どうもです! 水野です。


本編の前にお知らせを。

10月31日18:15から、中野にて

【自身力養成講座 第6回 全てをたのしむ技術】

を開催します。

セミナーの詳細はこちらをご覧下さい。
http://m-stn.com/seminar/ownforce/s20151031/

※ 残席5名!


ということで、本編を。

先日のメルマガで、このような記事を書きました。

【人を育て指導する立場にある人に必要なベースの心構え】
http://www.mizunohiroshi.com/archives/1883888.html

かいつまんでお話しすると、人を育てる時は、100%
相手を信頼して接しましょうね、というお話であります。


確かに、こういう話はよく聞きますし、美しい正論としては
納得できる所もあるかとは思いますが、これが、ビジネスの
世界になったら、どうなるでしょうか。

おそらく、この言葉に対して、素直に頷くことは出来ない、
という人も、たくさん出てくることでしょう。


このお話は、企業研修などでも良くさせて頂きますが、
その時も、必ずと言っていいほど、2つの反応が出て来ます。

ひとつは、例えば、

「いやあ、80%位は部下のことを信頼出来るんですが、
 100%となるとなかなか難しいですよ」

というもの。

そして、もうひとつは、

「もし、部下を100%信頼して、仕事を任せきって、
 上手くいかなかったらどうするんだ!」

というものです。


確かにその通りだな、と思う方も多いことでしょう。

しかし、実はそう考えてしまう人は、根本的に、
大きな勘違いをしているんですよね。

その間違いは何かというと……


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次回の自身力養成講座は、10月31日 18:15〜21:15に
中野で行います。(参加費5千円)

テーマは「第6回 全てのことをたのしむ技術」

詳しくはこちら
http://m-stn.com/seminar/ownforce/s20151031/

 ※ 残席5席!

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上のような反応を起こす人たちがやってしまっている勘違い。

それは、


 ■ 信頼と信用を混同してしまっている


ということです。

信頼と信用は、よく似ていますが、意味は微妙に違います。

信頼とは、「信じて頼る」と書きます。

自分で何とかしようとせず、相手に委ねきることが信頼なのです。

だから、相手に委ねる以上、こちらはコントロール不能なので、
信頼するかしないかのどちらかしかないんです。

ですから、信頼とはスイッチのようなものなんですよね。

するかしないか、いずれかしかない。

だから、100%信頼しなさい、といっているのです。


一方、信用とは、「信を用いる」と書きます。

この言葉は、主にビジネスに用いられるもので、こちらは、

 「相手の能力をどこまで信じられるか?」

ということを、きちんと計り、それによって、ビジネスを
行って行くことを指します。

例えば、ツケとか、売掛とかいうのは、信用取引といって

「この人なら、いくらまでなら後払いでもいいか?」

ということを、相手の支払能力まで計ったうえで決めます。

つまり、信用とは、完全に相手に頼るのではなく、こちらで
きちんと能力を測って、どこまで信じるかをきめるのです。

つまり、信用とは、ボリュームのようなものなのです。


だから、これらは混同して使うものではなく、きちんと線引きして、
使い分けないといけないのです。

部下に仕事を渡す際は、

 ・その部下の業務能力がどこまであるのか、
 ・渡そうとする仕事が、その能力でどれくらい出来るのか、
 ・出来なかったときのリスクは、どこまでなら負えるのか、

これらを冷静に見極めた上で、きちんと信用を計り、仕事を渡す。

そして、それとは別に、昨日のメルマガで書いたとおり、
その仕事を通じて、部下が成長すること、部下の可能性が
引き出さされることは、100%信頼して、仕事を渡す。


こうやって、きちんと信頼と信用を切り分けて接することが
出来れば、上で紹介したメルマガの後半部分にある、

 ★ 部下を心配するのではなく、部下の成長を祈る

ことが出来るようになります。


逆に、信頼と信用を混同しながら部下に接すると、

 ■ 常に「お前のことは100%信頼出来ない」という
   人格否定にも似たメッセージを伝え続ける

ことにもなりますし、当然のことながら、心配する気持ちも
無尽蔵に湧いて出て来てしまうでしょう。


だからこそ、自分自身の中で、まず信頼と信用とをきちんと
切り分けて自覚した上で、部下に対して接していきましょうね。


あ、もちろんこれは、部下に限らず、全ての人間関係において
同じ事が言えますからね。

人を育てる立場にある人は、是非気をつけてください。

相手の育ち方が、グンと変わってきますよ。
 
 

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2012年に起きた、自分の人生にとっての大きな転機となった
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  ● 編集後記
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これ、ホントマジで読めなかった。
英語圏の人は読めるんだって。

あなたは読めますか?

341 名前:名無しさん@そうだドライブへ行こう[sage]
  投稿日:2015/10/16(金) 19:29:08.00 ID:bys20KEB0

日本人に「だけ」読めないフォント
http://i.imgur.com/6YYqPMJ.jpg