

その制作に関わったのが、岡田斗司夫を始めとし、
当時大阪芸術大学生だった庵野秀明、赤井孝美、
山賀博之といった面々。

そして、膨大なエネルギーをかけて、できあがった
映像が、「DAICON3」という5分ほどのアニメ。

しかし、これが参加者の度肝を抜き、絶賛されました。

2年後の1983年に再び大阪で行われた第22回日本SF大会も
さらにスケールアップしたオープニングアニメを制作。

その後も彼らは、その後も、自主製作団体としていくつかの
作品を発表し、のちにガイナックスというアニメ製作会社を
設立し、ヱヴァンゲリヲンをはじめとする数々のヒット作を
世に送り出すことになったのであります。


このすべての始まりになった、DAICON3について、
当時制作に関わった岡田斗司夫さんが、2010年10月9日に
大阪芸大で「マンガ批評の方法」というタイトルで講演を
行いました。

その動画はこちら

 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5558


この動画を見て、私は

「これはビジネスの世界でもとても重要な考え方だよなぁ」

と思ったのであります。
 
 
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  ● 質の高いビジネスをしていくための4つのテーマ
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岡田さんは、作品作りにおいて、重要なものはテーマであるとし、
そのテーマには以下のものがあると語っていました。


 1.どんな見た目か? …… スポンサー向け

 2.どんな話か?   …… 視聴者向け


1番は、自分の作品がどのように見えるのか、ということ。
パッと見た瞬間に、「これはいける!」と思ってもらえる様な
思わずお金を出したくなるような、これは見てみたいな、と
思割れるようなテーマを作る、ということです。

2番目は、実際に作品を見た人たちにとって、理解でき、
楽しめる様なテーマを考える、ということ。作品の満足度は
このテーマから生まれる訳です。


ここまでは、必要性も重要性も非常に分かりますし、
映像制作の世界だけではなく、一般のビジネスの世界でも
見た目とクオリティという言葉に置き換えれば、これらの
重要性は、頻繁に語られています。

しかし、さらに重要なテーマとして、岡田さんは
次のものをあげていました。


 3.どんな意味か?  …… スタッフ向け


これは、作品を作る上で、スタッフを束ねて
いくために必要なもの。

これがないと、スタッフは向かうべき道を見失い、
混乱してしまう訳です。

これは、組織においてのビジョンやミッションに
相当するものでしょうね。


そして、岡田さんは、最後にこんなテーマをあげました。


 4.本音・思いは何か?…… 自分自身向け


これはつまり、個々人自らに対して、

「自分は何でこの仕事に取り組んでいるんだろう」

という思いですね。

仕事に取り組む、モチベーションが生まれる源泉、
とでも言いましょうか。


岡田さんは、この4つのテーマがなければ、作品は
素晴らしいものに仕上がらない、と語っていました。

この話を聞いたとき、私自身、なるほど、岡田さんは
素晴らしいことを言うなあ、と思ったんですよね。

皆さんは、この4つのテーマをもって、ビジネスに
取り組んでいますか?
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

4つのテーマをもってビジネスに取り組み、質の高い作品を生み出していこう

‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

いくら人を惹きつけ、お客様を満足させる情報や
テクニックを学んでも、また、立派なビジョンや
ミッションを作りあげたとしても、


 ★ なぜ自分はこの仕事に取り組んでいるのか、


が明確にならないと、努力も続かないでしょうし、
ちょっとしたことで、道を誤り、思わぬところへ
向かってしまうこともあるでしょう。

だからこそ、自分が今の仕事に取り組む理由、思いを
自らはっきり持つことが重要なのだと思うのです。

特に自営業者の方や、経営者の方のように、自らが
頭に立って社会に価値を提供していく立場ならば、
なおのこと、この4番目のテーマは重要となるでしょう。


そのためにも、今自分が目の前の仕事に取り組んでいる
理由や思いを、今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。

それが見つかったとき、仕事の質や、取り組むモチベーションが
もうもう一段階上がることになるでしょう。


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  ● 編集後記
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本日は3月11日。

東日本大震災が起きて、丸2年が経ちました。
被害に遭われて亡くなられた方のご冥福を
心よりお祈りいたします。

ということで、いつもはおふざけで笑わせる
編集後記も、今日はおやすみ。

その代わり、震災後に活躍して下さった自衛隊の
お話を取り上げた、過去のメルマガをご紹介します。

プロフェッショナルの訓練とは
http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5566

それを語るに足る資格
http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5567

命がけの気配り
http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5568

疎まれながらも職務を全うする人々
http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5569

自分でいうのもなんですが、どれもこれも泣ける話
ばかりです。

ハンカチを用意してお読み下さいませ。