おはようございます!
水野です。

本編の前にお知らせを。

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さて、今回はアンコール版として、2011年3月2日の
メルマガをご紹介しましょう。

では、まいりましょう!
 
 
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  ● 「自分らしく」なんて甘ったれたこと言うな!
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以前から、あちこちで耳にしてきた「自分らしく」という言葉。

「自分らしく生きる」

「自分らしくやりたい!」

といった事を言う人が、世間にはたくさんいますよね。

確かに、「自分らしく」という言葉そのものは、
なんの問題も違和感もありません。

しかし、この言葉を使う人によっては、とても違和感を
感じることが、以前はしばしばあったんですよね。

例えば、プロのスポーツ選手などが、試合前に、

「今日は自分らしく頑張っていきたいと思います」

というコメント。

確かに、自分らしく頑張ることは大切だと思うんですが、
例えば優勝がかかっている試合に臨む前などに、こんな
コメントを聞くと、

 「ここは『絶対優勝します!』っていうところだろ?」

  なにをのんきなこと言ってるんだ?」

と、不思議に思ったりもしていたんですよね。


またプロではなく、一般の人たちの中には、何かと言えば

  「自分らしくやりたいんです!」

という人がいますが、こういう人を見ていると、


 「なに甘ったれたこと言ってんだ!」


と、イライラしながら腹を立てたりしていたんです。


今は大人になったせいか、腹を立てたり、イライラしたりは
しなくなったんですが、そこはかとない違和感は感じており、
これがなんなのか、言葉にすることが出来なかったんです。

しかし、先日、この疑問が解けるお話しを伺うことが
出来たのです。
 
 
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  ● 自分らしくやるということ
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そのお話を聞かせて下さったのは、企業経営者や
スポーツ選手のメンタルコーチを務めて
いらっしゃる、松下信武先生。

ここで名前を挙げていいか分からないので、
伏せておきますが、オリンピックのメダリストも
育てていらっしゃる、腕利きの方です。

その先生から伺って、長年の疑問が氷解したのが、
このお話でした。


 スポーツ選手というのは、勝つこと究極の目的なので、
 普段の練習については、ひたすら勝つことを考えて、
 そのための努力をする。

 しかし、試合になったら、勝つことを忘れて、自分の
 ベストの力を発揮できる事に意識を集中させる必要がある。

 この集中点の切り替えがうまくいかないと、その選手は
 勝つことが出来ないのだ。


これを聞いて、スポーツ選手の試合前のコメントの
違和感と、「自分らしく」を連呼する一般の人に
感じる違和感を、同時に解消することが出来たのです。


確かに、プロのスポーツ選手は、試合前に、常人からは
想像も出来ないほど、過酷で厳しいトレーニングをして
います。

その訓練量は、トップ層になればなるほど、ほとんど
差がつくことはないでしょう。

このような、持てる能力が横一線である状態のとき、
その勝負に勝つために必要なことは、皮肉なことに、

「絶対に勝つ!」

と勝敗にこだわるメンタリティではなく、

 ★ 訓練で身につけた能力を出し切る

というメンタルを作り上げる事であるというのです。


この話を聞いて、ようやく私は、試合前のインタビューで、
ことさら「自分らしく」と言っている選手が多いことに
合点がいきました。


つまり、本当の「自分らしく」と言う言葉の意味とは、


 ★ 徹底的に鍛え抜き成長させた自分の力を100%発揮させる


ということだったんですね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

 鍛え抜いた自らの能力を100%出し切ることが「自分らしく」という意味

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こうして考えると、頻繁に「自分らしく」と言う人に対して
違和感を感じるのも、理解出来ます。

「自分らしく」という言葉を使う人の中には、自分の性格や
考え方を優先するあまり、


 ■ やるべき事や鍛えるべき事をしない


人が少なくありません。

しかし、プロスポーツ選手に、訓練のステージと本番のステージが
あるのと同様に、一般のビジネスパーソンにも、訓練と本番の
ステージがあると私は考えます。

訓練のステージにおいて必要なことは、

 ★ 目的を達成させるために必要な力を徹底的に身につける

事であり、そのために必要な訓練項目と量をこなす
必要があります。

その訓練のステージにおいて、

「自分らしく頑張りたい」

と言いながら、訓練項目や量を好き勝手にコントロール
してしまう人は、結果を出す人にはなれないでしょう。


今振り返ってみると、私自身、生来のわがままさゆえに、
本来訓練すべきところで、まちがった「自分らしさ」を
追求してしまい、自分自身の成長にブレーキをかけて
閉まったように思います。

その結果、38歳のときに事業に失敗する、という傷手まで
被ってしまいました。

その後、このことを反省して、一旦「自分らしさ」を封印し、
とにかくやるべき事に粛々と取り組む事を続けることで
なんとか立ち直ることが出来ました。やれやれ。


と、そんな経験をしてきた私ですので、「自分らしく」と
いう言葉を頻繁に使う人を見ると、以前の私のようなことに
なりはしないだろうか、と心配になってしまうんですよね。

私の心に芽生える違和感は、きっとこの心配の気持なのだと
合点がいったのでありました。


ということで、もしあなたが「自分らしく」やっていくことに
こだわりたいのならば、是非、訓練のときに、不用意に
「自分らしく」という考えを持ち出さず、やるべき事を
徹底的にやり切りましょう。

それが、


 ★ 本番のときに一番最高の「自分らしさ」を発揮できる


一番の方法なのですから。



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  ● 編集後記
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オレの流した涙を返せ!

128 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage]
 投稿日:2013/06/08(土) 01:23:44.00 ID:3Lbqx9mN

 娘とスーパーに行き、5歳の娘がふと桜餅を手に取って
 「パパ、これママと3人で食べよう」と言い出した。

 帰宅し、仏壇の前で娘と2人、無言で食べた。
 その後、娘は「○○ちゃんと遊んでくるねー」と言って出かけた。
 初夏のような暑さの夕方、家に1人残された俺はボロボロと
 涙がこぼれて来た。
 なんであんなに泣いたのか自分でも分からない。
 ノスタルジックというのかなんなのか。
 そもそも嫁は死んでないし、長男出産を控え産婦人科に
 いるだけなのに。