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  ● 高知は香川県内にあるの?
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昨日は、四国在住の友人が、うちの近所でセミナーを開催しがてら
我が事務所に遊びに来ました。

そのあと、このメルマガでも以前取り上げた、近所の居酒屋「いち助」に、
そのほかの友人も連れてうつり、4人で一献傾けることに。


そのとき私が、

「○○さんって、香川の高知だよね?」


といったら、その場にいたみんながきょとんとした顔をしたんですね。

なんか私、変なこと言ったかな? と思ったら、


「いえ、香川県の高松市ですよ」


と一言。

「あ、そうだったんだ。でも、高知も香川県でしょ?」

と聞いたら、

「高知は高知県でしょ」

と周りから即ツッコミが入り、

「水野さんはもうちょっと頭いいと思ってたよ」

と言われてしまいました(汗)


そうなんです。実は私、あんまり知識ないんですね。
と言うか、覚える、ということはほとんどやっていないんです。

正直、都道府県は全部言えません。
プロ野球の12球団も言えない。
歴史や地理など、記憶力が問われる学科は、ほぼ全滅。

だから、知識を豊富に持っている人が、うらやましくなります。

そんな私が、なんで、知識を豊富に持っていることが
求められている講師業などが勤まるんでしょう?

私も自分のことが不安に思うので、今日はこのことについて
考えてみましょう。
 
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  ● 知識とは何か
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ところで、ここでさっき使った知識、と言う言葉について、
ちょっと考えを深めてみてみましょう。

そのためにまずは知識と言う言葉の意味を確認してみましょう。

漢字ひとつづつを分解して調べてみると、


 知 …… 物事の本質を正しく見通す
 識 …… 物事の是非・善悪の見分け方


と言う意味が書いてありました。


へぇー。私はてっきり「知識が豊富」というと、たくさんの情報を
持っているということと同義だと思っていましたが、違うようです。

ここでいう知識とは、事の本質を知り、何かしらを判別するために
必要なものだということになるわけですね。


さて、ここで考えてみて欲しいのですが、勉強が出来る人、
高学歴の人、高齢者など長く人生を生きている人などは、
知識が豊富だと言えるでしょうか。

確かに、物事をきちんと判断しながら生きている人は、知識が豊富と
言えるでしょう。

しかし、自らの意志で、物事を識別し、判断せずに生きている人は、
ただ単に、


 ■ 情報をたくさん持っているだけ


ということになるのではないでしょうか?

この観点から見てみると、たくさんの情報を持っている人でも、
その情報を知識として活用していない、と言う人は、結構いる
んじゃないでしょうか。


逆に、私のように、都道府県を全部言えないような、手持ち情報の
少ない人間でも、その数少ない情報を元に、


 ■ 何事をも判断し見分ける意志を持って生きる


ことをしていれば、数は少ないかも知れませんが、自分の人生を
よりよい方向へ導いてくれるような知識を身につけることが出来る
のではないかと、私は思うんですよね。


人を育てる講師の仕事って、情報提供じゃないんだと思います。
百科事典やインターネットに、いち講師がかなうはずもないのですから。

講師の仕事とは、


 ★ 情報を知識とするためにどうしたらいいのか


を、自分の生き方を通じて伝えていくことなんだろうな、と、
今回の件を考えていく中で思ったのでありました。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

   情報を、自分がより良く生きる道を判別する知識に高めよう!

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セミナーや研修を行う場合、受講生の学ぶ姿勢を見ていると、


 ■ 情報収集をしよう


と言う気持ちで受けている人に出会います。

もちろん、その人が、その情報を自分の力で知識に高めることが
出来るのであればそういった姿勢で受けて頂いていっこうに
かまわないんです。


しかし、その場合には、


 ★ その受講生が、目指すべきゴールが明確に見えている


と言うことが必要です。

そのゴールに向かっていくために、適切な到達ルートを判別して
意向、と言うことであれば、得られた情報は有効な知識と変わるでしょう。


しかし、もしあなたが、このゴールを明確にしていないままに
情報収集をしようとすれば、


 ■ せっかくの情報ががらくたの山になってしまう


かもしれません。

実際、たくさんの情報を持っている、と言うことだけで、自分が
知識人であると勘違いしている人も、少なくないようです。

それは、手に入れた情報そのものにも失礼だと思います。

せっかくですから、有効な情報を、自分の人生に生かせる知識に
してあげてくださいね。
 
 

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  ● 編集後記
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ということで、いち助での飲み会は、オープニングで無知を
さらけ出しながらも、話自体は大いに盛り上がりました。

今回の私のお楽しみは、以前の編集後記にも書きました、
殺人的辛さを持った裏メニューを皆に振る舞うこと。

辛さが平気な人たちばかりなんで、マスターに事前に

「今回のメニューでは、容赦なく辛くしてやって」

とお願いしておき、さて、どういうことになるかな、と
楽しみにしていました。

しかし、いざ出してみたら、みんな平気で

「辛いけどおいしいねぇ!!」

っていいながら、ぱくぱく食べてしまいました。

これは一体どういうことだと、マスターを呼んで
ホントに本気でやった? と問いただすと、

いや、本気でしたよ、と調味料を並べたところ

「日本一辛い黄金一味」と「AFTER DEATH」

というものを使ったのだとか。

ちなみに、日本一辛い黄金一味は赤唐辛子の10倍、
AFTER DEARHは、タバスコの18倍の辛さだとか。


そんなものをどかどか使った料理をぺろりと平らげるとは、
なんという連中。

次に来るときは、もっと刺激の強いものを作るべく、
これから画策してやろうと心に決めました。