おはようございます。水野です。

本編の前に、新しいセミナーのお知らせです。

講師、コーチ、コンサルタントの方で、セミナーを
軸においたビジネス展開を考えている方向けの、
マーケティングセミナーのご案内であります。

私自身、長年やりたいと思っていたセミナーですが、
なかなかこれは、という人に出会えずにいました。

しかし、ついに、

「この人のマーケティング手法なら皆さんに紹介できる」

という人と出会うことが出来ました。

セミナーの企画と集客に頭を悩ませている方は、
まずはこちらのサイトをご覧下さい。

http://sp.m-stn.com/seminar/kitano/pre/?sid=3t


さて今日は、人から貼り付けられたレッテルが嫌で、
はぎ取りたいと思っている方に向けてのお話です。

では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 俺は野球ロボットじゃない!!
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昨日のメルマガでも取り上げました、「巨人の星」。

昨日は、最初で最後に愛した女性、日高美奈さんとの
別れのエピソードをお話ししました。

今日のお話は、美奈さんと出会う前のお話です。

実は、美奈さんと出会う前、飛雄馬はある悩みを抱えていました。

それは、自分自身が歩んできた今までの人生を見て、


  「おまえはただの野球ロボットだ!」


と言われてしまったことに端を発します。

それを言ったのは、大リーガーであり、日米野球で
飛雄馬との対戦に敗北を喫してしまった、オズマ選手。

オズマ選手も、幼い頃から球団に雇われ、以来15年間、
野球のためだけの訓練をさせられてきた、まさにこちらも
野球ロボット。

そのオズマから、飛雄馬は、ただの野球ロボットだと
言われてしまったのです。

その言葉を否定したくとも、否定できなかった飛雄馬は、
オズマが日本にやってくることを知り、自分はおまえとは
違う、ということを見せつけてやるのだとばかり、
人間らしく生きようと決めたのでした。

まずは、球団との給料交渉で、提示額6割アップを蹴り
金銭欲があることこそ、人間らしさであると10倍アップを要求。

さらに、長屋住まいをしていた、一徹と明子に対して、
マンションに引っ越し、もっと人間らしい生活をしようと
提案。

一徹には鼻で笑われたものの、明子を連れ出し、一緒に
都内のマンションに住むことに。


さらに、テレビ番組で知り合った、人気美女ブループ
「オーロラ三人娘」のメンバーの一人、橘ルミとつきあう
様になり、デートのために車の免許も取ろうと言い出します。

さらには、ゴーゴークラブ(ここら辺、時代を感じますな)
に通ったりといった状態で、飛雄馬は、同世代の若者が経験
していることにのめり込んでいきます。


それは、野球ロボットと言われたことを否定し、自分にも
人並みの青春時代というものがあると、お前と俺とは違うと、
オズマに言ってのけるための行動でした。
 
 
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  ● 他人から貼られたレッテルをはぎ取りたい人へ
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誰かから貼られたレッテル。

それが気に入らない場合、人はそのレッテルをはぎ取ろうと、
躍起になってしまうものです。

しかし、


「自分はそういう人間じゃない!」


という気持ちだけで、行動してしまうと、どうにもピント外れな
行動を取ってしまいがちです。

今回の飛雄馬の行動は、まさにこのピント外れそのものでした。

野球以外の人生がないということを指摘され、だからロボットだと
決めつけられたことにより、そのロボットという言葉を否定するために
野球以外のことをやろうとする。

まさにこれは、


 ■ 相手の考えを否定するためだけの考え


であり、つまりそれは


 ■ 自分のために、全くならない考え方


といえるのではないでしょうか。

大切なことは、


 ■ 自分はこういう人間じゃない、という行動を取る


ことではなく、


 ★ 自分は、こういう人間である、という行動を取る


ことが重要なのでしょう。

他人の評価に対し、いくらそうじゃないと言うことを
言葉や行動で示しても、おそらく納得などしてくれは
しないでしょう。

その他人の評価を変えるためには、

 ★ 圧倒的存在感で自分という人間を見せる


ことしかできないのではないかと思います。

で、そのためには、相手の考えを否定する行動を取るのではなく、


 ★ 自分のあり方を決め、その行動をとり続ける


ことしかないのでしょう。

もしあなたが、人から貼られたレッテルをはぎ取りたがって
いたら、野球ロボットと言われた飛雄馬のようになっては
いないか、振り返って見た方が良いかもしれませんね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ

  自分は、こういう人間じゃない、という行動を取るのではなく
     自分は、こういう人間である、という行動を取ろう

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さて、軸足がぶれまくった飛雄馬はその後どうなったか。

その後、飛雄馬は、巨人軍毎年恒例の宮崎キャンプに入りました。
そこへ、後から仕事にかこつけて追ってきたルミがに遊びに来ます。

浮かれ加減の飛雄馬に、バッテリーの伴宙太が、カッとなって
強めのボールを投げ返します。

ルミに気を取られていた飛雄馬は、そのボールを取りそびれ、
グラブにはじかれたボールは、観客席に飛び込み、松葉杖を
ついていた少女のうでに当たってしまいました。

その子の付き添いをしていたのが、日高美奈。
飛雄馬は、彼女に謝り、そして、

「よそに気を取られていて、つい……」

とつぶやきます。

それを聞いた美奈は、強烈な平手打ちを飛雄馬に浴びせます。

驚いた飛雄馬。しかし、悪いのは自分だと、その子を背負い、
美奈の勤め先まで連れ添って帰りました。

そこは山奥の診療所。ほとんど人のいない場所で、自分と同い年の
美奈は、粛々と働いていました。

飛雄馬は驚きます。

野球ロボットとはいえ、その向こうには栄光や名声がある飛雄馬に
比べ、美奈は、誰に知られることもなく、山間の診療所で、村人たち
に尽くしている。

それが、それが美奈の青春なのだ。

ここで飛雄馬は自分の青春というものの考え方の浅はかさ、
甘さを知り、心を入れ替えます。


そう。

どう思われて生きるか、ということを気にしながら、
生きていくよりも、もっと良い生き方は、


 ★ 誰に何を言われても動じずにありたい姿を求めて生きる


ことの方が、重要なことなんですよね。

普通の人間がやっていることを自分がやっていないのを
気にするのではなく、自分のやっていることに、どこまで
気高い気持ちを持って取り組むことが出来るか。

そういう気持ちを持つことが出来たら、人からいくらレッテルを
貼られても、それに対してどうこう思わないんでしょうね。

私もまだまだ、他人から貼られたレッテルを気にしてしまいます。

ここは、美奈さんを見習って、自分の仕事をもう一度見つめ
直し、気高い気持ちを持って目の前のことに取り組んでいこうと
思います。

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  ● 編集後記
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ちょっと気の毒な話ではありますが、思わず笑ってしまった
書き込み。



臨月に入った、ある奥さんが電車に乗った時の出来事。

上品な紳士に席を譲られ、お礼を言って座りました。

その紳士が下車する一瞬、紳士の着るスーツの襟に付いた、
見覚えのある社章に気付きました。

「主人と同じ会社だ」

帰宅したご主人に事の顛末を話しました。

奥さんから聞いた背格好から推定し調べた結果、
顔見知りの、別の課の課長さんである事が判りました。

課長さんは

「ああ、君の奥さんだったのか。こんな事もあるんだねぇ」

と言い、この偶然について驚いていたそうです。


3ヶ月後。

課長さんの自宅に、奥さんの名前で一通のハガキが届きました。
赤ちゃんの写真が印刷され、その横にはこう書き添えられていました。

「その節は、ありがとうございました。この子は、あの時の子供です」

その日、課長さんの家は、大変な修羅場と化したそうです。



さて、昨日の我が家のネコブログ。
あつみ♂、首長すぎ(笑)。
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20090928.html
 
 
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基本的に毎日書きためをせずに書いております。

新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。

そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。


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