おはようございます! 水野です。

本編の前にお知らせを。

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さて 今回はアンコール版として、2011年3月29日の
メルマガをご紹介しましょう。

では、まいりましょう!
 
 
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  ● 水族館好きの私、イルカに食いつく
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毎週欠かさず見ているテレビ番組のひとつ、「シルシルミシル」で
先日、「イルカにどうやって芸を教えるのですか?」という視聴者の
疑問に答える、というコーナーがありました。

私は、結構水族館も好きなので、昔はよく行ったものでした。

そして、魚たちの生態も興味深く見ていましたが、
なんといっても、イルカショー・アシカショーを
楽しみにしていたんですよね。

非常に高度な技を繰り出すイルカを、どうやって調教しているのか、
あの胸躍るショーの舞台裏を垣間見られるということですから、
非常に興味深くその番組を見ていたんです。


まず驚いたのは、イルカショーに出演しているイルカたちは、
元は皆野生のものだそうです。

私は、水族館で生まれ、小さい頃から飼育員たちに育てられながら
芸を身につけていったとばかり思っていたんですが、そうでは
無かったんですね。


さらに驚いたのは、野生のイルカを水族館に連れてきて、
ショーのデビューを果たすまで、わずか1年しかかからない
のだとか。

あれほどの高度な技を、人間との見事なコンビネーションで
演じられるようになるまで、わずか1年しかかからない。

この時間の短さにも驚かされました。

では、いったいどうやって、短期間で調教しているのか。

今回は、番組で紹介されてた、イルカの調教方法を
ご紹介したいと思います。
 
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  ● なぜ野生のイルカでも1年で芸を覚えるのか?
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調教師は、まず始めに何をするかというと、

 ■ イルカを観察し続ける

のだそうです。

そして、イルカがジャンプすると、その瞬間に笛を「ピッ」と
吹くんだそうです。

イルカをじっと見ていて、ジャンプをしたらピッ、
ジャンプをしたらピッ、ということを、最初はひたすら
繰り返すのだとか。

するとイルカは、

「ジャンプをすると、笛が聞こえるぞ」

と認識するそうで。


その次に、えさをやるときに、また笛を吹くそうです。

えさをやってはピッ、えさをやってはピッ。

これを繰り返すことで、笛の音が聞こえると、えさがもらえる
ということも学習するのだとか。

そのうちに、ジャンプをしてえさをやることと、笛が吹かれる
事との因果関係を理解して、笛を吹いた後ジャンプをすると、
えさがもらえることを学ぶのだとか。

こうして、基本的な動きを覚えたら、次の動きを覚えさせるため、
違う行為をしたときに、笛や体の動きを見せ、それに併せてまた
えさをやる、という行為を繰り返していくそうです。

これをひたすら繰り返していくうちに、イルカは調教師の笛と
行動によって、どういった技を見せればいいかを理解して、
晴れてショーに出演することが出来るのだとか。

この調教方法は、人間の教育という点から見ても、非常に
参考になるところが多々あります。

でも、私が一番感じ入ったところは、


 ★ 調教師が常にいるかを見続けている


ということでした。

実際にインタビュー中も、背中越しでイルカがジャンプしてる
時に、すぐに笛を吹いていましたから、本当にイルカたちに
注意と関心を払っているのがよく分かりました。

人を育てる人が、育てられる人にしっかりと目を注ぐ、
というのは、基本中の基本でしょう。

これはおそらく、だれもが知っていることと思います。

しかしながら、これが出来ている人がどれだけいるかというと、
私も含め、まだまだ全然足りないんじゃないかと思うのです。

きちんと彼らを見つめ、そして、しかるべき行動を起こした
ときには、すかさずそれを認めてやり、何らかの報酬を与える。

そういうことをきちんとやり続けていけば、野生のイルカでも、
1年で、大勢の人を楽しませ、喜ばせられるショーを見せる
事が出来るのです。


こんなことを言うと、

「イルカと人間を一緒にするのは失礼じゃないか!」

と怒る方もいらっしゃるかもしれません。

でも、頭が良いというイルカに比べても遙かに頭が良く、
さらには笛と行ったような単純なものではなく、言葉と
いう立派なコミュニケーションツールを持っている人間すら、
1年掛けても大して育てられない人が少なくないのも事実です。

部下の育成がうまくいかない、と悩んでいる方は、この調教師を
見習って、


 ★ 当たり前の基本を徹底的に極めるまでやってみる


ことを、是非お勧めします。

それが、部下をきちんと育てる、一番の近道であり、
王道だと思うんですよね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

      部下に目を配るという基本を徹底的に極めてみよう!

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もしあなたが、今回の話を聞いて、

「いや、自分はかなりきちんと部下に目を配っているはずだ!

 なのに、部下が育ってくれないとはどういうことなんだ!」


と思ったのなら。そして部下にきちんと目を配っているのが
本当に間違いなら。

おそらく部下が育たない原因は、次の2つにあるでしょう。

ひとつは、


 ■ 目を配っていることを適宜部下に知らせていない


というもの。

きちんと目を配っていても、それを伝えなければ、部下は
「どうせ自分はほったらかしだよ」と思ってしまうことでしょう。

とくに、年配の上司になればなるほど、伝えることを怠って、
自分がやっていることが、相手にほとんど伝わっていない、
というケースが増えるように私は思います。

ぜひ、きちんと「目を配っている」事を、相手に伝えて下さいね。

しかし、目を配っていることを伝えたとしても、伝え方に
問題があると、効果が無いどころか、むしろ逆効果に
なってしまいかねません。

それが、もうひとつの育たない理由です。

それはつまり、何かというと、

 ■ 批判的・批評的視点で見て、マイナス点ばかりを伝える

というもの。

せっかくきちんと目配りしていても、こういったマイナス評価
ばかりをフィードバックしてしまうと、部下もやる気を失う
でしょう。

そういった、管理・批判の目配りではなく、


 ★ 良いことをやった行為を見逃さずにいよう


という意識で、じっくり目配りをしていってもらえると、
部下も変わってくると思うんですよね。

こうした、「管理批判の目配り」もやはり年配上司の方に
多いようですが、育てることを目的とするならば、特に
新入社員や若手のうちは、ある程度の実績や成果を出せる
ようになるまでは、「良いところを見つけて指導する」ことを
心がけていきましょう。

といっても、「ほめて伸ばす指導ですね」と、単純に
受け取らないで下さい。

あくまでも、

 ★ 愛情あふれる目線で、常に部下を見守り続ける


事が、一番重要なこと。ほめて伸ばす、といったような
技術論は、このベースにあるスタンスの上で、初めて
効果が生まれるものだ、ということを勘違いせず、
部下育成に取り組んで下さい。

そうすれば、きっと1年かからずに、立派なビジネスパーソン
として育ってくれることでしょう。



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  ● 編集後記
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そりゃあ、種を植えなきゃ、芽は出ないよね。

640 :彼氏いない歴774年:2013/06/17(月) 21:22:52.27 ID:ZV1hJwzK

 アイスの実を植えてすでに10年が経過しているのに芽すら出てきてない