━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 自己アピールさせていただきます!
───────────────────────────────────
私は、某有名大学を現役で合格しました。
在学中は、アメフト部に所属し、主将として
チームを引っ張ってきました。
また、2年の時、アメリカの大学1年間留学しており、
英語も堪能です。
大学を優秀な成績で卒業したあとは、某一流大手企業の
本社付けで就職が決まりました。
職種は営業で、常に成績は上位にいました。
また、社長賞も2回受賞したことがあります。
英検は1級、ほかにも中小企業診断士、行政書士のほか
5つほど資格を持っています。
性格は積極的で明るく元気。
いつも前向きで仕事に邁進しています。
こんな私ですが,今回御社に転職を希望しています。
是非採用してください!
……もしあなたが経営者で、こんな人が自分の会社に
就職希望者として来たら、どうしますか?
もし私なら、まず採用はしないだろうなあ……
● 自己アピールさせていただきます!
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私は、某有名大学を現役で合格しました。
在学中は、アメフト部に所属し、主将として
チームを引っ張ってきました。
また、2年の時、アメリカの大学1年間留学しており、
英語も堪能です。
大学を優秀な成績で卒業したあとは、某一流大手企業の
本社付けで就職が決まりました。
職種は営業で、常に成績は上位にいました。
また、社長賞も2回受賞したことがあります。
英検は1級、ほかにも中小企業診断士、行政書士のほか
5つほど資格を持っています。
性格は積極的で明るく元気。
いつも前向きで仕事に邁進しています。
こんな私ですが,今回御社に転職を希望しています。
是非採用してください!
……もしあなたが経営者で、こんな人が自分の会社に
就職希望者として来たら、どうしますか?
もし私なら、まず採用はしないだろうなあ……
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● 自分の何をアピールするのか?
───────────────────────────────────
就職、転職の時に結構重要だといわれている自己アピール。
皆さん、これをどう表現するかに悩んでいるようですね。
で、大きく勘違している典型的な例を、さらに極端に書いたのが、
上記の文章であります。
さて、この文章、いったい何が問題なのかというと、
この人は終始自分の見栄えのいい実績だけをずらずら書いているだけ。
これじゃ単なる
■ 単なる自慢の羅列
ですよね。
ご存じの通り、他人の自慢話ほどおもしろくないものはありません。
採用を決める企業にしても、こんな話されて
「ああ、優秀な人がうちに来てくれたんだなぁ」
なんて思うわけないでしょう。
そんなこと、誰でもわかっているはずなんですよ。
わかっているのに、自己アピールの時には、なぜかやってしまう。
私が考えるに、その原因は
■ 自己アピールでは、『自分はすごい』と言わなければいけない
と勘違いしているからではないか、と思います。
だから、優秀さをアピールするために、いろいろな実績を
ほじくり返して、それを見せびらかすように並べ立ててしまう。
しかし、採用する企業が本当に知りたいことは、見栄えのいい実績
ではなく、その実績を出すために、
★ あなたがどう考え、どう行動したのか
ということなんですよね。
どんな思いで、どのように取り組み、そこでどんなことが起き、
それにどのように対処し、そしてどういった結果を生んだのか。
こんなことを企業は聞きたがっているんです。
だったら、きらびやかな実績をいくつも羅列する必要はありません。
自分自身が今まで取り組んできたことをじっくり見つめ、そのうちの
一つの実績に絞り込み、なぜその実績を出すことができたのかを語ること。
これが、効果的な自己アピールなのではないかと、私思います。
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
今日のトーク術・まとめ
自己アピールでは、自分をきちんと理解していることを伝えよう!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
今回の話は、就職希望者に限った話ではなく、通常の
ビジネスにも当てはまることですよね。
自社の商品やサービスをアピールするのに、
機能や盛りだくさんのメニューを声高に叫んだり、
価格の安さばかりを前に出して説明する人がいたりします。
これもまた、今日のお話にあがった勘違いをしている人ですよね。
思い当たる人がいたら、今一度、自分の扱っている商品や
サービスがなぜ役に立っているのか、どうやってお客様を
喜ばせているのかを、きちんと見つめ直してみましょう。
きっと今までとは違った、魅力的なアピールができるように
なると思いますよ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 編集後記
───────────────────────────────────
雪、よく降りますね。
厚着をするのが嫌いで、いつもコートを着ることがないまま
一冬超しているのですが、今年は寒さが応えます。
新しくコートも買おうかと思ったりもするんですが、
あと一ヶ月もすれば冬も終わるかと思うと、なかなか
買う気が起きません。
結局今年の寒さも、気合いで乗り切ってしまうんだろうなぁ……
● 自分の何をアピールするのか?
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就職、転職の時に結構重要だといわれている自己アピール。
皆さん、これをどう表現するかに悩んでいるようですね。
で、大きく勘違している典型的な例を、さらに極端に書いたのが、
上記の文章であります。
さて、この文章、いったい何が問題なのかというと、
この人は終始自分の見栄えのいい実績だけをずらずら書いているだけ。
これじゃ単なる
■ 単なる自慢の羅列
ですよね。
ご存じの通り、他人の自慢話ほどおもしろくないものはありません。
採用を決める企業にしても、こんな話されて
「ああ、優秀な人がうちに来てくれたんだなぁ」
なんて思うわけないでしょう。
そんなこと、誰でもわかっているはずなんですよ。
わかっているのに、自己アピールの時には、なぜかやってしまう。
私が考えるに、その原因は
■ 自己アピールでは、『自分はすごい』と言わなければいけない
と勘違いしているからではないか、と思います。
だから、優秀さをアピールするために、いろいろな実績を
ほじくり返して、それを見せびらかすように並べ立ててしまう。
しかし、採用する企業が本当に知りたいことは、見栄えのいい実績
ではなく、その実績を出すために、
★ あなたがどう考え、どう行動したのか
ということなんですよね。
どんな思いで、どのように取り組み、そこでどんなことが起き、
それにどのように対処し、そしてどういった結果を生んだのか。
こんなことを企業は聞きたがっているんです。
だったら、きらびやかな実績をいくつも羅列する必要はありません。
自分自身が今まで取り組んできたことをじっくり見つめ、そのうちの
一つの実績に絞り込み、なぜその実績を出すことができたのかを語ること。
これが、効果的な自己アピールなのではないかと、私思います。
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今日のトーク術・まとめ
自己アピールでは、自分をきちんと理解していることを伝えよう!
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今回の話は、就職希望者に限った話ではなく、通常の
ビジネスにも当てはまることですよね。
自社の商品やサービスをアピールするのに、
機能や盛りだくさんのメニューを声高に叫んだり、
価格の安さばかりを前に出して説明する人がいたりします。
これもまた、今日のお話にあがった勘違いをしている人ですよね。
思い当たる人がいたら、今一度、自分の扱っている商品や
サービスがなぜ役に立っているのか、どうやってお客様を
喜ばせているのかを、きちんと見つめ直してみましょう。
きっと今までとは違った、魅力的なアピールができるように
なると思いますよ。
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● 編集後記
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雪、よく降りますね。
厚着をするのが嫌いで、いつもコートを着ることがないまま
一冬超しているのですが、今年は寒さが応えます。
新しくコートも買おうかと思ったりもするんですが、
あと一ヶ月もすれば冬も終わるかと思うと、なかなか
買う気が起きません。
結局今年の寒さも、気合いで乗り切ってしまうんだろうなぁ……
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