おはようございます。水野です。

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さて今回は、昨日、一昨日のメルマガで取り上げた、

「仕事と私、どっちが大事」

と質問されたときの回答についてですが、昨日のメルマガだけでは
伝わらなかったようですので、今回はきちんと答えを書こうと思います。


では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 正解が分からない人、50%超
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一昨日の質問編

 → http://www.mizunohiroshi.com/archives/598977.html

そして、昨日の解答編

 → http://www.mizunohiroshi.com/archives/600859.html

と、恋人や奥さんに「仕事と私、どっちが大事なの?」と
聞かれたときの対処法について、ちょっと変わった角度から
お話しさせて頂きました。

で、昨日のメルマガは、解答編と入ったものの、
すぐに答えが分からないよう、ちょっと暗号のように
メルマガ本文に潜ませました。

これについて、クリックアンケートで分かったかどうかの
質問をしたところ、500名近い方たちからクリックを
頂きました。

で、アンケートの結果を見ると、

分かった人より分からなかったという人の方がわずかに多く、
約半数以上の方が、あそこに仕込んだ解答を見つけられなかった
ようでした。

その人たちは、きっと気持ち悪いだろうな、と思いますんで、
今回は、昨日の解答を、きちんとお知らせしたいと思います。
 
 
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  ● 知っているはずなのに出来ない
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今回はもったいぶらずに解答をお知らせします。


「仕事と私と、どっちが大事なの?」


と詰め寄られたときの答え、それは、


「さみしい思いさせてごめんね」


であります。

女性がこういった質問をした裏の意図は、ほおっておかれて
さみしい気持ちが強くなり、それを相手に対してぶつけている、
ということになるわけですよね。

そのさみしさからくる怒りを分かって欲しい、という
きもちで、こういう質問をするわけです。

だから、口から出てきた質問ではなく、そういうことを
いわせてしまっている気持ちに対して、答えてあげないと
いけない訳です。

だとすると、一番適切な言葉が、

「さみしい思いをさせてごめんね」

になる、と、こういう訳です。


クリックアンケートでコメントを寄せてくださった方も
たくさんいらっしゃいました。ありがとうございます。

ただ、やっぱり男性は少々ピント外れの答えが多く、
この解答に近い答えを上げてくる人は、皆さん女性でした。


さらにピントが外れてしまった男性陣のために補足させて
頂きますと、女性陣の解答は、謝罪以外に、何らかの金品等を
要求する答えが多く寄せられておりました。


「さみしい思いさせてごめん。今度○○するから許してね」


的な解答が多いようでしたよ。

つまり、ここまでいわせてしまう、ということは


 ★ 謝ればすむだけの問題ではなくなっている


と解釈した方がよろしいかと思われます。

なお、男性の答えの中でかなりの数を占めていた答えに、


「そんなこと言う女性とはそもそもつきあわない」


というのが多く寄せられていましたが、そういった考え方の
行き着くところは、熟年離婚、だと思われます。

「そんなこと、そもそも女性に言わせない」

といった心意気で、優しく接していかれた方がよろしいかと思われます。

水野浩志、あくまで女性の味方です(きっぱり)。

ということで、答えを知って、皆さんすっきりしましたか?
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

         知ってすっきり、だけでいいの?

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今日のメルマガ、実はここからが本題であります。

社会人教育の現場で活動している人間として、痛切に感じているのが
今回のように、


 ■ 知ってすっきりした話ほど、実生活で使われずに忘れてしまう


ということなんですよね。


多分、このお話、多くの人がしばらくしたら忘れてしまうでしょう。

そして、1,2年のちに同じ質問をしても、また答えられない状態に
なってしまうのだろうと思います。


今回の話も、良好な人間関係を築くにあたって、とても役に立つ
考え方を提供しているはずなんですよ。

でも、クイズみたいに出題してしまうと、その本質の話に意識が
いかず、答えだけを追い求めてしまいがちになります。

で、結果、その答えを知ってしまうことで、すっきり感を
得てしまい、本質的な話を忘れ、


 ■ そのうち忘れられてしまう情報


として、脳内で処理されていってしまうのでしょう。


そうさせないために、一番いい方法は、


 ★ 実際に使ってみる


ということが一番です。

ですから、男性諸氏は、今からすぐに、恋人、または奥さんに


 「今まで、『仕事と私とどっちが大事なの』って思ったことある?」


と質問してください。

さほど仕事は大事でない、という人は、【趣味と私】等、適宜適切な
語句に置き換えて聞いてみましょう。

そして、

「あるわよ」

という返事が返ってきたら、そこで心を込めて、

「さみしい思いをさせてごめんね」

と言ってあげてください。そして、相手の反応をきちんと感じてください。

これで、今回得た情報が、クイズ番組でしか役に立たないような
単なる知識レベルから


 ★ 行動を通じて得られた、貴重な経験値


となってくれることでしょう。


前々回のメルマガでもお話ししたとおり、これが唯一無二の
正解といったものはありません。だから、

「そういってくれてうれしいわ」

と喜ばれ、おかずが一品増えるかもしれませんし、

「あんた、なんかまた悪いことしたの!」

と、痛くない腹を探られるかもしれません。


しかし、どちらに転んでも、それは貴重な経験値。

単に知っただけの知識より、のちのあなたの人生に
大きく役に立ってくれることでしょう。

そんな経験値をたくさん身に付けていきましょうね。
 
 

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  ● 編集後記
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ところで、昨日のメルマガの、どこにあの答えが仕込まれていたのか、
ということについて、まだお話ししていませんでしたね。

昨日のメルマガ、2段目の冒頭の文章をご覧ください。

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さて、答えの前に皆さんに考えてみて欲しいことがあります。
みなさんが、もし今回の女性のような質問を、皆さん自身が
したと考えてみてくださいね。
いったい、この質問したときの心境とはどう行った状態でしょうか。
思っていることは、「仕事と自分と、相手がどちらを選ぶかを聞きたい」と
いうことではありませんよね。
さらにいうなら、実はもう、これは質問ではないのかもしれない。なぜなら
せっかくその質問に相手が答えたとしても、その答を聞いて納得し
て相手を許す気持ちになることなどないからです。
ご立腹状態なわけですよ。つまりは。
めんどうなことに、人は往々にして、その怒りを怒りとして伝えず、ぜ
んっぜん違う形で表現することがある訳です。
ね、ここまで書いたらもう答えは解りますよね。

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携帯メールですと、ちょっと読みにくいかな、と思いますが、
この文章、各行の行頭を縦に読んでみると、


「さみしい思いさせてごめんね」


と書いてあることが分かると思います。


この「縦読み」というヤツも、きっとほとんどの人が以前
見たり聞いたりしたことがあると思うんです。

でも、日常的に使われているような知識ではないと、
思い出せないものなんですよね。

つくづく、知識は持っているだけじゃ役に立たないと思い知らされますね。


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