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  ● 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いか?
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組織の中で働く人たちの中で、よく相談事に上がってくる
ことのひとつに、嫌いな人がいるのだけれど、どうしたら
いいでしょうか、というものがあります。

私なんかは気楽なひとり仕事のスタイルではありますが、
それでもやっぱり、常にひとりというわけにも行かないですし、
時々嫌いな人と出会うことはあります。

特に、お店の店員さんの態度とか、お役所などの受付対応とか、
そういったところでは、もうしょっちゅう、一発殴ったろか、
と思ってしまうくらい嫌いな人によく出会いますね。


昔は、そういった嫌いな人にであった場合は、その嫌いさから
生まれる、不快な感情をぐっと我慢して接していましたし、
不快な思いを受けた人物を恨みながら、ずいぶん不愉快な気持ちを
引きずったりしていました。


でも、この対応の仕方だと、かなりイライラするんですよね。

特に私は我慢が大の苦手ですので、そういう人と一緒にいるのが
もう耐えられなくなります。


ということで、この点がどうにかならないかなぁ、と思って
対処の方法を考えていたんですが、2年前くらいから、
自分ではしっくりくる方法を思いついて、実践していることがあります。

それは「ピカレスク小説・映画」を鑑賞する、ということ。

これで、嫌いな人と付き合うことがずいぶんと楽になりました。
 
 
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  ● 嫌いな人に対する理解の方法
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「ピカレスク」とは「悪漢ものの」という意味の言葉。

つまり、ピカレスク小説・映画というのは、悪漢を主人公にした
小説や映画のことを言います。


小説や映画は、基本的には娯楽産業なわけですから、観る人たちに
対して、主人公に共感なり思い入れを持ってもらい、そして支持
されるような状態を作らなければいけません。

そうしないと、売れない作品になってしまうから。


しかし、ピカレスク小説・映画は、主人公は悪漢なんですよ。

悪いやつですから、当然社会的には嫌われ者なわけです。

そんな嫌われ者を主人公にして、その主人公の生い立ちや
経験を通して、観る側に共感を呼び起こし、彼の悪の行動を
正当化し、あまつさえ応援までさせてしまう。

ピカレスク小説・映画には、そんな力があるわけです。

としたら、こういったものを観ていくことで、


 ■ 嫌われ者に共感するストーリー作り


が勉強できるんじゃないか、と、当時の私は思ったんですね。

だから、そんな映画を何本か観て、そのストーリーを、
自分の嫌いな人たちに当てはめて考えるようにしたんです。


すると、嫌いだった人たちに対して、ある種の理解を示す
ことくらいは出来る様になったんですね。

「ああ、きっとこの人は、幼い頃こんなことがあり、それが
きっかけに人を信じられなくなったまま大人になったんだ」

とか、もっといっぱい脚色つけてますけど、そんな


 ■ この人がこんな人間になってしまったストーリー


を勝手にでっち上げては、自分で勝手に納得するように
したんですね。

すると、その人が好きにはならないものの、不快感を
感じるレベルは、ずいぶんと下がったんですね。

また、お店の店員さんなど、街中ですれ違うときに
不愉快な想いをした場合も、以前はずっとイライラして
いたんですが、今ではイライラする以前に、彼がなぜ
そうなってしまったのかのストーリー作りに、おもしろがって
のめり込んでしまうようになりました。


そうなってくると、人に対しての不快感って、
かなり軽減されて楽になるんですよね。

ということで、もしあなたが、嫌いな人に対して
感情が振り回されてしまっているならば、是非こんなやり方で
気持ちを落ち着かせてみてはいかがでしょうか。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

   嫌いな人の生い立ちストーリーを勝手にでっち上げてみよう!

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今回のお話のポイントは


 ★ 勝手にでっち上げる


ということ。

今回の話を正論っぽく話すのであれば、


「なぜ嫌いな人がそのように振る舞うのか、正しく理解しましょう」


ということになるのかもしれませんが、これを始めると、
かなり面倒なことになります。

なぜなら、


 ■ 人が人を正しく理解することはほぼ不可能


であるからです。

相手が嫌いでない人ではなかったとしても、理解の度合いは
せいぜい相手のことが判ったような気になる程度の理解で
しか出来ないでしょう。


ましてや、嫌いな人に対して、それ以上の理解なんて、
たいていの人ならできっこありませんよね。


だから、無理して理解しようとすることは辞めましょうよ。

だって、今回のお話で一番大事なことは、


 ■ 嫌いな相手と付き合いながら、嫌いな感情に自分が振り回されない


ことなんですから。

その、一番大事なことを実現するためには、出来もしない正しさを
求めるよりは、誰にも迷惑をかけない範囲で、自分が納得できる
ウソのストーリーを自分に投げかけても良いんじゃないかな、と思います。


時々正しさを常に振りかざして議論をする人がいたりしますが、
正しさを追求するあまりに、目的を見失ったり、人間関係を
崩壊させてしまったりする人がいます。

正しさを追求することは大事ですが、それ以上に大事なのは、


 ★ 今あなたはなんの目的でそれをしようとしているのか


ということですから。

特に、自分の感情を左右する人間関係作りにおいては、
正しさよりも、少々ウソや間違いが混じっていても良いから、
ストレス無く納得のいく様な理解の仕方を工夫する方が良いかも
しれないと、私は思っています。
 
 

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  ● 編集後記
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六月中旬からセミナーやら研修やら原稿やら接待やらで、
かなり忙しい日が続きましたが、本日、某企業での研修が
終わり、ようやく一段落つきました。

明日からは溜まりに溜まっていたサイト関係や今後の展開に
ついての構想作りなどにようやく着手できそうです。

ご連絡頂いてお返事できていない方たちも、明日以降から
ご連絡させて頂きますので、もうちょっとお待ちください。

ということで、編集後記というよりも業務連絡でありました。