こんにちは、水野です。

いつものメルマガの前にお知らせを。

2月25日にライブセミナー、

  「人の心を動かすメールセミナー メルマガ事例編」

を開催いたします。

これからのビジネスにおいて、重要なスキルのひとつとなる、


  「人に喜ばれる情報を継続的に発信できる力」


を身につけるための考え方、方法をお知らせいたします。

前回の受講者の感想も新たに掲載いたしました。
セミナーの詳細と合わせてご覧下さいませ。

 → http://sp.m-stn.com/seminar/magsem/

※早期申込特別価格のお申込み期限は2月19日となっております。
 残り1週間を切りましたので、ご興味ある方はお早めにお申し込み
 下さいませ。



さて、本日も、読者の方から頂いたご質問について、皆さんと
考えてみたいと思います。

では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 「」に寄せられた質問
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一昨日、「くだらないことにも、のめり込め!」というタイトルの
メルマガを発行しました。

その時のメルマガはこちら
 → http://www.mizunohiroshi.com/archives/715595.html


このメルマガを簡単に要約すると、


 ★ どんなことでも良いから、若いうちにのめり込む経験をしておこう


という内容でした。

すると、今回、Mさんから次のような質問を頂いたのです。



  何かにに徹底的に若い時はのめりこむ事も大切という
  意見に大賛成です。そうでないとつまらないし。

  ただ、ゲームも同じ事がいえるのかは少しだけ考え
  させられてしまう所があります。

  徹底的にゲームして何かを得る人もいれば失う子も
  いそうな気がします。。。。

  失った子もあとで気がついて、また他に夢中になる
  ことをみつけられればいいのですが。


確かに、ゲームをやり過ぎることについての問題は、
色々なところで取りざたされていますね。

そういった意味では、Mさんがご心配になることも
よく分かります。



実は私は、第一次ゲーム世代の人間なんです。

1978年、インベーダーゲームが爆発的な人気を博したとき、
ちょうど私は中学2年生。

もう、小遣い全部つぎ込みました。

その1年後、父親が買い与えてくれたパソコン(当時はマイコンと
呼ばれていました)で、ゲームをプログラミングしていました。

「自宅でインベーダーゲーム出来る」という言葉を信じて、1日
十数時間、コンピュータの前にへばりついてゲームプログラミングを
していましたね。

その後、大学生のころにファミコンが発売され、それを買って
大学の友人と日がな一日遊びまくるということも経験しました。

その後発売されたゲームマシンは、国内で発売されたものは、
ほとんど持っていたように思います。

セガMARK3、メガドライブ、PCエンジンスーパーファミコン、
PS1、PS2、ドリームキャスト、などなど。

知っている人は知っているが、知らない人はまったく知らないゲーム
マシンを買っては、遊びまくっていました。


現在は、PS3とwiiを所有し、さすがに昔ほどのめり込んで
遊ぶことはありませんが、ついこの間は、メタルギアソリッドを
全シリーズ制覇したりもしていましたね。

ということで、Mさんから見ると、もう「どうかなぁ……」と
思われても仕方がないほどの、何かを失いまくってしまったような
子供時代を過ごし、なおかつ今もなお、何かを失っている状態の
大人ということになるのであります。


さて、果たしてどうしたもんでしょうか……
 
 
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  ● ただのめり込むだけではなく
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漫画にしろ、ゲームにしろ、教育上よろしくないということが
言われてしまうサブカルチャーとしての宿命ってありますよね。

さらにゲームについては、電子機器特有の弊害が、脳に悪影響を
与える、なんてことも、一部では言われているそうです。


そういう意味では、何でもかんでも、ただ単にのめり込む、という
ことについて、手放しに賞賛することに抵抗があるという方の
気持ちは、とてもよく分かります。

事実、ゲームばかりにのめり込んだあげく、引きこもりになってしまい、
人間関係をうまく作れずに社会不適格者になってしまった、なんて人も
少なからずいます。

しかし、同じように、同世代の人間で、ゲームにのめり込んだ人間達の
中でも、今世の中で活躍している人たちもたくさんいるんです。

例えば、ポケモンの生みの親である、田尻智氏は、子供のころから
ゲームセンターに入り浸っていて、インベーダーやゼビウスを
のめり込むように遊んでいたそうですから。


こういった両者の結果を見ると、一概にゲームにのめり込んでは
いけない、ということでもないように思います。

では、同じゲームにのめり込んだ人間でも、社会不的確者に
なる人間と、きちんと社会で活躍できる人間とでは、いったい
何が違うのでしょうか。


私が思うに、それは


 ★ のめり込んだことを、自分の言葉で他人に発信しているか


という点に、大きな違いがあるのではないかと思います。


ただ単にゲームにのめり込んでしまう人は、自分だけの快楽の
ために、ゲームにのめり込んでしまうんですよね。

先に挙げた、ポケモンの生みの親である田尻氏は、ゲームセンターに
入り浸ってはいたものの、そこでのめり込んだ知識とテクニックを
駆使して、ゲームの攻略法を発表したり、ゲーム同人誌を作って
友達に配っていたりしたんですね。


そうやって、自ら情報発信していくことを続けていくうちに、
出版社の目にとまり、ライターとしてデビューし、そして
その後ゲームクリエイターとして世界的に知られるようになった
ポケモンを生み出すに至ったわけです。


つまり、のめり込むということはとても大切なことなのですが、
そののめり込んだものが自分の内部で完結せず、


 ★ のめり込んだ成果を人様のお役に立てさせる思考


が合わせてあると良いということになるんですよね。

前回のメルマガで言ったように、どんなことでものめり込む
経験をして欲しいんです。

その上で、そののめり込んだことから分かったことを、
ぜひ、役に立つ形で人に伝えることに取り組んでくださいね。
 
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

  なにかにのめり込んだら、それから得たことを人に伝えていこう!

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もしお子さんがゲームにのめり込んでいた場合、のめり込むこと
自体は悪いことではないと私は思います。

もう一方で、ゲームは子供の育成上良くないと言うことで、
一切ゲームをさせない、という教育方針をとると言うことも、
もちろんアリだと思います。

問題は、ゲームをやらせるか否か、というような、表層的な問題では
無いということなんです。


親として重要なことは、なにかにのめり込む環境を創ってあげること、
そして、そののめり込んだことを通じて、それから得たことを
自分の言葉で語るように、


 ★ 親と子のコミュニケーションを取っていくこと


ではないかな、と思うんですよね。

そうやって、小さいころから、


 ★ 何かにめり込む楽しさと、そこからの学びを人に伝える喜び


を、体験させてあげてくださいね。



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   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
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  ● 編集後記
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ちなみに、私は若いころゲームにのめり込みましたが、その流れで、
パソコンでゲームを作ろうとプログラミングに言うことにのめり
込んだことは、今の物事をプロセス化して考える際に役立っていまね。

また、アドベンチャーゲームや、ロールプレイングゲームが好きでしたが、
これはある意味映画や小説、漫画と同じような楽しみ方が出来たので、
人を惹きつけるための構成を、自然と身に付けることが出来たということも
言えるんじゃないかと思います。

だから、今でも、時折ゲームをやって、そのあたりの感覚を忘れないように
しておく必要があるから、PS3もwiiも、買って無駄なことはない、
ということを、ここでかみさんに強く主張したいと思います。はい。


そんな、かみさんが書く我が家の昨日のネコブログ。
啓介、防虫剤になる、の巻。ホント、どこでも入っていくんですよ。
 → http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/200902140000/
 
 


★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!

 → http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html