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  ● 自分にあった辞書の選び方とは?
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私が毎晩楽しみにしていることのひとつに、プレイステーション3の
ゲーム「まいにちいっしょ」の中でやっている「トロステーション」
を見る、というものがあります。

かわいらしい猫のキャラクタ−、白ネコの「トロ」と黒ネコの「クロ」が
毎日二匹でニュース番組を行う、という設定で、毎回ちょっとした
面白いお話しを提供してくれます。

そのトロステーションで、今日付で紹介された話が、この

「自分にあった国語辞典の選び方」

というお話。


皆さんも、おそらくは1冊くらい国語辞典を持ってますよね?

その国語辞典って、どうやって選びました?


多くの方が、おそらくは、利用用途によってのサイズや重さ、
または、収録用語の数を目安に買ったんじゃないかと
思います。

私自身、この2つの基準でしか、選んでなかったかな。


しかし、今日のトロステーションでは、全く別の観点から、
国語辞典の選び方を提案していました。

そして、私はその方法を聞いて、


「なるほど!! それはそうだよなあ!!」


と、思わず膝を叩いてうなずいてしまったんです。

さて、その思わず納得してしまう、国語辞典の選び方とは
一体どういったものだと思いますか?
 
 
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  ● 単語を理解するということ
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単語とは、人間同士がお互いの考えや気持ちを理解し合うために
必要な、最小単位のパーツだと私は想います。


しかしながら、この単語の意味について、当人たちがどれだけ
理解しているか、ということについては、非常に怪しいといわざるを
得ないケースも、ままあるんですよね。

その一番の理由が


 ■ 単語を頭だけでしか理解していない


ということ。

解らない単語を辞書で調べたとして、その意味を解説している
文章を、文字面だけ追って、それで解ったような気になっておしまい。

こんなケースがほとんどではないでしょうか。

かくいう私も、この仕事を始める前はそんな状態でした。

しかし、講師という仕事をするようになり、色々な方たちと
会話をしたり、一度に大勢の人にメッセージを伝えるような
仕事をするようになりました。


そうなってみると、話をしても思惑通りに相手に自分の考えが
伝わらないケースが、非常に多いことに気づいたんですね。

その一番の理由が


 ■ 自分自身が単語の意味をきちんと理解していなかった


ということなんです。

ビジネスとは何か、コミュニケーションとは何か、普段あたりまえの
ように使っている、これらの単語の意味が、自分ではきちんと理解
出来ていなかったんですね。

もちろん、過去に辞書で調べたこともありますが、あまりにうわべだけの
理解にとどまっていて、人にきちんと伝える仕事をするには、あまりに
情けない程度の理解しかしていなかったと言うことに気が付いたんです。


そこで、どんなことをしたのかというと、


 ■ その単語の意味を五感で感じ取れるようになるまで追いかける


ということをしたんですね。

まずは国語辞典で調べてみます。すると、意味が書いてあるのですが、
この意味を、五感に落とし込んでいくんです。


その辞典に書かれている意味を、情景を思い浮かべたり、
登場人物を設定して、そこで交わされる会話の息づかいや
立ち振る舞い、そしてそこで起きる両者の感情の変化、などなど。

そんなことを一生懸命想像しながら、自分の感情レベルが
しっくりと納得するまで、その言葉を考えます。

そうすることで、ようやく人前で話しても、きちんとその単語の
意味が伝わるようになるんですね。

もちろん、全ての単語でこんなことやっている訳ではありませんが、
自分の伝えたいメッセージの中で、重要な位置を占める単語については
このようなプロセスを踏んでいます。


つまり、人にきちんと伝えられるようなメッセージを発するためには、
そこで使う単語の意味を、うわべの理解だけでなく、きちんと心から
納得している必要があるんです。


もし、あなたが人と会話するときによく使う単語があったら、
是非一度、そこ単語の意味を深く深く納得できるまで理解しようと
してみてください。

きっと、その単語に含まれた意味が、今まで自分で思っている
以上の、深い意味があることに気が付くでしょう。

そして、その意味を理解したことで、あなたの言葉は、いままで
以上の説得力、納得力が生まれてくることでしょう。
 
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

    単語の意味を徹底的に納得できるまで調べ上げてみよう!

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ということで、自分にあった国語辞典の選び方についてお教えしますね。

それは、


 ★ 「愛」という単語を調べ、一番自分で納得できた
    解説が書いてある辞書を選ぶ


というもの。

「愛」って、人間にとって一番大切なもの、といわれているにも
かかわらず、非常に抽象的な単語ですよね。


そんな、大切だけど抽象的な単語を、自分に対して納得できるように
説明してくれる辞書、これが、あなたに一番あった辞書なんですって。

ね! ものすごく納得のいくお話しでしょ!

いやあ、本当に感心しました。

こんな重要なことを、ネコに教わってしまったということが
非常に悔しい、とほぞを噛んでいたのですが、幸い、
この話は出典があるとのこと。


授業でそのまま使える!子どもがグーンと賢くなる面白小話・国語編
(基幹学力・小話シリーズ)基幹学力研究会
http://www.amazon.co.jp/dp/4184301193/ref=nosim/?tag=mizuno0e-22


良かった、ネコに教わった訳じゃなかった(安堵)。

ということで、私早速取り寄せしました。

セミナーや研修のカリキュラム作りにも役立ちそうですので、
到着が楽しみです♪
 
 
 

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  ● 編集後記
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ということで、毎日寝しなにプレステ3をやっているのであります。

全くいい大人がとも思うんですが、こんなネタがポロッと手に入るので
やめられません。


ちなみに、この「まいにちいっしょ」というゲームには、
インターネットを使っての対戦ミニゲームというものがあるんです。

面白そうなので、ちょっとやってみようと思い、早速
始めたところ、対戦相手を選べる画面がありました。

ちょっとした運動神経が必要なゲームだったんで、若い奴らだと
負けてしまうかも、ということで、自分と同じ40代の人と
遊ぼうと思って、それを選択。

そして、しばらく待っていたんですが……

1分近く待たされた上で


「対戦相手が見つかりませんでした」


とのメッセージ。


ああ、そうか。こんな時間にゲームをやっている40代はいないんだ。

そう思うと、急に自分のやっていることにむなしさを感じ、
ゲームの電源を切ったか、と思うさににあらず。

年齢を偽って、若い子と対戦ゲームを始めたのであります。

もちろん、ぼっこぼこにされて負けてしまいました。

結局むなしい……