おはようございます。水野です。

本題に入る前のお知らせであります。

来月の7月18日に、「高品質セミナー作成講座」を
開催いたします。

セミナーを開催されていらっしゃる方、研修講師の方、また、
自社内で講師を内製化しようとお考えの教育担当者の方で、


 ★ 受講者の成長を促すことを本気で考えている方


は、是非ご参加ください。

詳しくはこちら

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今日は、テレビで見たCMで、思わず唸った
コピーについて、お話ししたいと思います。


では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 恐ろしい夏の思い出づくり
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昨日、仕事から帰ってきて、かみさんがつけていたテレビを
たまたま見ていたら、非常に面白いCMを見つけてしまいました。


それは、東進ハイスクールという、予備校のCMです。

その予備校にいる講師の人たちが熱く語っている姿が印象的で、
ふっと見入ってしまったんですね。

そしたら、その後に出てきたテロップに、思わず釘付けになりました。

それは、画面いっぱいに埋め尽くすテロップで、こう書いてありました。



  夏の思い出をつくろう。

  死ぬほど勉強したという思い出を。



いやあ、もうメチャクチャしびれましたね。

最高のキャッチコピーだなあ、と思って、
後先考えずに、メルマガのネタはこれだと決めて
今こうして書いているのであります。

さて、このあと何を書こうかな……
 
 
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  ● 死ぬほど何かをやってみよう
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この言葉を聞いたときに、ふっと思い出した事があります。

それは、私が高校1年の時のこと。

私は合唱部にいたのですが、性格が悪く、部内でも浮いていて
なおかつ、声が大きいのに歌が下手、ということで、合唱部の
完全なお荷物になっておりました。

先輩たちの間では、

「あいつは退部させた方が良いかもしれないな」

という話をされていたとか。

私自身も、そのことはうすうす気が付き、自分をどうやって
この部内で生き残ることが出来るかを考えました。


通常、高校の合唱部では、学校の先生が指揮をするもの
なのですが、うちの学校は、生徒が指揮をしていました。

ちょうど私が1年の時、3年の先輩が指揮を振っていたの
ですが、9月のコンクールが終わった段階で、受験に専念
するということで引退し、指揮台が空席となることが解りました。

そこで私は、


「指揮者をやればいいんじゃないか」


と立候補。

とはいえ、指揮なんて何にも知らないし、今まで数ヶ月の
先輩の指揮の見よう見まねだけでやっていくことなど出来ません。

かといって、先輩を頼るわけにも行来ませんよね。

受験で忙しいと言うこともありますが、なにより、
私をクビにしようとしていた人たちですから。


だから、自分だけで何とか頑張って、認めてもらわないと
いけないと思った訳です。

ちょうどそんなとき、学校から電車で二駅先にある
本屋で、「指揮法」の本を発見しました。

値段は五千円。30年前の高校1年生にとっては、
購入するには絶望的な金額でした。

さらには、電車賃すら払えないような貧乏学生。


だから、もう仕方ない、ということで、学校が終わってから
毎日、片道10キロの道を歩いてその本屋に通い、お店が
閉店となる夜9時までその本を読み、また10キロ歩いて
変えるという毎日を続けました。

週末は、朝から本屋に行き、丸1日ずっと立ち読みをして、
指揮の技術を頭にたたき込み、そして、往復の道のりで、
その技術を実践していきながら体にたたき込んでいきました。


また、指揮者は楽譜を読めなければいけないのですが、私は
楽譜を素早く読むことが出来ないので、自分が担当する曲を
カセットテープに録音し、何十回も聞きながら、音譜の
ひとつひとつを暗記していきました。

さらに、指揮者にとって一番大切な仕事である、曲想を考える
ということもやらなければいけません。

聞く人が「なるほど、そういう解釈があるのか」と思えるような
歌の世界観をイメージづくり、それを音楽としてどう表現していくか。

とにかく、やらなければいけないことは山ほどあり、
全てが自分にとって始めてやることばかり。


このとき、私は死ぬほど指揮というものに取り組んでいたと
思います。

実際、授業中もこっそり楽譜を開いていましたし、
指揮をするときの腕の筋肉の使い方を身に付けるために、
常に腕を振り続けていましたし、家に帰れば、朝まで
練習と暗記と曲の構想を練ることに使っていましたから、
寝不足で気を失いそうにもなりました。


そんな生活を1ヶ月やってきて、最終的にはその努力と
成果が認められ、晴れて指揮台に登ることが出来ました。

これが私の、死ぬほど指揮者に取り組んだ、
夏の思い出なのであります。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

   あなたの、死ぬほどなにかに取り組んだ思い出はなんですか?

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この思い出、実はほんの数年前まで、すっかり忘れていたんですよね。

でも、講師の仕事を始めてから、自分の棚卸しをしたときに、
この思い出が、今の自分にとって大きな影響力を持つことが
わかったんです。

勉強だって音楽だって、何でもいい。

なにかに、死ぬほど取り組んだ経験は、のちの自分の人生に


 ★ 何か取り組むときに必要な自信


を与えてくれると思うのです。

さらに言うなら、


 ★ ここ一番で踏ん張りきる力


も与えてくれると思うのです。


何でもいいと思います。人生の中で、一度で良いから、


 ★ 死ぬほど何かに取り組む思い出づくり


をしておくと、その後の人生の広がりが、大きく変わって
来ると思います。

もしあなたがまだ死ぬほど何かに取り組んだ経験がないならば、
今のあなたがいくつであっても関係ありませんから、ぜひ
今から死ぬほど何かに取り組んでみてはいかがでしょうか。


やるだけの価値は、あるはず。


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  ● 編集後記
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先週末にクラッシュしてしまった事務所のパソコン。

ようやくほとんどの仕事が出来るまでに復活しました。

いやはや、普段からいろんなソフトを使っていて、
かなりマニアックな使い方をしているものもあったんで
結構インストールが大変でした。


しかし、今はもう、ほぼ以前と変わらずに使える様になり、
なおかつ、わけわからないソフトを色々入れていたため
動作が遅くて困っていたんですが、ゼロから必要な
ソフトだけを入れ直したので、動作も早く、快適になりました。


あとは、遅れてしまった本の原稿納品スケジュールを、
どうやってリカバリーするかですが、こっちはなりやばい(汗)。

編集者さん、今しばらくお待ちくださいませ。


さて、我が家の昨日のネコブログ。
かみさんがうなされると、起こさなきゃいけないんで大変ですわ。

 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20090624.html
 
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書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。

そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
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そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。


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